糠沢小ニュース

★★糠沢っ子が「思う存分!学び合う!」―5年「算数科」―

 11月20日(月)第9回授業研究が5年教室にて,算数科(デジタル教科書も活用)の授業が行われました。講師は,いつもご指導を賜っております本宮市教育委員会指導主事の佐藤先生にご依頼申し上げました。今までも,佐藤先生から毎回,授業実践に活用できるアドバイスを頂き,心より御礼申し上げます。そのご指導により,糠沢小学校の学校経営や現職教育の重点目標「夢中になって学ぶ子どもたち」を育てることへ,着実に「一歩一歩進んでいる」ことを実感できます。

 今回は,「四角形と三角形の面積」の学習で,「いろいろな四角形の面積の求め方」に関わる内容を学びました。その中でも,「台形の求積」について既習事項(等積変形・倍積変形)を活用しながら,既習の方法「長方形の求積・平行四辺形の求積・三角形の求積」へ考え方を帰着させる「学び合い」により,「台形の求積」を話し合いました。子どもたちは前時までに「筋道立てて考えを表現する方法」として,「長方形平行四辺形三角形公式」などを十分に活用しながら,説明や検討をしてきました。これらの活動は,本時でも見られ,台形の求積を,「2つ合わせると平行四辺形,一部の移動(長方形)など」の方法を駆使して導くことができました。

これらのまとめを「ジャンプ問題」で適用する場面を通して,多様な考え方で「台形の求積」が確実にできるようになりました。さらに,学習のプロセスでは,「思う存分に学び合った!」という表情を伺うこともできました。素晴らしい子どもたちです。

<授業の様子>




 後半は,先生方とご指導の先生により,今回の授業を振り返りながら,テーマに迫る話し合いを進めました。ご指導では多くの称賛を頂くと共に,よりよい授業となるよう事例を紹介して頂きながら,明日からの「算数科授業」へ役立つご指導を頂きました。毎回,丁寧なご指導に感謝申し上げます。

<事後研究会の様子>