糠沢小の日々
子どもたちの成長・頑張りを見ていただきました!
7月7日(水)の授業参観日は、親子試食会や食育講話、教育講演会、救急法講習会と、保護者の皆様にとっては慌ただしい一日となったことと思いますが、授業参観や学年懇談会を通して、お子さんの成長や頑張りを実感できる、よい機会になったのではなかったかと思います。
先生方の熱意ある授業や子どもたちが真剣に学習に取り組む姿に、お家の方も安心されたことと思います。懇談会でも、お子さんの成長や頑張りを共有できるよい時間となりました。
学校評議員会
7月7日(水)の授業参観日に学校評議員会を開催し、今年度の学校経営方針や1学期の取組の様子を紹介しました。学校だより等を活用して、1学期の教育活動を紹介させていただきました。
また、ランチルームで給食試食もしていただきました。昼食の後、各学年の授業を参観していただき、子どもたちのがんばりを見ていただきました。
この学校評議員会は、組織力を生かした「チーム学校」づくりができているか再確認する機会となりました。これからも、保護者や地域の信頼に応える、開かれた学校づくりを進めていきたいと思います。
救急法講習会
夏休みのプール開放にあたり、先生方と一緒に監視員としてご協力いただく5・6年生の保護者の方学校支援ボランティアの方を対象に、救急法講習会が行われました。
南消防署の消防士の方を講師にお招きして行われた講習会では、心肺蘇生法やAEDの使用方法を身につけておくことがなぜ大切なのかを説明していただきました。
プールでの事故はあってはならないことですが、万が一に起きてしまった場合、一分一秒を争う状況になってしまいます。そういう場に遭遇した時、助けられる命を助ける救命処置を学ぼうと、真剣に取り組む保護者の姿がありました。
情報モラル講座・・今どきの子どもたちのネット事情・・
第1学期授業参観後、教養委員会の主催によるPTA教育講演会が行われました。
福島県教育センター指導主事の高萩雅人先生をお招きして、「今どきの子どもたちのネット事情~子どもたちのトラブルと背景から情報モラルを考える~」をテーマにお話をいただきました。
講話の中では、
☞SNSにより犯罪被害に巻き込まれる事件が急増していること。
☞ネット上に潜む危険。
☞気軽な気持ちで自画撮りした画像がネット上で犯罪被害者・加害者になってしまうケース。
☞LINEによるトラブル。
☞ネット依存の現状と対策などをお話していただきました。
携帯(Wi-Fi環境で使用できる音楽プレーヤー、ゲーム機)等の所持は、メール交換による時間の浪費、望ましくない交友関係の広がり、望ましくない連帯感の醸成など、いくつもの望ましくない状況の出現をはらんでいることを痛感させられる講話となりました。
学校としましても、携帯利用に関するルール作りやフィルタリングの利用促進に努めていく必要がありますが、お子さんに携帯を買い与えるということは、犯罪加害者と出会う機会を与えることにもつながるということを、保護者と一緒に再確認する機会となりました。
親子給食会・食育講話
食育講話では、白沢中学校の関和先生をお招きして、バランスよく食べることの大切さや家庭での食育の在り方、親のかかわり方を教えていただきました。
改めて、給食の大切さや家庭での食事の大切さを知る機会となりました。
糠沢小学校の応援団が集結!!
10年以上も前から、7月第1土曜日に決まって行われる活動があります。それは、本校の歴代PTA 会長で組織される「さくら会」による恒例の草刈り作業です。
2日(土)、今年も、歴代PTA会長の方々と、現PTA会長・副会長による草刈り・草むしりが行われました。早朝6時、それぞれが自分の持ち場を理解しており、すぐに作業が始まりました。短時間のうちに学校周辺や花壇をきれいにしていただきました。誠にありがとうござました。
他にも、「さくら会」の皆様には、子どもたちのために役立ててもらおうと様々な活動や寄付をしていただいています。
例えば、4月に行われた糠沢地区連合運動会で大事に使わせていただいている優勝旗や優勝カップ、ワンタッチテントは、この「さくら会」から寄贈していただいたものです。
我が子が糠沢小学校を卒業した後も、草刈りや寄付等で支えていただいていることに大変感謝いたしております。糠沢小学校にとって最高の応援団がいることを知り、心強く感じた清々しい朝となりました。
「もとみやかるた」を体験したよ!
