輝け!いわねっ子
【岩根小】書写と感謝(6年)
12月13日 今日もゲストティーチャーの先生にお越しいただきました。書写・毛筆「書きぞめ」をご指導いただきました。ゲストティーチャーは、今日も一人一人に丁寧にアドバイスをしてくださいました。
6年生は集中力が違います。一画一画、お手本をしっかり見ながら書いていました。
アドバイスを受けて、一気に字形が整いました。子どもの成長力に驚かされます。
ゲストティーチャーは、一瞬でその子の課題を見抜き、端的に分かりやすく伝えています。達人が秘孔を突くがごとしです。
充実した時間はあっという間に過ぎ、最後にゲストティーチャーからアドバイスをいただきました。
「うまくなるには、まずは練習しかない。そして、集中して取り組めば、ある日、ぐっと伸びる時が来る。がんばってください。」
みんな真剣に聞いていました。ここも6年生のいいところ。礼節を感じます。
今日、一番うれしかったのはここかな。最後にお礼を伝えるときです。
「ぼくやります。」
「私もやります。」
そう言って前に出てくる子がいました。
「最初はうまく書けるか心配だったけれど、アドバイスをもらってどんどん上手になりました。わかりやすかったです。ありがとうございました。」
自分で考えて自分で話す。最近、子どもたちのワンセンテンスが長くなっているようにも感じます。
そして最後に、感謝を伝えて頭を下げました。ここまで、すべて自分たちで考えて動く6年生。中学生の香りを感じました。
「人」に教えていただき、「人」に学び、「人」に感謝をする6年生。これからも「いわねっ子ふるさと学習」を大切にしていきます。
【岩根小】しっかりと自分でつくる(6年)
12月13日 本日、6年生は、家庭科で調理実習を行いました。
今日の献立は野菜炒めです。
グループでまとめて作るのではなく、自分の野菜炒めは自分でしっかり作るようにしていました。これはとっても大切な指導です。学習のねらいは、おいしく食べることより、一人一人が調理スキルを身に付けることにあります。ですから、全員が自分で体験する必要があります。
なかなかいい感じに完成しました。おいしいにおいが学校中に漂いました。
手が空いたら、さっと洗い物をすることも大切な学習。6年生は、先生に指示をされなくても動いていました。
自分でつくり、自分で食べて、自分で片付ける。最高学年らしい調理実習でした。
ぜひ、ご家庭でも調理の場にお子さんを立たせ、家庭科の「家庭化」につなげていただけたらうれしいです。
【岩根小】九九表で発見(2年)
12月13日 答えが9になるかけ算九九を考える2年生。これは、答えから式を考える逆思考というものです。九九の数感覚をより確かなものにしていきます。
すっと手が上がる子が増えてきました。かけ算九九もだいぶ定着してきたようです。先生は、4月から「まっすぐ手を挙げる」ことも指導しています。低学年では学習の仕方やルールを覚えることも大切な学びです。
しっかり立って、聞こえる声で話すことも、低学年の内に身に付けさせたい基本スキルです。
算数科は、答えを確認するだけでは終わりません。
九九表をと照らしてみることで、気付きが生まれます。
「あっ、弓矢みたい。」
「槍か?」
このつぶやきには意味があります。
1×1、2×2…と言った、同じ数字同士をかけた九九の答えの配置は、九九表を斜めに横断していきます。このまっすぐな並びを子どもたちは「矢」や「槍」に見立てたのでしょう。子どもの言語感覚はおもしろいですね。
こんな発見をすると、九九表に隠れている他の並び方のきまりをもっと見つけようとする子が出てきます。これが、関心意欲の表れでもあり、数の感覚を育てていくことにもつながります。
九九表は奥が深いです。
【岩根小】日々の授業を大切にして(5年)
12月13日 5年生が、算数科「面積の求め方を考えよう」の学習をしていました。今日は平行四辺形の面積の求め方について考えていました。
まずは、長方形や正方形の面積の求め方について復習しました。算数科では、すでに学習したことをもとにして新しい課題を考えていきます。ですから、効率的に復習をすることは大切です。先生は分かりやすい図を用意していました。
長方形・正方形と平行四辺形を比較し、図形の特徴の違いを明らかにしました。その後、話合いを通して「すでに学習した長方形に形を変えれば求められそう」という見通しを立てました。
