糠沢小の日々
わたしたちにできること
3学期始めから児童会JRC委員会が中心となり、全校生や各家庭へ呼びかけ、書き損じのハガキを集める活動をしてきました。
宛先や文面を間違えて出せなくなってしまったハガキや買ったけれども使用しなかったハガキ、年が過ぎてしまったハガキなど、139枚が集まりました。先日、福祉協議会へお渡ししました。
集められたハガキは、まず切手シートへ、そして切手シートから現金化され、カンボジアやウガンダなどを中心として、世界の子どもたちの笑顔のため使われるそうです。資料によりますと、ハガキ70枚も集まると、150世帯の家庭で考えた場合、野菜の種などが2か月分も購入できるのだそうです。
持ってきてくれた1枚で、世界の人を笑顔にできるこの事業にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。
本校では、これからも周りのことを考え、思いやりの気持ちをもち、自分ができることは協力しよう、支え合おうという一人一人の子どもたちの気持ちを大事に育てていきます。
おいしい給食いただきま~す!
20日(金)、本校に隣接する糠沢幼稚園の年長ひまわり組17名を招いて、給食試食会を行いました。これは、来年度入学予定の園児を招待し、小学校へのプラスイメージや安心感がもてるようにしようと取り組んでいるものです。
この日の給食メニューは、ごはん、ポークカレー、りっちゃんサラダ、フルーツヨーグルト、牛乳でした。「りっちゃんサラダ」というのは、小学1年国語の教科書のお話に出てくるメニューです。りっちゃんという女の子が、病気のお母さんのために作り、これを食べたお母さんはたちまち元気になったというサラダです。
ひまわり組さんのみんなは、1年生と向かい合い、「おいしい」と言いながらうれしそうに給食を食べていました。一足先に小学校の気分を味わえたひまわり組さんでした。
本校ではこれまでも、生活科のおまつりには園児を招待。逆に幼稚園から発表会に招待。学習発表会前の校内発表会を一緒に参観など、交流場面を多く取り入れることで、1年生のみんなに、お兄さんやお姉さんとしての自覚や企画準備、運営を行ってもらい、達成感・満足感を味わえるようにしてきました。
2月14日(火)には、新入生保護者説明会があり、お家の方と話し合いをしている間、1年生は園児のみんなに、糠沢小学校のよいところや楽しい活動について紹介する会があります。
夢とは自分を成長させてくれるもの・・「ユメセン」・・
19日(木)、5年生を対象に、「夢の教室:ユメセン」の授業が行われました。
これは、「JFAこころのプロジェクト」活動によるもので、小学校に現役又はOB・OGのスポーツ選手を派遣し、一緒に体を動かして活動したり体験談を聞いたりして、将来の夢やそのために頑張ることについて考える機会を提供する事業です。
本校にお越しいただいた夢先生は、永田克彦先生です。
<永田克彦 生生とは>
◇ 日本体育大学時代に全日本学生レスリング選手権グレコローマンスタイル69kg級で優勝(2連覇)
◇ 全日本レスリング選手権グレコローマンスタイル69kg級で優勝(6連覇)
◇ シドニーオリンピックに出場し、銀メダルを獲得。
◇ 新日本プロレスのアマチュアレスリング部門「闘魂クラブ」に入団
◇ 全日本選抜選手権大会で優勝し、アテネオリンピックへ出場。
◇ 2005年には、プロ総合格闘家デビューを果たし、K‐1やHERO’S,DREAM、パンクラスの大会で活躍。
☞ 現在、格闘スポーツジム「レッスルウィン」を主宰し、子どもから大人まで、レスリング・格闘技の指導や講演会を行っている。 ※詳細は、オフィシャルブログ「永田克彦のレッスル日記」を!
