糠沢小の日々
力の限り力走した「もとみや駅伝競走大会」終わる!
昨日16日(日)、本校からも2チームが出場した「もとみや駅伝競走大会」が開催されました。本宮運動公園をスタートし、市内を巡り、ゴールの本宮一中体育館を目指して力走しました。
マラソンや駅伝などのスポーツには、よくドラマがあると言われます。走っている姿や表情からは、苦しさに何度も負けてしまいそうになったことがうかがえました。しかし、自分の心の中にいるもう一人の自分と対話しながら、1秒でも速く一歩でも前へ、自分を励まし次の走者・ゴールまで力いっぱい走ってくれました。そして、「走ること」の先にある”達成感”という素晴らしいご褒美をいただくことができたようです。
これまでの駅伝練習やこの大会を通して、子どもたちは一生懸命に走ることの大切さを学びました。そして、これからの人生において、辛いことや苦しいことがあっても、自分に負けない強い心を手にできたように感じました。
Aチームは、見事6位入賞を果たしましたが、正選手も補欠選手も、本気になって一生懸命に練習を頑張ったあの姿勢は、必ずこれからの人生の糧となったはずです。一人一人が自分に1等賞をあげられる走りができた糠沢小の子どもたちを誇りに思います。
満足のいく走りができた選手、悔しい思いをした選手、来年こそは正選手を目指すぞと決意を新たにした補欠選手、それぞれの思いを胸に大会が終了しました。
お子さんの頑張りを見守り、励まし、応援していただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
耳が不自由とは・・・ ~~手話体験~~
本校の4年生は、総合的な学習の時間、「福祉」をテーマに学習を進めています。今回は、手話サークルの「どんぐり」の皆様にご来校いただき、手話体験を通して、聴覚障がいに対する理解を深め、思いやりの心情を育てる学習を行いました。
「十二支」や「あいさつ」の仕方を手話で表現することを教えていただきました。「十二支」では、それぞれの動物のイメージから手話で表現するためにはどうすればよいか真剣に想像する子どもたちの姿がありました。手話ソングでも、夢中になって講師の先生の手話を見て表現していました。また、自分の名前を手話で覚え、講師の先生方に通じるか挑戦しました。みんな真剣な眼差しで繰り返し練習し、友達とでき具合を確かめ、先生方に見ていただきました。列に並んでいる間も、近くの友達と何度も見合うなど、夢中になって2時間の学習を終えました。
最後に、講師の先生方の趣味を紹介していただきました。障がいをもっていても、明るく前向きに、いろいろなことに挑戦している姿を学び、実りある学習となりました。
手話サークル「どんぐり」の皆様を始め、市社会福祉協議会の皆様には大変お世話になりました。
駅伝壮行会がありました!
本日14日(金)、明後日16日(日)に行われる「もとみや駅伝競走大会」に出場する選手を激励する壮行会が行われました。毎日頑張って練習してきた選手へのエールを込めた全校集会に、選手たちは、本番へ向けて決意を新たにしていました。
本校は2チームが出場します。9月からスタートした駅伝練習では、朝、業間、放課後と、より高い目標に向かい自分の心と戦いながら練習に励んできました。当日は、自分の力を思う存分出してきてほしいと思います。
「♪フレーフレー糠沢! 頑張れファイトだ 糠沢!♪」
目標をもって走っています!
本校では、体力向上の取組の一つとして、朝や業間のマラソンを奨励しています。校庭を234周走るとフルマラソンを走った距離となるため、フルマラソン完走を目指して一人一人が目標をもって頑張っています。すでに107人の子どもたちがフルマラソン完走証をもらい、2回目のフルマラソン完走を目指して頑張って走っています。来月には、校内マラソン大会も行われます。毎日の頑張りの成果を見ていただけることと思います。
平和の大切さや命の大切さを再認識しました!
6年生は、社会科で「長く続いた戦争と人々のくらし」を学習しています。その学習を充実させるため、12日(水)、本宮市生涯学習センターの方にコーディネートしていただき、幼い頃に戦争を体験した2名の講師の方をお迎えし、戦争体験講話を開きました。
昭和10年代後半、本宮にあった製紙工場あたりにB29から爆弾が投下され、たくさんの人の命(女性工員)が亡くなったこと。空襲の中での生活は、毎日が恐怖の連続だったこと。食べ物がほとんどなかったことなどを教えていただきました。
当時、赤紙をもらい戦争に出兵し、無事に帰って来られた方の遺品である「千人針」「よせがき」などを見せていただきました。家族の思いが詰まった数々の遺品を見て、『戦争は二度と起こしてはいけない』と強く思う子どもたちでした。
授業後には、「戦争の悲惨さが分かった」「平和な世の中を作っていきたい」「家族にも伝えたい」と感想を話していました。平和の大切さや命の大切さについての意識を高めることができた貴重な時間となりました。