そして、自分で問題を解決する時間に入ります。
実際に切ってみるのもありです。操作活動です。
自分で考える子もいれば、求め方を互いに確認する子もいます。
求め方を分かりやすく表現していました。
互いに教え合うことは、説明する力を高めていくことにもつながります。
どのように面積を求めたか、みんなで共有していきます。ここで活用するのが大型モニター。画面に、かき込むことができるので説明がより分かりやすくなります。
「おう!」などの感嘆の声もこぼれていました。しっかりと聞いている証拠ですね。
発表を聞いて終わりではなく、友達の考え方を、再度、伝え合っていました。この活動を「再生」と呼んでいます。
最後に今日の学習のまとめをしっかり書き、学習の「振り返り」も行いました。今日のテーマは、友達のよかったところ、なるほどと思ったところです。どんな内容を書くか、明確に指示をすることも大切な指導です。
友達と共に学ぶよさを味わって、学習が終わりました。
これからも日々の授業を大切にしていきます。
【岩根小】学校だより春蘭№17を発行しました
12月12日 11月末より始まった個別懇談では、たいへんお世話になりました。学級閉鎖等で、まだ終わっていない学級もありますが、ご家庭でのお子さんの様子を伺うことができ、新しい一面を発見することができました。学校からは、お子さんの成長と共にもう一踏ん張りさせたいことなどをお伝えしました。
個別懇談で話し合われたことをこれからの指導によりよく反映させて行く所存です。今後ともよろしくお願いいたします。
4校時目、体育科の学習で体育館に移動した2年生。誰もいない教室には、どの子の机上にもコップと歯ブラシが用意され、次の給食の準備が行われていました。この小さな指導の積み重ねが、子どもたちの基本的な生活習慣をつくっていきます。一つ一つ丁寧な指導を学校全体で大切にしていきます。
2学期の登校日も残すところ、あと8日。12月22日が終業式になります。現在、インフルエンザでお休みしている子が、学校全体の1割ほどいます。学校では、常時換気、手洗い、手指消毒の強化を行いながら、爆発的な感染拡大を押しとどめているところです。
少しでもお子さんの体調不良が見られた場合は、たとえ発熱していなくも大事を取って休養するようにし、医療機関の受診をお願いいたします。
本日、学校だより「春蘭」№17を発行しました。ご一読ください。
231212_学校だより17(地域版17)←こちらからもご覧いただけます。
【岩根小】本に親しんで ~ブックトーク~(5年)
12月12日 図書館司書さんによるブックトークが行われました。今日は「偉人」がテーマです。司書さんは、穏やかで柔らかな口調で本を紹介してくださいました。
紹介していた偉人は津田梅子さん。日本で初めて海外留学(アメリカ)をした女子学生の一人で、女子教育の基盤をつくった人です。多くの困難を乗り越え、津田梅子さんは女子英学塾(現:津田塾大学)を創設します。日本における女子教育の先駆者です。
司書さんは、当時の時代背景と共に、梅子が歩んだ道がいかに困難なものであったか、そして、梅子が拓いた女子教育の道が今に通じていることを話してくださいました。
真剣に聴く子どもたち。子どもなりにいろいろなことを考えているようでした。
隣の学級は、すでにブックトークが終わっていて、自分達で本を選び、読んでいました。ブックトークの後に読書の時間を取ることで、読書への意識が高まりますね。
先生が、声を出して本を読んでいました。先生の読み聞かせに聞き入る子どもたち。本って自然に人を引きつけますね。
ブックトークを継続し、子どもたちの読書の幅を広げていきます。
【岩根小】学級清掃に成長を感じて
12月12日 最近、短縮日程が続いているため、全校で行う一斉清掃の時間がありません。学校が汚れてしまうのでは…というお声も聞こえてきそうですが、安心してください、そんな時は学級清掃です。
学級ごとに清掃場所が決められていて、そこで簡易清掃を行います。自主性が問われるので、ある意味、一斉清掃より子どもたちの成長が見えるところでもあります。
水道場掃除の4年生。丁寧に汚れを落としていました。自分達の学校は自分達できれいにする。そんな意気込みを感じます。
教室も廊下も、素早く掃き掃除。
