2016年11月の記事一覧
子どもたちの素敵な心が光る!
先日、下校途中の子どもたちが、偶然にゴミ袋を拾いました。その子どもたちは、拾ったゴミ袋を利用して、いつも歩き慣れた道に落ちているゴミを拾い始めたのでした。
次の一斉下校時にも、同じ方面の子どもたちが率先してゴミ拾いを行ってくれました。後で話を聞くと、「通学路に落ちているゴミが気になって・・・。」「きれいになってうれしい気持ちになるから。」「自分たちに何ができないかと思って・・・。」などと教えてくれました。「自分から進んで・・・。」「喜んで・・・。」という一人一人の思いが伝わり、うれしくなりました。
子どもたちの心は素敵に輝いています。これからも、171名の子どもたちとともに、思いやりの心や奉仕の心を育んでいきます。
秋季花いっぱい運動
先月末、本宮市より、ビオラ(パンジー)の花苗を270本いただきました。数日前まで、ここには緑のカーテンがありました。校長先生と用務員さんが数日がかりできれいにし、かわいらしいビオラ(パンジー)を植えてくれました。
次の日、登校した子どもたちはすぐに気が付き、花を眺めながら昇降口へ向かっていました。登下校時や休み時間、ここを通る子どもたちを、ビオラ(パンジー)が見守ってくれることと思います。
秋の緑化事業の一つとして、毎年のことながら本宮市のご理解とご尽力に感謝申し上げます。
カイギュウランドへ行ってきたよ <森林学習6年>
11月2日(水)、森林学習として、6年生はカイギュウランドたかさとへ出かけてきました。
カイギュウとは「海牛」と書くそうで、この施設は、1000年前に海だった喜多方市高郷に生息していたカイギュウの化石やさまざまな生き物の化石が数多く展示されているところです。
発掘された化石の説明等を聞きながら館内を見学しました。見学後、子どもたちが楽しみにしていた化石発掘体験をしました。だれもが初めはそんなに簡単に化石が見つかるのかなと思っていたようですが、杭と金づちで石を砕くと、ウニや貝などの化石がたくさん見つかり、いつの間にか時間を忘れて化石発掘にのめり込んでいました。
カイギュウランドを後にした6年生は、次に会津自然の家へ向かいました。ここでは、木工工作体験をしました。「森のいきものたち」というテーマで、いろいろな形の木や枝を組み合わせながら、作品づくりをしました。材料から作りたいものをイメージし、想像力を広げ、創意工夫して思い思いのオリジナル作品を完成させていました。
6年生にとっては、一つ一つの活動が小学校最後の活動となっています。様々な体験活動はもちろん、仲間と過ごした今回の森林学習の時間も、小学校の素敵な思い出として心のアルバムにとじられたことと思います。
裏磐梯へ行ってきたよ <森林学習5年>
11月2日(水)、この日は全学年が森林学習の日でした。5年生は、裏磐梯方面へ出かけてきました。
最初に訪ねたところは、「裏磐梯ビジターセンター」でした。ここには、たくさんの湖沼と森林が四季折々の美しさと感動を与えてくれる裏磐梯の自然の様子が展示・解説されており、自然と触れ合うきっかけを作ることができました。
その後、五色沼の一つ、毘沙門沼へ行きました。磐梯山の噴火では約300もの湖や沼ができましたが、五色沼とはその中で、毘沙門沼、あか沼、あお沼、みどり沼、弁天沼などのエメラルドやコバルトブルーなどの色をもつ湖沼の総称だそうです。
少し肌寒い天気でしたが、紅葉が見頃を迎え、色とりどりのもみじがとてもきれいでした。また、毘沙門沼には大きな錦鯉が泳いでいましたが、「ハート鯉」を見つけると幸せになれるという看板を見つけ、回遊している鯉にみんな見入っていました。
裏磐梯噴火記念館へも行きました。ジオラマを見ながらタイムトンネルをくぐり、爆発の様子や爆発後の当時の様子を見学しました。3Dシアターでは、3Dメガネをつけ、磐梯山の噴火の様子や四季の空中散歩を映像で楽しみました。
最後に、野口英世記念館を見学しました。千円札の肖像画でおなじみで、ノーベル賞候補にもなった野口英世の生涯と業績を学習しました。
『志を得されば再び此地を踏まず(志した医者にならなければ、二度とこの地に戻らない)』という英世の言葉から、目標や夢に向かって、志を高く頑張ることの大切さを学んだ5年生でした。
フォレストパークへ行ってきたよ <森林学習3・4年>
11月2日(水)、3・4年生は、大玉村にあるフォレストパークあだたらへ行ってきました。
この森林学習は、自然の素晴らしさや魅力に触れ、自然を大切にしていこうというねらいがあります。
午前中は、3年生グループと4年生グループに分かれて「福島県森の案内人」の方々に、木々や植物、動物の名前、そして動植物に関するいろいろなことを教えていただきました。実際に目で見て、さわって、自然の中の空気などを五感で感じ、学校では味わえない実り多い学習ができました。
午後は、木工工作の時間でした。3年生は、フクロウの置物や鉛筆のキーホルダー作りに挑戦しました。4年生は、イヌの置物やクマ&カエルのキーホルダー作りに挑戦しました。森の案内人の方々の説明やアドバイスを聞きながら、思い思いの作品を作りました。自分だけのオリジナルな木工作品にうれしそうな子どもたちでした。
また、森のはたらき等を紙芝居で説明してくださいました。自然や森に対する興味・関心がもて、自然とともに生きることを学んだことと思います。今年もまた、森の案内人の皆様のご協力で様々な活動ができ、多くのことを学ぶことができました。素敵な思いがまた一つ、心のアルバムにとじられたことと思います。
ムシテックワールドへ行ってきたよ <森林学習1・2年>
11月2日(水)、1・2年生は自然に親しむ活動の一環として、ムシテックワールドへ出かけてきました。この活動は、森林学習として市の補助を受けて行われているものであり、今回もまた充実した活動ができました。
到着すると、ムシテックワールドのシンボルマークの前で記念写真を撮りました。
入館後、施設について説明を受けた後、1年生グループと2年生グループに分かれ、展示されているものを見学したり、クイズに答えたりしながら様々なプログラムを体験しました。「なぜだろうランド」には、様々な昆虫が大きくなっていて、からだのつくりや特徴などを、探検隊のように見て回ってきました。
また、施設周辺の森の中へも出かけ、いろいろな植物や木も実などを教えてもらいながら、ネイチャーツアーを体験しました。見晴らしのよいところで「ヤッホー」と声をかけ、山びこの声に耳をすませました。「ヤッホ」と音を伸ばさないと良いこと教えてもらい、みんなで声を合わせて大きな声でやってみて、山びこの声を聞き楽しみました。
少し肌寒かったため、昼食は施設内でしたが、お家の方が心を込めて作ってくださったお弁当を食べながら、楽しい時間を過ごしました。午後は、サイエンスショーを見ました。目に見えない音を感じるショーで、不思議がいっぱいで楽しかったです。
子どもたちの笑顔から、教室の中だけでは味わえない貴重な体験をたくさんできたようで、思い出の一つとなる学習だったことがうかがえました。