2016年5月の記事一覧
自己ベストを目指して頑張った南達陸上競技大会
6月25日(水)、白沢運動場において、南達方部9校の5・6年生が集結し、「第23回南達方部小学校陸上競技会」が開催されました。
本校からも、5・6年生58名が、100m走、80mH、800m走、1000m走、走り高跳び、走り幅跳び、ソフトボール投げ、4×100mRに出場しました。緊張や不安もあったかと思いますが、自己ベストを目指し、一人一人の頑張りが輝く大会となりました。
そして、自分の種目に精一杯頑張る姿はもちろん、友達の頑張りに声援を送る姿、テントへ戻ってきた友達に拍手を送る姿、リレーの優勝や入賞を自分のことのように喜ぶ姿に感動させられました。
この大会や陸上練習を通して、子どもたちは一生懸命に頑張ることの大切さを学んだことと思います。努力して得たことが、次の水泳やマラソンに生かされるはずですし、来年さらに大きく実を結ぶはずです。そして、集中して全力で頑張ってきた姿勢は、必ずこれからの人生の糧となるはずです。
実に素晴らしい大会でした。自分自身に1位をあげられる頑張りができた糠沢小の子どもたちを誇りに思います。
お子さんの頑張りを見守り、励まし、応援をしていただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。また、PTA役員の皆様には、テントの運搬や設営、後片付け等、本当にお世話になりました。
「人権の花」で思いやりの心を育てます。
5月26日(木)、本宮市人権擁護委員協議会の皆様より、「人権の花」をいただきました。毎年のことながら、皆様の善意に感謝申し上げます。
さて、東日本大震災や熊本地震を通して、人を思いやる心、人と人との絆の大切さ、ふるさとを愛する心など、多くのことに気づかされた私たち。
でも、一方では、いじめ問題や青少年の非行・犯罪の増加に象徴されるように、子どもたちの他人への思いやりの心が薄れていると感じる方も多いと思います。
今の子どもたちに、命を大切にする気持ちや周りのみんなへの思いやりの心を育んでもらおうと、今年度も、人権擁護委員の方々が来校され、マリーゴールドやサルビアの花を届けてくださいました。
子どもたちは授業中であったこともあり、代表で校長先生に手渡されました。
糠沢小のみんなで協力し合って花を育てる活動を通して、情操を豊かにし、命の大切さを見つめ直し、思いやりの心や人権尊重についての理解を深めていきたいと思います。
「国際バラとカーデニングショウ」からバラ寄贈
先日まで、埼玉県所沢市にある西部プリンスドームで開催されていました、国内最大規模の祭典「第18回国際バラとガーデニングショウ」で展示されておりました約100万輪のバラの一部を、校長先生のお知り合いを通して、数十株いただきました。それを、職員駐車場入口や西校舎前の花壇、体育館脇の土手に植えていただきました。鉢植えのものからバラの木に成長した数十年物のバラまで、クレーンを使い、庭師の方々に一日かがりで植樹していただきました。
定番の赤やピンクのバラばかりでなく、黄色いバラなどもあり、色とりどりのたくさんのバラが咲く頃は、甘い香りに包まれ、本校のアピールポイントの一つになることと思います。
春と秋に勢い良く咲いて、夏と冬の間は少し休憩するといった感じのようです。秋頃、本ホームページ上で、バラの開花状況をお知らせできればと思います。
「座禅」 ・・・心を無にして瞑想・・・
2年生の生活科では、学校の周辺や自分たちが住む地域のことをより深く知るための学習を行っています。昨日は、糠沢地区にある「高松山観音寺」に出かけてきました。
住職の方から、お寺の歴史や住職についての話を聞いたり、座禅を体験したりしてきました。
「座禅」とは、座って行う瞑想のようなものです。心を無にして瞑想を行うと、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるのだそうです。これにより、集中力が研ぎ澄まされる。記憶力が良くなる。気分が穏やかになるなど、いろいろな効果が出ると言われています。
写真を見てのとおり、住職の方の話に真剣に耳を傾け、メモを取るなど、良い学習姿勢で素晴らしかったですし、等間隔に座布団を敷き、背筋をピーンと伸ばしで座禅をする姿は、とっても格好が良く、頼もしく思えました。
毎年受け入れていただいております「高松山観音寺」の方々には、大変お世話になりました。今年もまた、充実した学習ができました。そして、大変貴重な体験ができ、思い出もできました。
本に親しむ機会を増やしています
しらさわ夢図書館の学校司書の方のご協力のおかげで、図書室が整理整とんされ、さらに使いやすくなっています。大変ありがたいことです。先生方も、本に親しむ時間を増やしてあげようと働きかけ、読書の習慣を身に付けさせ、読書の楽しさや喜びを感じさせる取組みを進めています。
先日は、ボランティアの方が来られて、1・2年生のみなさんへ、本の読み聞かせを行ってくださいました。目と耳と心を傾け、イメージを膨らませながら聞いている子どもたちでした。
みんなの力が一つになって・・・PTCA奉仕作業・・・
21日(土)、今年度最初の奉仕作業が行われました。校庭の除草、敷地内の草刈り、校舎や体育館の窓ふき等、早朝6時からの活動でしたが、たくさんの保護者の方のご協力をいただきました。そして今年度は、昨年よりも多くの子どもたちが参加協力してくれました。大変素晴らしいことです。
さらには、地域の「まんまる会」の方たちも大勢、校庭の除草作業に協力してくださいました。保護者や地域の方々、子どもたちに大事にされているこの糠沢小学校は、とっても最高です。
まさに、保護者や先生方とのPTA奉仕作業ではなく、地域や子どもたちとも一緒になったPTCA奉仕作業といってもよいくらいでした。
校庭や学校周り、校舎内などが大変きれいになりました。
みなさんの力が一つになったこの奉仕作業により、気持ちの良い環境の中で、笑顔あふれる毎日の教育活動を充実させることができます。
ご協力ありがとうございました!