誰が見ていなくても、自分の役割を果たす。これは、とってもレベルの高い行動。こんな所にも、子どもたちの成長を感じています。
今日もきれいな岩根小学校です。
【岩根小】今日の給食 ~デミソースって~
12月12日 今日の給食のメニューは「デミソースのハンバーグ」「じゃこのごま酢和え」「とりごぼうスープ」でした。
とにかく、デミソースって…なんと優雅な響きでしょう。昭和時代の給食には、聞かなかった響きかも。そもそもソースがかかっていたかも怪しいところ。
デミソース(デミグラスソース)は、フランスで発祥したソースです(やはり)。牛の肉や骨をたくさんの野菜と一緒に煮込み、その汁を小麦粉とバターを炒めた鍋に入れてさらに長時間煮込んで作られるとのこと(もちろんネット情報)。
しめじと見事に絡んでいて、見るだけでおいしい確定です。白いごはんに抜群に合いました。
ハンバーグの合間に、じゃこのごま酢和えを一口。ほのかな酸味が口いっぱいに広がりました。
鶏ごぼうスープは、鶏肉のうま味がスープに溶け出していてそれだけで絶品のお味。そこに、シャキシャキのごぼうの食感もよく、にんじん、こんにゃく、しいたけ、豆腐と体によい食材がふんだんに入っていました。
というわけで、今日は2年生教室にお邪魔しました。
みんなとってもおいしそうに食べていました。
食もだいぶ太くなってきました。
ハンバーグは完食する子が多かったです。
「ぼく、いつもおかわりしてる。」
とのこと。「しっかり食べる」こと、これからも大切にしてくださいね。
ハンバーグは最強でした。
【岩根小】本物体験!書きぞめ教室 ~その2~(6年)
12月12日 3年生に続いて、6年生の登場です。6年生のお題は「希望の朝」。なかなか書きごたえのある字です。
3年生に引き続き、丁寧に教えてくださるゲストティーチャー。本気で聞く6年生。
大きな紙に書く前に、まずは部分練習。自分で練習する字を決めるのも大切な学習です。
なかなかいい感じに仕上がってきました。さすが6年生です。
背中に感じる真剣さ。
実際に書きながら教えてくださいました。筆遣いを自分の目で見て学びます。これも体験。
集中して取り組む6年生。この意識は大切です。
確実に字形が整ってきていますね。
あっという間の2時間が過ぎました。本物に学んだ6年生でした。
御多用の中、ご指導をいただきましたゲストティーチャーに心から感謝いたします。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
【岩根小】本物体験!書きぞめ教室 ~その1~(3年)
12月12日 今日は、ゲストティーチャーをお招きして、書き初めの指導をいただきました。ゲストティーチャーは、本校の学校運営協議会(コミュニティースクール)のディレクターもされています。いわば、岩根小と地域をつなぐ縁の下の力持ち。
でも今日は、縁の下ではなく、教室にお越しいただきました地域の「ひと」に学。これも「いわねっ子ふるさと学習」です。
まずはあいさつ。学校評価の保護者アンケートでも「あいさつができる子」「言葉遣いが丁寧な子」を育てたいというお声が多く聞かれています。何よりも毎日の積み重ね。学校でも、日々、大切に指導しています。
ゲストティーチャーは、いろいろな学校で習字の指導をされています。ですから、教え方もとても分かりやすかったです。筆の持ち方、筆を立てるときのコツなどを丁寧に教えていただきました。
「字は、練習さえすれば、誰でもうまくなれる。」
幼少期にお父様から教えていただいたことを話してくださいました。こういう話が聞けるのもうれしいところ。子どもたちのモチベーションも上がります。
子どもたちは真剣に話を聞いていました。少し古いのかも知れませんが、授業には、ほどよい緊張感は必要だと思っています。
真剣な態度で学ぶこと。その態度を求めることも大切にしています。
筆の持ち方を確認して、さあ、スタートです。
この大きな下敷きを用意してくださったのもゲストティーチャーです。おかげで、子どもたちものびのびと書くことができます。
お手本をよく見て、集中して書いていました。
子どもたち一人一人に応じたアドバイスもいただきました。
2時間続きの学習に、集中して取り組む3ねんせいでした
【岩根小】本物は続き、続けば本物になる(春蘭)