前半は、夢先生と一緒に、仲間と協力して行う鬼ごっこゲームを行いました。活動を通して、達成感・満足感を味わうためには、「本気になって取り組む」ことが大切であり、目標達成のためには、仲間と協力し、力を合わせる」ことが大切であることを感じた子どもたちでした。
後半は、永田先生がレスリングへあこがれを抱き、夢をもつまでのきっかけや、夢を実現させるために目標を決め、それに向かって必死になって努力してきたことを熱く語ってくださいました。その結果として、レスリングの日本代表選手となり、シドニーオリンピックやアテネオリンピックに出場し、シドニーオリンピックでは銀メダルを取ることができたことをお話してくださいました。
学習のまとめとして、夢シートに夢や夢をかなえるために頑張っていくことなどを書き込みました。数日後に、夢先生からのメッセージが一人一人に届くそうです。
この学習を通して、子どもたちは、「夢をもつことの素晴らしさ」「チャレンジすることの大切さ」「あきらめない強い気持ち」「自分に負けない勇気」「協力・感謝の心」など、たくさんのことを学んだに違いありません。
夢は叶う!そして、一人一人可能性を持っているんだというメッセージに心を打たれました。最後に永田先生からいただいたパワーフレーズ「夢とは自分を成長させてくれるもの」を大事に、これからの生活に生かしていくに違いありません。
永田先生、JFAの皆様、本宮市教育委員会の皆様、素敵な時間を提供していただきありがとうございました。
豊かで安心した暮らしを実現するために・・・租税教室・・・
17日(火)、本宮市役所税務課の方々にご協力をいただき、6年生を対象に租税教室が行われました。
この学習は、これからの日本の将来を担う子どもたちに、税の仕組みや税が社会に果たす役割について正しい認識をもってもらうことをねらいとして行われたものです。
学習では、みんなが知っている消費税などを中心に税金について教えていただきました。また、リーフレット資料をもとに税金の使い道を考え、○×クイズや二択クイズなどに答えながら楽しく学習しました。
税金が自分たちの豊かな生活に大きな関係があることを学んだあと、アニメビデオ上映により、税金のない暮らしがいったいどんなものか、税金のあるみんなの暮らしとどう違うのか、もし税金がなかったとしたらどんな生活になるのか考えました。
他にも、義務教育で一人当たりにかかる税金や20名で一億円の税金が使われていることなども教えてもらいました。学習の最後には、一億円のレプリカ(大きさ・重さが同じ)を持つ体験をさせてもらいました。とても重く、これが本物だったらなぁとうれしそうに抱える6年生でした。
学習を通して、子どもたちは、「税金は大切だ。」「大事にお金を使いたい。」「税金の種類がたくさんあることが分かった。」「みんなの生活を豊かにするために、夢のある生活を送るために税金が使われていることが分かった。」「安心・安全な暮らしのためには税金はなくてはならないものだと分かった。」などと感想を話していました。
まだ6年生のため、納税者としての意識は少ないかと思いますが、社会の一員としての自覚を育てることのできた実り多い時間となりました。
3学期が始まりました!
今日から3学期がスタートしました。
子どもたちの元気な声が戻ってきて、学校・教室が再び活気を取り戻したかのようです。この冬休み中、事故やけが等もなく過ごせたのも、保護者の皆様、地域の皆様のおかげです。ありがとうございます。
登校してきた子どもたちは、冬休みの課題のことや思い出などを紹介し合ったり、担任からの黒板メッセージを眺めたりしながら、新年・新学期を迎えた気持ちを新たにしていました。
第3学期始業式では、校長先生より「一年の計は元旦にあり」ということわざを用いてお話がありました。新年を迎えた一月一日の元旦は、誰もが気持ちを新たにするものです。今年はどんな年になるのかな。いい年にしたいな。そんな期待にわくわくしながら目標を立ててほしいという願いを込めてのお話でした。
目標をもつこと、それに向かって努力することの大切さを再確認し、この3学期への決意を新たにする始業式となりました。
教室へ戻った子どもたちは、冬休みの思い出を話し合ったり、3学期に頑張ることの目標を立てたりしました。171名が、精一杯頑張った1年間だったことを振り返られるよう“ともに”頑張っていきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
本年もよろしくお願いいたします。
本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
先日、白沢公民館を会場に、「本宮ふれあい書き初め大会」が開催されました。本校からも、3年生2名、4年生4名、5年生5名、6年生3名の14名が参加しました。
少しでも納得のいく作品を仕上げようと、よい緊張感の中で、真っ白い用紙に一画一画心を込めて書く子どもたちの姿はとても素晴らしいものがありました。
この「本宮ふれあい書き初め大会」では、書き初め大賞1名、特選1名、金賞1名、銀賞2名、銅賞2名と、半数の子どもたちが賞をいただきました。こういった地域の活動に積極的に参加し、自分のよさや可能性を伸ばそうと一生懸命に頑張る子どもたちは、本校の宝です。
よさや可能性がキラリと輝いた2学期が終了!