「もとみやかるた」を主宰している伊藤先生を講師に招き、3年生が「もとみやかるた」を楽しみました。このかるたは、本宮市で語り継がれている「昔話」や「伝説」「歴史」「文化」「各地の名所」などを、かるたにしたものです。
かるた取りの前に、どうして「かるた」をつくろうと思ったのかお話していただきました。本宮のいいところ、旧白沢村のいいところをもっと知りたいと思い、「白沢村史」などで勉強したということ、そしてみんなに、本宮や白沢、糠沢のいいところを紹介したいと考えて、かるたという形にして広めていることをお話してくださいました。子どもたちは、夢をもつことや目的をもつことの大切さ、すばらしさを感じたことと思います。
その後、絵札22枚を並べ、3人1組に分かれて、かるた取りを行いました。子どもたちは、絵札の説明に真剣に耳を傾け、かるたを見つけ楽しんでいました。
1回目は、ゆっくりと読み札を読んでいただき、2回目は、大会のようにどんどんと読み進めていきました。2回目となると、読み札を読み終える前に素早くかるたを見つけるなど、活動を楽しんでいました。伊藤先生がお話されていたように、繰り返し取り組むことの大切さを、かるたを通して気づかせてくださいました。
最後に、「白沢村史」に書かれている昔話を紹介してくださいました。他にも、本宮の花は「牡丹」、本宮の木は「マユミ」、本宮の鳥は「うぐいす」であることなどを教えてくださり、大変勉強になりました。
今回、生涯学習センターの佐々木さん、伊藤先生のご協力を得て、かるたを通して本宮市のことをいろいろと知り、充実した学習ができました。ありがとうございました。
大切にしたい「思いやりの心」
4年生の総合的な学習の時間では、「福祉・ボランティア」をテーマに学習を進めています。今回は、本宮市社会福祉協議会のご協力をいただき、ハンディキャップ・高齢者疑似体験の学習を行いました。
ハンディキャップとは、英語で「不利な条件」を意味します。今回の学習は、置かれている立場を入れ替えて考え、一人一人の心の中にある思いやりの心を見つめ直してみようというねらいがあります。
学習では、3つのグループに分かれ、車いすやアイマスクを使って、実際に障がいをもちながら生活している方の感覚、状態を体験しました。また、高齢者になって目が見えにくくなったり、身体が思うように動かなくなったりした時の疑似体験も行いました。
子どもたちは、この体験を通して、ハンディを持つ人が、どのような時にどのような場所で、どのような不安を感じながら過ごしているのかを知ることができたようです。そして、相手の気持ちを考えて行動することの大切さを学んだようです。
今回の学習は、「自分にできること」を考える良い機会にもなりました。これから子どもたちは、これまで以上に、友達や自分の家族、地域の人たちを大切にする気持ちをもって生活してくれることと思います。
4年生では、2学期も、「福祉・ボランティア」の学習として、社会福祉協議会の協力を得て、思いやりの心を育んでいきます。
OMOIYARI音楽会 ・・・藤田恵美さん来校・・・
「ひだまりの詩」で、大ヒットを記録した元ル・クプルのボーカル:藤田恵美さんが来校され、糠沢小学校でミニコンサートを開きました。
もとみや青年会議所の主催で行われたこのコンサートは、歌を通して思いやりの心を育むことで、心の豊かさと道徳心を養うことをねらいとしているのだそうです。
今回、「OMOIYARIプロジェクト」として、愛知県の小学校の子どもたちから集めた思いやりの言葉をもとに、作詞・作曲した「OMOIYARIのうた」で日本各地を回って活動している藤田恵美さんをサポートしているのだということでした。
この日は、糠沢幼稚園、本校児童、保護者、職員の236名が、やさしく心に響く歌声と音楽を聞き、何とも言えないあったかい心を感じ取りました。
最後には、練習してきた「OMOIYARIのうた」を全員で合唱し、コンサートが終了しました。
♪ もしも人々が「思いやり」をなくしたら 地球は一秒で消えてしまうね。
だって僕たちは「思いやりに包まれて 生まれて 育てられた」 ♪
♪ 倒れそうな人には そっと手を差し伸べて OMOIYARIは 心を温めるプレゼント ♪
(「OMOIYARIのうた」より)
思いやりとは、私たちの心にある世界を幸せにする魔法であり、この魔法で周りにいる人たちを明るく元気にするものなのだと感じるコンサートでした。心がほんわかする素敵な時間を提供してくれた、歌手の藤田恵美さんをはじめ、もとみや青年会議所の皆様には大変お世話になりました。
プール学習が始まりました!
プール開きが行われてから2週間あまり、子どもたちがプールバックを手に持ち、わくわくしながら登校する様子が見られました。そして、いつからプールへ入れるのか聞かれることが度々ありました。
先週まで、プール濾過機の不具合等で水泳ができませんでしたが、修理・調整が終了し、27日(月)から水泳ができるようになりました。この日は気温も高く、天候にも恵まれ、早速1年・2年・4年が水泳の学習を行いました。
約束や決まりを確認し、水の中を歩いたり浮いたり、泳いでみたりと、初泳ぎを楽しんでいました。
水泳学習は、水の中で楽しく活動したり少しずつ泳ぎ方が上達したりするので、心待ちにしている学習でもあります。この期待感を、「楽しかった」「泳げるようになった」「上手になった」という満足な笑顔につなげるためにも、安全に対する指導を十分に行いながら、毎時間の水泳学習を充実させていきたいと考えます。