12月12日 春蘭の朝は読み聞かせで始まる。というぐらい、毎日の読み聞かせを続けています。子どもたちにとっても一日のルーティーンになっていて、楽しみにしていることが伝わってきます。
先生は「この主人公おもしろいねぇ」と感想を伝えたり、「ここでこうなったんだね」とわかりにくいところを補足したりしながら、読み聞かせを進めていました。
話の内容がよく分かるので、子どもたちも集中して最後まで話を聞いています。話の聞き方を育てるには、聞くトレーニングと共に、「聞きたくなるような話」「聞きたくなるような話し方」をすることも大切です。
そして最後に、
「ありがとう。しっかり聞いてくれて。読みやすかったよ。本当に聞き方が上手になったね。」
と励まし、成長を認めていくことも大切です。
本物は続き、続けば本物になる。読み聞かせの成果は、定期的にお伝えしていきますね。
【岩根小】大切なオリジナルけん玉(1年)
12月11日 生活科で作っている松ぼっくりけん玉が完成に近づいてきました。
入り具合を確認しての微調整。こだわりは大切です。
デザインも大切。丁寧に描いていきます。
ひももカラフル。なかなかすてきなデザインです。
自分オリジナルの松ぼっくりけん玉。
世界に一つだけのオリジナルけん玉。大切に遊んでくださいね。
【岩根小】ねん土は奥深い(1年)
12月11日 1年生が図画工作科の学習中。ねん土を使って、自分が表したいものを作っていました。
ねん土は魔法の道具。「何を作ろうかな」こねこねしながら考えるだけで楽しくなっていきます。
思わず笑顔にもなります。
うんしょ、こらしょ。力を込めて、形を変えて。
細かい作業もまた楽しいものです。
自分がイメージしたものを形に表していくので、図形感覚や思考力も高められていきます。
う~ん、ねん土は奥が深い。
【岩根小】4月を楽しみにして ~幼稚園との交流会~ その2(5年)
12月11日 別会場でも、5年生と年少さんの交流会が行われていました。
クリスマスツリー作りでは、5年生が年長さんに優しく教えていました。なんか、とってもお姉さん。
ビーズのつけ方を丁寧に教えていました。
スタンプラリーでは、いろいろなスタンプを押してもらってとっても楽しそう。
教え方が本当に優しい。
クイズコーナーは、年長さんが理解できるよう、1問1問ゆっくりと問題を出していました。
年長さんは、手作りの景品をもらって、とっても喜んでいました。
魚釣りコーナーは本格的。池まで作ってあるので臨場感満点。
作るのが難しいところは、優しくサポート。
年長さんと楽しく、優しく、関わることができました。
年長さんのみなさん、4月に安心して入学してきてくださいね。優しいお兄さん、お姉さんが待っています。
【岩根小】4月を楽しみにして ~幼稚園との交流会~ その1(5年)
12月11日 今日は、5年生と幼稚園年長さんとの交流会が行われました。4月になれば、5年生は最高学年の6年生になり、年長さんは岩根小学校に入学してきます。
5年生には最高学年に向けての自覚を高め、年長さんには小学校入学への安心感を持ってもらうことが大切なねらいです。
5年生は、この日のために、いろいろなブースをつくって年長さんをお迎えしました。教え方もとっても丁寧です。
紙芝居を読んであげる子もいました。
魚釣りコーナーも大盛況。大物が釣れていました。
年長さんの目線に立ってサポートする姿も見られました。さすが5年生です。
お笑いコーナーも用意されていました。演者の登場を今か今かと待つ年長さん。
演者さん達の登場です。年長さん向けの必殺ギャグを用意したようで、自信満々で披露していました。お笑いコーナーも大盛り上がりでした。
年長さんとの関わり方が、とっても優しい5年生でした。
【岩根小】説明文を書く(4年)
12月8日 国語科で「世界にほこる和紙」を教材に、説明文の学習をした4年生。この単元では、中心となる言葉や文を見つけて「要約」することを学びました。「要約」とは文章の大切なところを短く表したものです。
この学習を踏まえて、自分達でも伝統工芸について調べ、リーフレットにまとめていました。
それぞれに調べたい伝統工芸を調べます。
そして、調べたことはワークシートにまとめます。
この過程で、実際に「要約」を活用していきます。
自分のペースで集中して取り組んでいました。
整った文字からも、丁寧に学習していることが伝わってきます。
友達同士、ワークシートを見せ合ったり、意見を交わしたりすることも大切な学習、学び合いです。
