糠沢小ニュース

2017年1月の記事一覧

昔遊びを体験したよ

 24日(火)、1・2年生合同の生活科の学習で、昔遊びの会を行いました。15名もの学校支援ボランティアの方々をお招きし、「こま」「お手玉」「おはじき」「けん玉」「まりつき」「あやとり」の6つの遊びを教えてもらいながら体験しました。

 これらの昔遊びの遊び方を初めて知る子も多かったわけですが、ボランティアの方がやさしくていねいに教えてくれたおがけで、とても楽しい時間を過ごすことができました。 
   
   

 近年、こういった昔からの伝承遊びは、こういう機会でないと体験することは少なくなってきています。昔は、遊びの集団の中で年上から年下へと伝え、教えてあげたり教わったりすることで人との触れ合いを自然と身に付け、社会性を学んだものでした。

 今回、ボランティアの方々との昔遊びの交流を通して、「指や手を動かす」「頭を働かせる」「体を動かす」「友達と関わり合う」など、昔遊びのよさを小さい子ながらも感じたようでした。

 この会をコーディネートしていただいた生涯学習センターの佐々木さん、ボランティアの皆様方のご協力を得て、充実した学習ができました。ありがとうございました。

   

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昭和63年度卒業生より御寄付をいただきました!

 昨日24日(火)、今年、男性の本厄になる昭和63年度に、まだ白沢村立であった糠沢小学校を卒業された代表の方が来校され、母校のために役立ててほしいと、学校へ寄付をいただきました。

 去る1月2日、三春馬場の湯「三ツ美(みつよし)屋」で同級会を行った際に集まった寄付金だそうです。

 昭和63年4月から昭和64年3月までといいますと、昭和から平成に変わった年度に卒業したということになります。職員室がある東校舎の完成が昭和59年2月ですから、木造の旧校舎と今現在の本校舎を知っているということになります。余談ですが、西校舎は平成11年2月に完成しております。

 なお、今回お見えになった卒業生代表の森さんたちが、小学校6年生当時に卒業記念として制作した作品が、東校舎の職員玄関脇の壁面に飾ってあります。
   

 気持ちのこもった寄付金は、子どもたちのために有効に使わせていただきます。ありがとうございました。


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わたしたちにできること

 3学期始めから児童会JRC委員会が中心となり、全校生や各家庭へ呼びかけ、書き損じのハガキを集める活動をしてきました。

宛先や文面を間違えて出せなくなってしまったハガキや買ったけれども使用しなかったハガキ、年が過ぎてしまったハガキなど、139枚が集まりました。先日、福祉協議会へお渡ししました。
 
集められたハガキは、まず切手シートへ、そして切手シートから現金化され、カンボジアやウガンダなどを中心として、世界の子どもたちの笑顔のため使われるそうです。資料によりますと、ハガキ70枚も集まると、150世帯の家庭で考えた場合、野菜の種などが2か月分も購入できるのだそうです。

 持ってきてくれた1枚で、世界の人を笑顔にできるこの事業にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

 本校では、これからも周りのことを考え、思いやりの気持ちをもち、自分ができることは協力しよう、支え合おうという一人一人の子どもたちの気持ちを大事に育てていきます。

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おいしい給食いただきま~す!

 20日(金)、本校に隣接する糠沢幼稚園の年長ひまわり組17名を招いて、給食試食会を行いました。これは、来年度入学予定の園児を招待し、小学校へのプラスイメージや安心感がもてるようにしようと取り組んでいるものです。

 この日の給食メニューは、ごはん、ポークカレー、りっちゃんサラダ、フルーツヨーグルト、牛乳でした。「りっちゃんサラダ」というのは、小学1年国語の教科書のお話に出てくるメニューです。りっちゃんという女の子が、病気のお母さんのために作り、これを食べたお母さんはたちまち元気になったというサラダです。

 ひまわり組さんのみんなは、1年生と向かい合い、「おいしい」と言いながらうれしそうに給食を食べていました。一足先に小学校の気分を味わえたひまわり組さんでした。 
 
  

   

 本校ではこれまでも、生活科のおまつりには園児を招待。逆に幼稚園から発表会に招待。学習発表会前の校内発表会を一緒に参観など、交流場面を多く取り入れることで、1年生のみんなに、お兄さんやお姉さんとしての自覚や企画準備、運営を行ってもらい、達成感・満足感を味わえるようにしてきました。

 2月14日(火)には、新入生保護者説明会があり、お家の方と話し合いをしている間、1年生は園児のみんなに、糠沢小学校のよいところや楽しい活動について紹介する会があります。


 

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夢とは自分を成長させてくれるもの・・「ユメセン」・・

 19日(木)、5年生を対象に、「夢の教室:ユメセン」の授業が行われました。

 これは、「JFAこころのプロジェクト」活動によるもので、小学校に現役又はOB・OGのスポーツ選手を派遣し、一緒に体を動かして活動したり体験談を聞いたりして、将来の夢やそのために頑張ることについて考える機会を提供する事業です。

 本校にお越しいただいた夢先生は、永田克彦先生です。
      


<永田克彦 生生とは>

◇ 日本体育大学時代に全日本学生レスリング選手権グレコローマンスタイル69kg級で優勝(2連覇)

◇ 全日本レスリング選手権グレコローマンスタイル69kg級で優勝(6連覇)

◇ シドニーオリンピックに出場し、銀メダルを獲得。

◇ 新日本プロレスのアマチュアレスリング部門「闘魂クラブ」に入団

◇ 全日本選抜選手権大会で優勝し、アテネオリンピックへ出場。

◇ 2005年には、プロ総合格闘家デビューを果たし、K‐1やHEROSDREAM、パンクラスの大会で活躍。

☞ 現在、格闘スポーツジム「レッスルウィン」を主宰し、子どもから大人まで、レスリング・格闘技の指導や講演会を行っている。 ※詳細は、オフィシャルブログ「永田克彦のレッスル日記」を!

 前半は、夢先生と一緒に、仲間と協力して行う鬼ごっこゲームを行いました。活動を通して、達成感・満足感を味わうためには、「本気になって取り組む」ことが大切であり、目標達成のためには、仲間と協力し、力を合わせる」ことが大切であることを感じた子どもたちでした。

 後半は、永田先生がレスリングへあこがれを抱き、夢をもつまでのきっかけや、夢を実現させるために目標を決め、それに向かって必死になって努力してきたことを熱く語ってくださいました。その結果として、レスリングの日本代表選手となり、シドニーオリンピックやアテネオリンピックに出場し、シドニーオリンピックでは銀メダルを取ることができたことをお話してくださいました。

        

 学習のまとめとして、夢シートに夢や夢をかなえるために頑張っていくことなどを書き込みました。数日後に、夢先生からのメッセージが一人一人に届くそうです。

 この学習を通して、子どもたちは、「夢をもつことの素晴らしさ」「チャレンジすることの大切さ」「あきらめない強い気持ち」「自分に負けない勇気」「協力・感謝の心」など、たくさんのことを学んだに違いありません。

 夢は叶う!そして、一人一人可能性を持っているんだというメッセージに心を打たれました。最後に永田先生からいただいたパワーフレーズ「夢とは自分を成長させてくれるもの」を大事に、これからの生活に生かしていくに違いありません。

 永田先生、JFAの皆様、本宮市教育委員会の皆様、素敵な時間を提供していただきありがとうございました。



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