糠沢小ニュース

「学び合い」で夢中になって学ぶ子どもたち

 本校では、研究テーマに「『学び合う力』を生かして活用力を育てる授業」を掲げ、「協同的な学びによって子ども同士が学び合う日々の授業」を大切に、学び合いをしながら夢中になって学ぶ子どもの姿を目指し、日々子どもたちと真剣に向き合っています。

 11月28日(月)には、今年度最後となる第8回授業研究会が行われました。今回は、福島県教育庁県北教育事務所指導主事の湯田公夫先生をお招きしました。また、幼小連携、小小連携、小中連携の取組の一つとして、糠沢幼稚園や白沢中学校の先生方にもご参観いただき、3年理科「明かりをつけよう」の授業公開を行いました。

       

 この授業は、どのようにつなげば明かりがつくのか、つくつなぎ方とつかないつなぎ方を考え、ペアや全体で学び合っていくことで、幅広い思考力をもたせながら電気回路について学んでいく学習でした。

   

 子どもたちの興味・関心を引きつける学びがいのある学習課題が設定され、自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ子どもたちの姿が見られました。

 授業後の研究協議会では、県北教育事務所指導主事の湯田先生より、授業のユニバーサルデザイン化がされている授業であったこと、脳(能)が動く「能動的な授業:アクティブラーニング」の授業であったことをお話しいただきました。また中学校の先生からもご助言いただき、児童生徒の実態や指導の在り方などについて学びを深めることができました。校種の段階の役割を再確認し、広い視野に立って授業改善を図っていく有意義な会議となりました。
       

 勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、本授業のように、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。今回、一人一人の思考がフル稼働し、学び合いながら思考力も高まり、学びが深まっていくのが分かる授業に、各先生方は、こんな授業を実践し、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする授業公開となりました。