学習内容を活用しながら、リーフレット作りに励んでいました。
【岩根小】おいしさ倍増(5年)
12月8日 5年生が、家庭科の調理実習を行っていました。ガラス鍋でご飯を炊き、味噌汁も出汁を取るところから始めました。
みなさんチームワークがよく、どの班も計画通りににできあがっていきました。
いやあ、これはおいしそう。
みんなそろって「いただきまあす」。
お焦げが、なんともちょうどいい感じです。
みんなで作るから、おいしさ倍増。
みんなで食べれば、さらにおいしさアップ。
みんな、とってもおいしそう。
後片付けも大切な調理実習です。
自分から進んで行っていました。
ぜひ、この続きはご家庭でも!子どもたちに場を作っていただけたらありがたいです。
【岩根小】思い出カルタをつくろう(4年)
12月8日 学級会をする4年生。今日の議題は「思い出カルタをつくろう」です。
お互いの顔を見合って話すことは、お互いの気持ちを汲み取る上で大切です。ですから、向かい合った形で話し合います。この形もすっかり定着してきました。
「学級の思い出をかるたに書く。」
「学級の一人一人の思い出やよいところもかるたに乗せる。」
「名前を書かれるのが恥ずかしい人もいるから、その人は『好きな食べ物』とかでもいいのでは…」
近くの友達ともよく話し合います。
手を挙げて、
自分の考えをしっかりと伝える。
話し合いは、聞き合いでもあります。本気で聞かなければ、誰かの意見に自分の考えをつなげていくことはできません。
黒板記録も自分達で行います。みんなの意見を丁寧に書き表していました。見やすく書くことも大切なスキル。書き逃しがないよう、よく聞きながら書いていました。
話合いは、自分の意見を押し通すだけでは決まりません。合体したり、順番を決めて行ったり、どうすればみんなの意見を拾えるか、お互いに納得できるかその帰着点を探していく時間とも言えます。これを「折り合い」を付けると言います。
どのようにカルタを作るかで、話合いに時間がかかってしまったようですが、これもまた経験。「なすことによって学ぶ」です。自分達で話し合い、決定し、実践する経験を積み重ね、生きて働く力を育てていきます。
【岩根小】ことわざや故事成語を調べて(3年)
12月8日 3年生が国語科の学習で、ことわざや故事成語について学んでいました。
グループごとに国語辞典を使って調べていました。
もちろん、ことわざや故事成語は自分自身で調べますが、国語辞典の使い方に困ったときは教え合うこともできるのが、グループ学習のよいところ。これもまた「学び合い」の一形態。
ことわざや故事成語の意味を調べ、どのように使うかを考えていました。
言葉の数を増やすことは、思考の幅を広げます。ことわざや故事成語を日常会話や作文にも使えるよう学びを深めていきます。
【岩根小】ICT活用力アップ!(3年)
12月8日 3年生は、テストが早く終わった子から、タブレット端末を使って復習に取り組んでいました。タブレット端末の使い方にもだいぶ慣れてきました。
漢字の読みを練習するソフトで、楽しみながら多くの問題を解いていました。
子どもたちがどこまで取り組んでいるかは、教師のパソコンで把握できます。
「〇〇さん、次は〇〇に進んでね。」
など、適宜、声をかけながら取り組ませていました。
学習内容の定着度に応じた問題も出てきます。
ローマ字の書き取り練習もできます。
集中して取り組む姿にも成長を感じました。
【岩根小】また明日!
12月7日 現在、個別懇談期間中のため、早い時間帯での下校になっています。こんな時は、外で遊ぶ機会も増えるため、安全面には十分に注意するよう指導をしています。
昇降口までいっしょに降りてきて、一声、声をかけてから見送る先生もいます。この一声が大切ですね。
「みんな気を付けて帰ってね。」
「は~い。」
にこにこ笑顔で「さようなら」。
後ろ姿も楽しげに「さようなら」。
うれしいなあ、遠くからでも手を振って「さようなら」。
近寄ってきて、ピースサインで「さようなら」。
次々と続く「さようなら」。
半袖って…まあ、今日は暖かかったからねえ。元気パワーで「さようなら」。
振り返って「さようなら」。
いつも通り、安定の大きな声で「さようなら」。
明日、元気に登校してくることを楽しみにしています。
それではみなさん、また明日!