22日(木)、80日間の2学期を締めくくる終業式が行われました。
式では、校長先生から、冬休みの生活で特に心がけてほしいこととして、「健康に気を付け、命を大切にすること」「計画的に学習を続けること」「お手伝いをたくさんすること」というお話がありました。
続けて、児童代表3名が、「2学期を振り返ってと冬休みの抱負」についての発表を行いました。できるようになったことや頑張ったことの紹介がたくさんあり、充実した2学期だったことがうかがえました。そして、「家の手伝いをする」「勉強を頑張る」と、明日から始まる18日間の冬休みを楽しみにしている様子が分かりました。
また、冬休みの過ごし方について、生徒指導の先生よりお話がありました。
「立派な大人になるために」はどんなことを心がけていけばよいのか、NHKの大河ドラマ「八重の桜」一躍有名になった山本八重(新島八重)の生き方、その生き方の礎となった「什の掟」を取り上げてお話されました。『ならぬことはならぬものです』などの先人の教えを意識させ、よい冬休みにするための約束を確認しました。
この2学期は、校内水泳大会での一人一人の頑張りから始まり、自己ベストを目指して走り抜いたマラソン大会、最高の思い出を創り上げた学習発表会など、171名全員で同じ時間を共有し、よさや可能性がキラリと光る頑張りと思い出がたくさんできました。やり遂げた充実感・達成感、頑張り抜いた自信が、一人一人をさらに大きくしてくれた学期ではなかったかと思います。
保護者の皆様、地域の方々には、たくさんご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
さて冬休みは、子どもたちに学ばせたいことがたくさんある時期でもあります。大掃除、お正月の飾り付けや買い物、おせち料理作りなど、年末の仕事をみんなで協力したり家族団らんのひとときを過ごしたりする中で、家族の一員としての自覚も強まります。一方、大人中心の生活になりやすく、子どもたちはすぐ体調を崩しがちでもあります。小さい時から自分の健康は自分で守る習慣をきちんと身に付けさせたいものです。基本的な生活習慣が身に付くようご助言ください。
3学期の始業式、171名が元気な顔で登校してくるのを楽しみにしています。それでは、ご家族そろってよいお年をお迎えください。
メディアと上手に付き合うために
20日(火)、6年教室では、担任と養護教諭による学級活動が行われました。授業は、「わたしたちの生活と情報」という内容で、メディア漬けによる健康被害を知り、メディアと上手に付き合うための方法を、これまでの生活から見つめ直すという学習でした。
ゲームし過ぎによる脳の状態を写真で見せてもらったり、心に見立てたハート形の模型を用いてメディア利用による弊害について教えてもらったりした後、心のエネルギーがいっぱいになるためにはどうすればよいのか、メディアとのかかわり方を考えました。
「読書をする」「音楽を聞く」「勉強する」「運動する」「趣味に没頭する」「絵を描く」「手伝いをする」「家族と話をする時間を作る」など、今の自分の生活を振り返りながら、心を元気に充実させるために自分ができることをまとめていました。
私たちの生活は、テレビやパソコン、ケータイやスマホ、ゲーム機などとたくさんのメディアに囲まれています。こういったメディアとつきあわない生活は考えられません。これからの情報社会を生きていく子どもたちにとって、メディアとの上手な付き合い方を身に付けることは、健康で安全な生活をするためにも、確かな学力や生きる力を身に付ける上でも、とても大切なことです。
今日の学習で、6年生一人一人が今週から始まる冬休みに取り組む目標を立て、実践へ向けた第一歩が踏み出せたことは、大変意義のある学習になったはずに違いありません。
食べて元気に!
先日19日(月)、5年家庭科の授業研究会が行われ、「五大栄養素のはたらき」を学習しました。
食品にはどんな栄養素が含まれているのか、これまでの生活経験や知っている情報から言葉を出し合い、説明を聞きながら再確認していきました。その後、ごはんやパン、肉や魚などの様々な食品カードを、「炭水化物」「タンパク質」「ビタミン」の3グループに分ける活動を行いました。
「~は~だからここだよね。」と考えを交流させたり、「無機質って何?」と友達に相談したりしながら、班ごとに学習カードにまとめていきました。ウィンナーや油揚げなどの加工食品をグループ分けする頃には授業がどんどん盛り上がり、夢中になって学習に取り組む姿が見られていました。
これで本年度の校内授業研究会は終了となりますが、これからも「学び合い」を生かして、楽しくて分かりやすい授業を実践し、子どもたちの笑顔につなげていきたいと思います。
たいせつなからだ
先日、1年生の学級活動では、養護教諭と一緒に「たいせつなからだ」の学習を行いました。学習では、手作りの人型ボートを使いながら、自分の体にある部位を貼り、男女の違いに気づかせていくところから学習が盛り上がっていきました。そして、大切な体を守るためにはどうすればよいか、友だちと話し合い、進んでワークシートにまとめたり、進んで考えを発表したりする活動へと広がっていきました。
担任と養護教諭の連携により、大切な体を守るために、これから自分が意識して生活していくことは何なのかを、一人一人がもてた良い学習となりました。