糠沢小ニュース

2017年2月の記事一覧

171名の成長・頑張りを参観いただきました

 2月24日(金)、今年度最後となる授業参観、そしてPTA総会、学年懇談会が行われました。

 授業参観では、工夫を凝らした内容・発表で、子どもたち一人一人の1年間の成長を見ていただくことができたかと思います。また、どの学年の授業も子どもたちが生き生きと学習・活動・発表に取り組む姿が見られたことと思います。

     
 多くの学年で発表のあった「この1年間でできるようになったこと」「感謝の気持ちを伝えよう」では、一人一人に活躍の場があり、真剣な眼差しで自信をもって発表しており、見ていてほんわかした気持ちになりました。
     

 その後のPTA総会には、たくさんの保護者の方にご出席いただきました。大変ありがとうございました。総会では、校長からのあいさつの中で、学校評価に関するアンケートの結果について説明がありました。本校の子どもたちは、規範意識が高く、やさしさや思いやりがあること。友達と仲良く生活できているというお話がありました。また、学校だよりや学級通信、ホームページ等を通した情報発信、家庭や地域との連携、子どもたちの心の教育にかかわる内容項目について高評価であるというお話がありました。他にも、家庭学習の習慣化、体力向上、早寝・早起き・朝ご飯等については、家庭との連携・強化を図りながら一緒に考え、継続・実践していくことで、90%台を100%にできるようにしたいというお話がありました。今度とも保護者の皆様のご理解とご協力をいただきながら、一人一人にきめ細やかに対応していきたいと考えます。

    
 総会後の学年懇談会では、お子さんの成長や頑張りを共有することができ、大変実りある一日となりました。今年度は間もなく終わりを迎えますが、今後も積極的に情報を発信し、保護者や地域の声を聞き、協力を得ながら開かれた特色ある学校づくりを、職員一丸となって進めていきます。

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鼓笛移杖式へ向けて

 卒業・進級まで、登校日を数えると18日あまりとなりました。

3学期に入ってから、4・5年生は6年生のお兄さんやお姉さんたちに教えてもらいながら、新鼓笛隊でのパート練習を進めてきました。

 22日(水)は、最初の全体練習の日でした。「ドラムマーチ」「校歌」「恋するフォーチュンクッキー」と、パートごとに練習してきた成果を演奏や動きで見せてくれました。まだまだ6年生たちの演奏には追いつけませんが、初めて全体で合わせたにもかかわらず十分な演奏をきかせてくれ、ひと安心といったところです。
     

 鼓笛移杖式は、6年生を送る会の中で行われます。今までいろいろとお世話になった6年生のみなさんに感謝の気持ちを込めた思い出に残る時間となることと思います。そして、これまでの先輩方がつないできた「鼓笛」という歴史と伝統を心で感じ、4・5年生はひと回りもふた回りも大きく成長していくことと思います。


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本校教育の3本の矢の一つ・・・「元気な子」

 2月上旬、低・中・高学年に分かれて「なわとび大会」が開催されました。大会が終わった後も、子どもたちは一生懸命になわとびを続けています。担任の先生方が、各学年で話し合いをし、きちんと目標をもたせ、一緒に外へ出で子どもたちを見守っているからこそ、朝や業間の時間にこうしてすぐに外へ出て練習をしようと頑張ることができるのだと思います。

 先日は、小雪がちらつく中、なわとびを頑張っている子どもたちの姿に感激しましたし、4月から続けてきたマラソンで、完走証をもう一枚もらおうと、今でも頑張って走っている姿にもうれしくなりました。
   

 本校では、寒い時期の運動への意欲付けを図る取組の一つとして、なわとびに親しませ、持久力の向上、なわとびの技能の向上を目指しているわけですが、十分にそのねらいが達成できているのが分かります。