【岩根小】今日のラッキーナンバー
12月7日 今年度、委員会活動の充実にも努めています。それぞれの委員会が、よりよい学校生活を目指し、いろいろな企画を考え、実践を行っています。
今回は放送委員会の新企画「今日のラッキーナンバー」をご紹介。
出席番号が書かれたくじを放送委員会が引きます。
なんとも厳正なところもおもしろいです。
さあ!ラッキーナンバーが引かれました。
「ジャガジャガジャガ………ジャン!」
と、ドラムロールまで効果音として用意しているところが心憎い。
ちなみに本日のラッキーナンバーは9番でした。おめでとうございます
よりよい学校生活をつくるのは子どもたち自身です。誰かに何をやってもらうかより、何ができるかを考える子どもたち。その姿に多くを学んでいます。
【岩根小】今日の給食 ~麺好き、大喜び~
12月7日 今日の給食のメニューは「チャーシュー麺」「県産味付煮玉子」「チキンサラダ」「さつまいもと栗のタルト」でした。麺好きの皆様、お待ちどおさまでした。そう、本日、月に1度の麺デイです。
まずは、具だくさんでカラフルなチキンサラダを一口。チキンが口の中でほろほろとほどけ、わかめや野菜と絡み合いました。
何よりうれしいのは、本日、玉子のトッピングができるということ。いい照りです。
そして、よく染みています。きっと、秘伝の染みのコツがあるのでしょう。恐るべし給食センター。
醤油ベースのスープは、チャーシューたっぷりでどこか懐かしいお味。鳴門巻きがなんともクラシカル。これでいい、これがいい。
いよいよ、麺投入。軽やかな醤油ベースの味が口に広がります。それでいて、口残りはさわやか。
塩辛い物を食べた後は甘みがほしくなるもの。ぴしっとタルトで締めくくりました。
ごちそうさまでした
【岩根小】真摯に自己を振り返る(5年)
12月7日 5年生の道徳科の時間。週に一度の積み重ねを確実に行っています。
今日考える道徳的価値は「自然愛護」です。
沖縄の海洋博公園にいた「フジ」といういるか。フジは尾びれが腐る病気にかかってしまいます。大勢の人々がフジのことを思い、人工尾びれの開発に携わりました。やがて、元気に泳げるようになるフジ。そのフジに関わった4名の方のお話で構成されています。
教材を通して考えた後は、自己を振り返る時間です。今まで自分が生き物とどのように関わってきたか、生き物の命をどう思っていたか、一人一人考えを伝え合っていました。
以前よりも、自分の思いをいろいろな表現で伝えられるようになっていました。これも積み重ねがあってこそ。
「今まで、動物の体の大きさとかで考えていたかも知れない。大きい動物は大切にするけれど…」
子どもらしい素直な表現だと思います。自然を思うことは命を思うことにもつながっているのだと、子どもたちの発表を聞きながら思いました。
先生も本気で聞きます。子どもが自分の思いを語れるのも先生や友達との信頼関係があってこそ。
道徳科では、大人もまた一人の人間として、同じステージで考えていくということを大切にしています。時に先生の予想を超えた発言が生まれることもあります。これもまた道徳科の醍醐味。
週に一度の道徳科。丁寧に積み重ねていきます。
【岩根小】穏やかで温かい関係(春蘭)
12月7日 算数科の学習中。落ち着いた雰囲気の中、それぞれのペースで集中して取り組んでいました。学習に向かう構えに、大きな成長を感じています。
がんばる子どもたち、その姿を励ます先生。穏やかで確かな信頼関係を感じます。
ふと教室の後方を見てみると、日々の生活で使いたい「あったか言葉」が掲示されていました。
そうか、みんなで一日一日「勇気づけ」の言葉を増やしてきたんだな。言葉を大切にしていることがわかり、うれしくなりました。
春蘭、いいね
【岩根小】晴れた冬には焼き芋を(春蘭)
12月7日 澄み渡る青空、冬とは思えない温かさ。そう、そんな日は焼き芋。
先日、春蘭学級の子どもたちが収穫したサツマイモ。「収穫したサツマイモを焼き芋にしてみたい」「みんなで焼き芋やってみよう」という思いが高まり、本日の焼き芋づくりにつながりました。
火を使う活動ですので、春蘭学級の先生方は事前にリハーサルを行いました。そして、この自立活動を通して、子どもたちにどんな力を育てたいかを緻密な計画を立てて今日を迎えました。
火は薪になかなか燃え移らないことも、煙は目に染みることも、体験を通して学びます。
また、今日は、コミュニティースクール(学校運営協議会)の会長様もお招きしました。今日こうして、焼き芋ができるのも、畑を耕し、夏休み中もサツマイモのお世話をしていただいた会長様のおかげです。収穫後の畑を見ながら、改めて感謝の気持ちがわき起こりました。このことは、子どもたちもしっかりと伝えました。
いい感じに火が乗ってきました。
悪戦苦闘しながらも、みんなで火を守りました。薪を持ってくる人、くべる人、あおぐ人、焼き芋作りで協力することも学びます。
