2016年11月の記事一覧
和楽器の魅力に触れる
11月29日(火)、箏曲生田流まゆみの会の会主:上川様を始め、会員の皆様方、そして郡山都山会の武田様をお招きして、5・6年生が箏と尺八の鑑賞・体験を行いました。
生で聴く箏や尺八の音色のやさしさと強弱、曲のテンポの変化など素晴らしい演奏に子どもたちは魅了され、目を輝かせながら聴き入っていました。
演奏の後、箏や尺八の説明や魅力を教えていただいた後、大変高価で貴重な箏を弾く体験をグループごとにさせていただきました。箏は、「さくらさくら」の曲に挑戦しました。弦をはじく場所により音色が変わりとても難しかったようですが、丁寧に教えていただきなんとか演奏にすることができました。6年生は昨年の経験を生かし、上手に演奏できていました。
今回、学校支援地域本部となる生涯学習センターの協力を得て、箏曲生田流まゆみの会の会主:上川様を始め、会員の皆様方、そして郡山都山会の武田様にご指導いただきました。ありがとうございました。
子どもたちは、この貴重な体験を通して、本学習のねらいでもある和楽器のよさを味わうことができました。授業後の感想には、「箏や尺八の音色が素敵だった。」「やさしく教えていただき、音が出せてうれしかった。」「演奏するのは難しかったけど楽しかった。」などと感想を述べていました。
「学び合い」で夢中になって学ぶ子どもたち
本校では、研究テーマに「『学び合う力』を生かして活用力を育てる授業」を掲げ、「協同的な学びによって子ども同士が学び合う日々の授業」を大切に、学び合いをしながら夢中になって学ぶ子どもの姿を目指し、日々子どもたちと真剣に向き合っています。
11月28日(月)には、今年度最後となる第8回授業研究会が行われました。今回は、福島県教育庁県北教育事務所指導主事の湯田公夫先生をお招きしました。また、幼小連携、小小連携、小中連携の取組の一つとして、糠沢幼稚園や白沢中学校の先生方にもご参観いただき、3年理科「明かりをつけよう」の授業公開を行いました。
この授業は、どのようにつなげば明かりがつくのか、つくつなぎ方とつかないつなぎ方を考え、ペアや全体で学び合っていくことで、幅広い思考力をもたせながら電気回路について学んでいく学習でした。
子どもたちの興味・関心を引きつける学びがいのある学習課題が設定され、自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ子どもたちの姿が見られました。
授業後の研究協議会では、県北教育事務所指導主事の湯田先生より、授業のユニバーサルデザイン化がされている授業であったこと、脳(能)が動く「能動的な授業:アクティブラーニング」の授業であったことをお話しいただきました。また中学校の先生からもご助言いただき、児童生徒の実態や指導の在り方などについて学びを深めることができました。校種の段階の役割を再確認し、広い視野に立って授業改善を図っていく有意義な会議となりました。
勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、本授業のように、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。今回、一人一人の思考がフル稼働し、学び合いながら思考力も高まり、学びが深まっていくのが分かる授業に、各先生方は、こんな授業を実践し、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする授業公開となりました。
「シェフのおしごと」…プロの料理人の魅力に触れて
24日(木)、日本調理技術専門学校のフランス料理主任の鹿野先生と実習生の齋藤先生においでいただき、6年生に「シェフのおしごと」を体験させてくださいました。
これは、ふくしま職業体験出前講座の一つとして、本校の希望をかなえていただき実現した学習です。学習では、フォアグラのソテー、牛肉のステーキ、デザートと、フランス料理を調理するデモンストレーションや試食、講話を通して、シェフという仕事の魅力や料理作りの楽しさを教えてくれました。
目の前で料理を作る様子を見せていただいたことや様々なお話をいただいたことにより、子どもたちは、「シェフという仕事に興味をもった。」「料理などを作る人になって、たくさんの人に喜んでもらいたい。」「腕を磨くためには、料理の世界でも努力をしなければならない。」「将来は、シェフやパティシエになりたいので勉強になった。」などと感想を述べていました。
子どもたちは、心のこもった料理で人を笑顔にできるプロの料理人の素晴らしさを感じ、職業への意識を高めることができたようです。そして、サービス業=愛情業であるなど、講話も大変勉強になり、キャリア教育のねらいを達成することができました。
いただいた料理はどれもがとてもおいしくて、感動いっぱいの素敵な時間となりました。
鼓笛移杖式へ向けて動き出す!
24日(木)、新鼓笛隊を編成する4・5年生へ向けての説明会がありました。
今回の説明会には6年生も参加しました。6年生には、習得しているパートの演奏や動きを下級生に伝え、歴史と伝統を引き継いでいくという大事な役割があるからです。
4・5年生は真剣に話を聞いており、その熱心に説明を聞く態度から、糠沢小学校の鼓笛を引き継ぐという強い意志を感じる結団式ともなりました。
各楽器等の体験をした後、オーディションを経て新鼓笛隊が編成されていきます。そして、鼓笛移杖式へ向けて、毎週火曜日と木曜日の学級の時間を中心に、上級生から下級生へと、演奏や動き、楽器等の扱い方、手入れの仕方、後片付けを伝えながら、新しい鼓笛隊が引き継がれていくことになります。
歯みがき教室②<1・2年/3・4年>
24日(木)、歯科衛生士さんにおいでいただき、1・2年生と3・4年生を対象とした「歯みがき教室」を実施しました。
1年生は、お口の中の様子を鏡で確認したり、歯の役割を教えていただいたりした後、歯みがきの仕方を学習しました。2年生は、むし歯の成り立ちを学習した後、6歳臼歯の役割を知り、自分の6歳臼歯をさがした後、歯みがきの仕方を学習しました。
3年生は、自分の歯ならびを知り、それに合った歯みがきの仕方を学習しました。4年生は、3年生の学習内容に加え、おやつとむし歯の関係を知り、歯みがきの大切さやブラッシングの仕方を学習しました。
これからも、歯の健康に関心をもち、口腔を清潔にして気持ち良く生活していく子どもたちに育っていけるように、学校と家庭が一緒になって進めていきたいと思います。