糠沢小ニュース

糠沢小の日々

★★糠沢っ子の「輝いている姿!」―毎日の学習にて―

11月も残り僅かになり,第2学期のまとめへ入ります。11月の中旬からスタートしました「子どもたちを対象とした教育相談」も,今月で終了となります。12月から「保護者の方を対象とした個別懇談」がスタートします。

糠沢小学校では,「子どもの学ぶ権利が一人残らず保障される学校」を目標に,全教職員が一人一人の子どもたちへ「関わり合い」と「つながり合い」を大切にするとともに,子どもたちの「目標や夢」を実現できるよう日々の授業実践の質的向上を目指しています。その一つが,現職教育です。普段の授業以外に,外部講師(本宮市教育委員会指導主事の先生,県北教育事務所の先生など)を招聘した「授業実践研究協議」を進めてきました。外部講師の方を招聘した「授業実践」は,11月末で最終となりました。1年生から6年生までの全学年にて授業実践研究を推進し,子どもたちの「学び」を保障するために全力を上げて取り組んで参りました。毎回,素晴らしい授業実践が展開され,外部講師の先生から「称賛のお言葉」を頂くことが多くありました。感謝申し上げます。これらの成果が,日々の学習や活動の中で「輝いている糠沢っ子」として確認することができます。大変うれしいことです。

<日々の学習や活動の様子から>



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★★糠沢っ子が「自分に勝つ!」と主張―リハーサルにて!―

11月24日(金),全校朝会があり,校長の講話を行いました。次に,今月の26日(日)に開催されます「少年の主張」に参加する代表児童の発表を全校児童の前で行いました。初めは,緊張していましたがだんだん「主張」する内容について発表が進み,「自分に勝つ!」ために,あきらめず最後まで挑戦したり積極的に関わったりしながら,キャプテンとしての責任を果たしたいと「決意」を表明しました。素晴らしい発表でした。

本番は,今月の26日(日)午前10時「サンライズもとみや」にて,市内の小学校から7名,同中学校から6名,そして高校生が1名発表を行います。毎年,「少年の主張」を参観していますが,子どもたちのしっかりとした考えや発表が「心に沁み」わたります。さらに,多くの参加者のもと,本宮市における「青少年健全育成の推進」を強く感じます。