この後、焼き芋は上手に焼き上がり、みんなで美味しくいただきました。いつもお世話になっている先生に、お届けに来てくれる子もいて、なんともうれしい焼き芋づくりでした。
【岩根小】理科を学んで ~予想・実験・考察~(4年)
12月5日 4年生が理科で「物のあたたまり方」について学習をしました。
先生は、火にかけたフライパンを例にして、実生活における熱伝導をイメージさせていました。この一工夫が実生活と実験をつなぎます。
子どもたちと話し合いながら、実験しないとわからないという「学び心」を高め、学習課題を黒板に書きます。
板書を写すスピードも大切な学習スキル。先生が書き終わるのと同じぐらいに書き終える「同時書き」が理想です。
理科の学習は仮説検証が原則です。中学校、高校とつながっていきます。ですから、自分の「予想」を立てることが大切になります。予想は間違っても構いません。むしろ、真理の追究に間違いは不可欠なことこそ学んでほしいのです。
どの子も、それぞれに予想を立てていました。これも日々の積み重ねがあってこそ。
それぞれの予想は、似ているようでも微妙に違います。この微妙な違いも大切にしていきます。
予想を書きながら「じんわり広がると思う」とつぶやく子がいました。ああ、なんとすばらしい!教科書には「じんわり」とは表現されていないのですが、熱伝導の感覚を小学4年生なりの言語感覚で表現していました。
自分の考えは、すぐさまノートにメモします。ノートには板書だけでなく、自分の考えも書いていきます。言い換えれば、ノートは自分の考えの作戦基地です。
先生は実験の手順を大型モニターを使って演示しました。視覚補助は、全体の理解を一気に深めるので効率的に時間を使えます。
実験の過程は動画でも撮影し、後で見直しながら結果を考察できるようにしました。ICTも有効に活用しています。
徐々に熱伝導が検証されていきます。
変化を見逃さないよう、しっかりと観察を続けます。
最後に、学級全体で実験の結果を伝え合い、そこに共通することをまとめていきました。
火を付けたところから、徐々に熱が「じんわり」と伝わっていくことを実験を通して理解する4年生でした。
【岩根小】これは…おいしい… ~調理実習~(5年)
12月5日 5年生が家庭科で調理実習に取り組んでいました。身支度もしっかり整っていて、さすが高学年です。学習に向かう意識の高さを感じます。
今回のメニューはごはんと味噌汁です。ごはんは、ガラス鍋を使って炊きます。炊き上がっていく過程を確認するためです。味噌汁は煮干しで出汁を取っていました。これもまた大切な学習です。
なかなかの手つきで調理が進んでいきます。
少しずつ完成に近付いてきました。どの班も、とってもいい感じです。
さっ、食器を準備してっと。
盛り付けの間に、さっと洗い物をしている班もありました。
これは、普段から家でもやっていますな。なかなかの上級者とみた。
味見も大切な実習です。しっかり出汁は効いているかな。
さっ、盛り付け開始です。お焦げもすくって。
完成!これは、おいしい決定です!
忘れちゃいけない「いただきます」。心を込めてあいさつをします。
自分達でつくったごはんと味噌汁。お味はいかが?
お焦げもとってもいい感じ。
煮干しも残さず食べました。
「ダイコン、固いかなあ?」
「うん、柔らかいよ。」
食べながら、自分達の料理を評価。
「まだ、お焦げがあるぞ。」
先生はお焦げに熱い思いをもって、こそぎ取っていました。
互いに教え会いながら、手際よくあっという間に調理実習を進めた5年生。この後の片付けも素早かったです。学級のチームワークのよさが伺えました。
家庭科は「家庭化」が重要です。今度、家庭でも、子どもたちが調理をする場をつくっていただけたらありがたいです。
大成功の調理実習でした
【岩根小】楽しみな おもちゃまつり(2年)
12月5日 心を込めて作っています。今、2年生は、生活科「おもちゃまつりをしよう」の準備中。このおもちゃまつりには、1年生を招待します。たくさん楽しんでほしいので、準備にも力が入ります。
今日は、みんなで「ぴょんコップ」を作っていました。コップを2つ重ねて手を離すと、上に重ねたコップが高く飛び出す仕組みのおもちゃです。
跳び具合を確認します。
1年生に喜んでもらうため、かわいいデザインも描きました。
みんな一生懸命です。
1年生を思っておもちゃを作ります。
誰かを思った活動は、一層力が入ります
招待状も手作りです。みんなで、少しずつ文字を書いていました。
おもちゃまつりが楽しみです
【岩根小】凍る朝、温かい作品
12月5日 昨日が温かかっただけに、今日は朝の寒さを一段と強く感じました。
校庭を歩いてみると、砂場はうっすら凍っていました。
どおりで寒いわけです。