 今後も、このなわとびに限らず、継続して活動する(頑張る)目標を立てさせ、本気になって努力する中で成果を実感させ、一人一人に達成感・成就感を味わわせ、子どもたちの我慢強さ・耐性づくりに努めていきたいと考えます。


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小中連携・・中学校の先生による出前授業「英語」・・

 2月16日(木)、6年生が進学する白沢中学校の英語の先生をお招きし、出前授業を行っていただきました。これは小中連携の一つとして毎年行っている学習で、今回はさらに、「つなぐ教育」推進事業を受け、福島大学人間発達文化学類教授の佐久間康之先生に参観いただき、研修を行いました。

 今回の6年外国語授業では、「できる」「できない」という表現に慣れ親しむことが学習のねらいでした。キーワードゲームやかるたゲームを通して、cancantを使って、「できる」「できない」を聞き取り楽しく学習する子どもたちでした。授業中、終始笑顔いっぱいで、発音を注意深く聞いて活動する姿が印象的でした。

   

 授業の最後には、白沢中学校の生徒の授業風景を映像で見せていただきました。1年生の授業の様子を見せていただきながら、「1年後にはこんな姿になっているんだよ。」の言葉に、期待に胸を膨らませて授業が終わりました。

 授業後の研究協議会では、福島大学教授の佐久間康之先生より、小学校英語の教科化へ向けての講話がありました。2008年度に小学年生を対象に外国語活動として小学校の英語教育が始まり、2011年度に「小学年生から必修」となったこと。そして今後は、さらに低学年化され、2020年度には「小学3年生からの必修化」「小学5年生からの教科化」になることなど、これからの小学校英語を取り巻く状況等も教えていただき、大変実りある研修会となりました。
   

 6年担任の佐々木先生と白沢中1年英語科担当の坂本先生の授業を通して、授業者のかかわり方や支援で、こんなにも子どもたちが楽しそうに生き生きと学習できるものなのだと再確認しました。そして、まずは教師自身が授業を楽しむことが、どんなに大切かを改めて感じる良い時間となりました。

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茶道体験により“わび”“さび”を実感 

 2月15日(水)、生涯学習センターのご協力のもと、野地照代先生、登梛ミサ子先生をお招きし、ボランティアの方々にご協力いただきながら、糠沢集落センターにおいて6年生が茶道体験を行いました。

 昨年度までの様子を担任から聞いたり、茶道の道具や資料を基にしながら事前学習を行ったりしたことで、どんな学習になるのか期待に胸をふくらませながら体験が始まりました。

    

 最初に、お茶の歴史は古く、最初は薬として用いられてきたこと。そして、茶道に用いる様々な道具一つ一つを説明していただきました。

 また礼儀作法として、お辞儀の所作も教えていただきました。所作には「真」「行」「草」があり、「真」は最も深くていねいなお辞儀、「行」はお礼などのお辞儀、「草」は一般的な会釈のお辞儀であることなど、茶道でお点前をいただく時の所作も教えていただきました。  
    

 主人や客人をそれぞれ体験しながら、日本伝統文化の一つ「茶道」の奥深さでもある“わび”“さび”に触れる体験をさせていただきました。凜とした静寂な雰囲気の中でお茶をたてる体験やいだだく時の作法など、華美ではない「静」の中にみられる優雅な「動」を実感させていただきました。また、茶道の歴史やおもてなしの心など多くのことを教えていただき、茶道の魅力に触れる時間となりました。

 茶道体験後、子どもたちは、「とても貴重な体験ができた。」「茶道に興味をもった。」「機会があったらまた体験してみたい。」と感想を述べていました。
    

 6年生にとっては、卒業まであと25日。素敵な思い出として、心のアルバムに新たな1ページが刻まれたことと思います。

 野地照代先生、登梛ミサ子先生を始め、ボランティアや生涯学習センターの方々には、この会をコーディネートしていただきまして誠にありがとうございました。皆様方のご協力で充実した学習ができました。



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