今 自分たちにできること ・・・みんなの気持ちを形に・・・
4月14日(木)に起きた「熊本地震」。新聞やテレビからは、余震が続き、家に戻れない。夜も眠れない。帰る家がない。大切な人を亡くした人など、涙がこぼれるニュースを目にします。でもその一方で、被災者のことを思って行動している心温まる活動や言葉を多く聞きます。
5年前、私たちの福島県は、東日本大震災による未曾有の被害に加え、東京電力福島原発の事故により、経験したことのない大きな喪失体験をしました。そんな時、全国各地からの支援を受け、復興へ歩み出すことができました。
一人ではできないことも、みんなが力を合わせればできることがあります。私たちの生活は、みんなが一緒に支え合って暮らしています。そこで、糠沢小学校児童会でも、みんなの気持ちを「義援金」として募金を集めることにしました。
自己ベストを目指して ・・・決意を新たに・・・
南達陸上大会が来週に迫ってきました。本気になって練習に取り組む子どもたちの一生懸命な思いに応えるように、先生方も熱心に指導にかかわっています。大会当日は、自分自身のがんばりに1等賞をあげられる活躍ができるに違いありません。
そして今日は、全校集会で陸上大会へ向けた壮行会が行われました。4年生のみんなが中心となって応援団を結成し、準備や練習を進め、5・6年生の健闘を願って応援を行いました。
この壮行会へ向けて、各学年で応援の練習を事前に行うなど、1~4年生のみんなと先生方の思いが一つになった壮行会となりました。
がんばれ5・6年生! フレー・フレー・糠沢小!
パワフルパワー ・・・心を開放して・・・
毎朝登校してくると、すぐに着替え、朝のマラソン活動に取り組む子どもたち。何気ないこの姿勢が素晴らしいです。教室へ戻ると、学級朝の会が始まります。その中で、月の歌を歌うことになっています。5月は、「パワフルパワー」という曲です。各教室から元気な歌声が響いてきて、学校が活気をもったかのように感じます。
先日は、3年生のみなさんが1年生教室へ来てくれて、「パワフルパワー」の歌に合わせた振り付けを教えに来てくれました。
声に出して歌うことで、心が解放され、みんなの気持ちが一つとなり、朝から元気いっぱい、笑顔いっぱいで一日がスタートしています。
命の大切さ・命を守る学習を行いましたぁ!
学校で一番大切なものは、それは、子どもたちの「命」です。
もし学校が緊急事態になった場合、我々教職員は、子どもたちの命を最優先に守ります。しかし、夢や希望にあふれる子どもたちには、「自分の命は自分で守る」ことを教えていかなければなりません。
全国的にも、子どもたちを狙った犯罪が増えていることから、危機回避能力を高めていく必要があると考え、毎年、防犯教室を行っています。
3~6年生は、西校舎内に不審者が侵入したとの想定で行いました。犯人役の先生の迫真の演技に、子どもたちもどうすればよいのか学ぶことが多かったことと思います。そして、郡山北警察署本宮分庁舎生活安全課の方や白沢駐在所の方の話を聞き、危機を察知して不審者から距離を保ち、すぐに逃げる、すぐに知らせるなどを実感できたことと思います。
1・2年生は、実際の場面を想定したロールプレーイング(劇)を通して、不審者への対応を学習しました。道路やお店で声をかけられた場合、家の人が留守中の訪問の場合、落し物を一緒に探してくれないと声をかけられた場合など、その場面を見て、みんなでどうしたらよかったのか考えました。子どもたちの演技も上手でしたが、周りで見ていた友達も、「逃げて!」と声をかけるなど、学びを共有し深めることができていたようでした。最後に、犯罪にあわないように、「いかのおすし」を約束事として再確認しました。
いざという時、明暗を分けるのは、教えていただいたように「変だなと気づくこと」「距離を保つこと」「声を出すこと」「逃げること」です。実際に怖い目にあってしまった時、子どもたちは足がすくんで逃げることもできず、声も震えて出せないということを聞きます。大事な子どもたちの安全を守るために、防犯ブザーの携帯をお願いしたいと思います。
そしてこれからも、学校・家庭・地域が一体となって、安心・安全な学校づくりを一緒に進めていきたいと考えます。