今回,糠沢小学校から代表として「少年の主張」へ参加された糠沢っ子に,26日の当日,応援に参加されたPTAの皆さんと共に大きな拍手と称賛の声を贈ります。

<体育館にて発表> 11月24日(金)※リハーサルです。


<主張の内容> ★11月26日の本番で,発表予定の内容です。
「ぼくとハンドボール」
                           糠沢小学校6年
 ぼくの兄弟は,全員ハンドボールをやっています。父がハンドボールをやっていることもあり,小さい頃からハンドボールの大会や練習を見ることが多く,兄達は自然にハンドボールを始めたそうです。ぼくは,生まれた頃から,家にハンドボールが転がっていて,兄達に遊んでもらっていたし,試合を応援することも多く,幼稚園の頃には迷うことなくスポーツ少年団の練習に参加していました。小さい頃は,ただただボールを追いかけて走ることが楽しかったし,早く試合に出たいとばかり思っていました。
六年生になり,ぼくはキャプテンという立場で,みんなを引っ張っていかなければならない存在となりました。もちろんハンドボールは好きだし,楽しいけれど,それだけではだめで,どうやったら試合に勝てるか,チームのみんなの力をどうやったら合わせていけるかを考えていかなければなりません。
それなのに,この前の試合の時,チームのメンバーにパスを渡さず,自分で突っ込んでいってシュートをし,失敗してしまい,みんなに迷惑をかけてしまいました。その時,監督に,
「周りを見ろ。」
と指導されました。キャプテンとしての仕事ができていない自分を反省しました。
そんなぼくに,キャプテンとしての見本を見せてくれたのが,高校生の姉です。姉は,この夏に,県大会で優勝し,地元開催のインターハイに出場しました。その試合を応援に行きました。試合では,開始すぐにマンツーマンでつかれて,自分の動きができなかったけれど,それでもチームのために,誰よりも声を出し,なんとか流れを作ろうと,最後まであきらめない姉は,本当にかっこよかったです。
中学生の兄も,ぼくのあこがれです。兄は本宮一中でハンドボールをやっています。スポ少の時から一緒にやっていて,やっぱりうまいなあといつも思っていました。
ぼくは,姉や兄の大会の応援に行くたびに,上手なプレーを見ることができ,キャプテンとしてがんばっている姉や兄を見習わなくてはならないと思います。その反面,自分に大きなプレッシャーがかかり,不安になってしまうことがあります。何がプレッシャーかというと,「結果」です。兄も姉も,たくさんの結果を残しているからです。ぼくも,本宮一中に進学して,ハンドボールをやりたいと思っていますが,はたして,兄達のような結果を残せるだろうか,と不安になってしまいます。両親の期待に応えられなかったらどうしようと思ってしまい,
「ぼくが,中学校で全然勝てなかったらどうする?」
と,母に聞いてみたことがあります。すると,母は,
「晄が一生けん命がんばれば,それでいいんだよ。結果はあとからついてくるもの。それに向かって,晄ができることをがんばればいい」
と,言ってくれました。ぼくはちょっぴり安心しました。周りと比べたり,周りのせいにしたりするのはやめようと思いました。逆に,小さい頃からハンドボールの中で育ってきた環境に感謝しようと思いました。ぼくが上手にできない時,父はいつもやさしく教えてくれます。兄や姉もアドバイスをくれます。母は応援してくれます。かわらなければならないのはぼくです。試合で負けると,「ぼくはやっているのに,まわりができない」と,キャプテンなのに,心のどこかで人のせいにしている自分。「どうせぼくは背が小さいから」と,身長のせいにしている自分。言い訳ばかりして努力をしていない自分。この自分の弱い心に勝つことがぼくの目標です。
父と兄と姉が教えてくれるハンドボールと,心の強さを高められるように,「結果」だけではなく,失敗に負けないで,兄や姉の姿を目標に,自分ができることから努力していこうと思います。
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★★糠沢っ子の「ふるさとを守る!」―糠沢地区防災訓練!―

11月19日(日),第10回糠沢地区自主防災訓練が糠沢小学校体育館並びに,糠沢小学校校庭にて実施されました。糠沢小学校からも校長が,糠沢っ子の「ふるさと」を守る自主防災訓練に参加しました。糠沢の各区長さん,各区住民の皆さん,南消防署,日本赤十字奉仕団,婦人会,消防団,婦人消防団,防犯協会,交通安全協会,新生会,糠沢地域づくり協議会,糠沢小学校など,多くの方が参加されました。あの「3.11」から約7年になり,各地で防災訓練など進められています。人間の「命」を守るために,一人ではなく相互の「関わり合い」の強さにより災害から身を守ることができるものと考えます。糠沢地区自主防災訓練は,平成29年度で第10回を迎えました。

 まず,防災に関する講話がありました。

 次に,救急救命講習会がありました。

 それから,避難訓練がありました。さらに,煙幕の中の避難体験,バケツリレーによる消火体験,消火器による消火訓練,そして緊急時の「炊き出し訓練」が行われました。



  今回の自主防災訓練に参加させていただき,糠沢地区の皆様方の「固い絆」を実感しました。素晴らしい訓練でした。このような訓練を積み重ねることにより,糠沢っ子の「ふるさと」を守ることへつながるのではないかと考えました。感謝申し上げます。

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★★糠沢っ子が「人権を考える!」―「いじめ防止」―

11月21日(火),今日も「全員(出席率100%)」が登校しました。今回,人権擁護委員の皆様方にご来校いただきまして「人権教室」を開催したしました。テーマは「いじめ防止」についてで,5年生の子どもたちが「人権尊重」に関する内容を学びました。3名の擁護委員の皆様方より①人権擁護②いじめ防止③人権標語について,それぞれご説明とご指導がありました。丁寧にご説明をして頂き,子どもたちも真剣に考えたり発表したりしていました。糠沢小学校では,「いじめ防止の呼びかけ」や「いじめ防止の具体的な内容」を,各学級や廊下等に掲示しています。特に,4月の全校集会にて,校長講話の一つで「いじめ ぜったい だめ!」という題名で講話を行いました。今回は,人権擁護委員の皆様方により,丁寧なご説明と資料等の活用により,「いじめ防止」を学び,「いじめ」に立ち向かっていく決意をしました。

<人権擁護委員の皆様方から> 11月21日(火)




<校長講話より>

4月21日(金)今年度最初の「全校朝会」を実施しました。今回は,校長の第1回講話として,「いじめ ぜったい だめ!」のテーマのもと,全校児童へ伝えました。今までも「いじめ」は,「いつ・どこで・だれにも」起こりうるものとして,糠沢小学校で「いじめ防止」に努めてきました。糠沢小学校だけではありません。本宮市内,福島県内,日本中どこでも「いじめ防止」に全力を挙げて取り組んでいます。本宮市教育委員会では「いじめゼロ」を目標として,教育委員会,幼稚園,保育所,小学校,中学校など関係機関で共通認識のもと,「いじめゼロ」の実践を進めています。そこで,改めて,全校朝会にて校長の講話「いじめ ぜったい だめ!」を伝えることにしました。「ゼロ」は勿論ですが,「いじめ」を許さない学校・子ども・教職員・保護者・住民の皆様方と「協働体制」にて進めていきたいと改めて,決意いたしました。

【校長の講話より】4月21日(金)全校朝会にて


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★★糠沢っ子が「思う存分!学び合う!」―5年「算数科」―

 11月20日(月)第9回授業研究が5年教室にて,算数科(デジタル教科書も活用)の授業が行われました。講師は,いつもご指導を賜っております本宮市教育委員会指導主事の佐藤先生にご依頼申し上げました。今までも,佐藤先生から毎回,授業実践に活用できるアドバイスを頂き,心より御礼申し上げます。そのご指導により,糠沢小学校の学校経営や現職教育の重点目標「夢中になって学ぶ子どもたち」を育てることへ,着実に「一歩一歩進んでいる」ことを実感できます。

 今回は,「四角形と三角形の面積」の学習で,「いろいろな四角形の面積の求め方」に関わる内容を学びました。その中でも,「台形の求積」について既習事項(等積変形・倍積変形)を活用しながら,既習の方法「長方形の求積・平行四辺形の求積・三角形の求積」へ考え方を帰着させる「学び合い」により,「台形の求積」を話し合いました。子どもたちは前時までに「筋道立てて考えを表現する方法」として,「長方形平行四辺形三角形公式」などを十分に活用しながら,説明や検討をしてきました。これらの活動は,本時でも見られ,台形の求積を,「2つ合わせると平行四辺形,一部の移動(長方形)など」の方法を駆使して導くことができました。

これらのまとめを「ジャンプ問題」で適用する場面を通して,多様な考え方で「台形の求積」が確実にできるようになりました。さらに,学習のプロセスでは,「思う存分に学び合った!」という表情を伺うこともできました。素晴らしい子どもたちです。

<授業の様子>




 後半は,先生方とご指導の先生により,今回の授業を振り返りながら,テーマに迫る話し合いを進めました。ご指導では多くの称賛を頂くと共に,よりよい授業となるよう事例を紹介して頂きながら,明日からの「算数科授業」へ役立つご指導を頂きました。毎回,丁寧なご指導に感謝申し上げます。

<事後研究会の様子>

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