先日のPTA奉仕作業できれいにしていただいた花壇には、先日、パンジーを植えました。寒い冬を乗り越えて、春に大きく育つことを願いました。改めて奉仕作業に感謝いたします。
と、指揮台の上になんやら物体を発見。おそるおそる近寄ってみると……。
すてきなお料理が、ハイセンスに盛り付けられていました。児童クラブの子がつくったのでしょうか。もはや作品の領域。子どものイマジネーションの豊かさに感心するばかり。ワクワクしながら作ったんだろうなあ…と、朝から楽しい気分になりました。
学校は、こんな小さな驚きや発見にあふれています。
【岩根小】今日の給食 ~スーパーイワネっ子~
12月4日 今日の給食のメニューは「ハヤシライス」「わかめサラダ」「みかん」でした。
ハヤシライスは、たまねぎがたっぷり入っていて、その甘みとウスターソースの酸味がハヤシルウと見事にマッチング。それでいて、たまねぎの形はほどよく残っていて、飴色にきらきらと光っていました。うむ、見事な煮込みです。
にんじん、じゃがいも、豚肉とおなじみの具のラインナップの中で、ひときわ輝くのがマッシュルーム。小さい頃、給食でマッシュルームを食べた記憶があまりないのですが(あったかなぁ…)、マッシュルームをたくさん食べて健康アップです。昔から、キノコを食べるとパワーアップするテレビゲームが有名ですが、いわねっ子もスーパーイワネっ子に変身ですね
わかめがたっぷり入ったサラダは、脳の働きを意地するヨウ素、体内機能を調整するナトリウムがたくさん含まれています。さらに、骨や歯を作るカルシウムも入っています。スーパー食材ですね。ツナやキュウリ、コーンとの相性は鉄板でした。
今日のスイーツは甘い温州ミカン。今年の初ミカンという子もいたのではないでしょうか。昔、こたつの上にはなぜかミカンが乗っていたことを思い出しながら、おいしくいただきました。
【岩根小】遊びに学ぶ生活科(1年)
12月4日 1年生が、どんぐりや松ぼっくりを使って、おもちゃ作りに取り組んでいました。
今日、みんなで作っていたおもちゃは「マラカス」です。ビニールコップに思い思いのドングリや松ぼっくりを入れて、コップとコップをくっつけて作ります。
どんぐりはたっぷりとあります。子どもたちの「作ってみたい」に応えるには、十分な素材があってこそ。生活科の学習は、豊富な素材が生命線です。
納得したものができあがると、思わず誰かに見せて、伝えたくなります。これもまた生活科。
マラカスの中に入れるどんぐりに、真剣に絵を描いていました。物作りの楽しさを味わうことも生活科。
気付いたことがあれば、思わず伝えたくなるのも生活科。
同じようなどんぐりだけど、お気に入りを選ぶ楽しさも生活科。
友達と一緒に作ると楽しい生活科。
やっぱり、友達と一緒に作ると楽しい生活科。
思い思いの「やってみたい」を形に表していく過程で、「もっと工夫してみたい」という願いや「おっ、これはおもしろい!」と発見が生まれていくのも生活科。
遊びを通して自分の思いを形にしていくことは、学ぶことの楽しさや意欲を高めることにもつながります。充実した時間を過ごす1年生でした。
どんなマラカスができるのか、今から楽しみですね。
【岩根小】書く姿勢、学ぶ姿勢(1年)
12月4日 1年生も書写の学習中。今日は「数字の横書き」について練習していました。
先生が書いたお手本をよく見て、空中に大きく書いてみます。この学習法を「空書き(そらがき)」と言います。間違いを気にせず大きく書けますし、先生から見れば書き順の確認もできます。
空書きの後は、個人練習の時間です。姿勢を整えて、ゆっくりと丁寧に書くことが基本です。
みんなよく集中していました。
なぞり書きも大切な練習です。はみ出さないように、集中してなぞっていました。
文字を書く姿勢も、学習に取り組む姿勢も、大きく成長している1年生でした。
【岩根小】文字にも成長を感じて(春蘭)
12月4日 春蘭学級では、書写の学習に取り組んでいました。1・2年生が硬筆、3年生が毛筆です。
まずは3年生。今日のめあては「自分の名前をしっかり書く」こと。お手本の文字と共に自分の名前も作品です。名前が力強く書けていると、作品もぐんと引き立ちます。先生の手ほどきを受けながら、一生懸命に取り組んでいました
正しい姿勢で、筆を立てて持つ。よくできていました。
硬筆にも真剣に取り組んでいました。
集中して、一文字一文字丁寧に書いていました。
筆圧も強くなり、濃い字が書けるようになってきました。集中した取組も成長の証。
文字にも集中力にも子どもたちの成長を感じて、うれしくなりました。
【岩根小】大盛況!SDGsオリエンテーリング ~環境ボランティア委員会~
12月1日 休み時間、タブレット端末を手に、たくさんの子どもたちが校内を歩いていました。
今日は、環境ボランティア委員会が企画した「SDGsオリエンテーリング」のスタートの日でした。SDGsの目標は17個あるのですが、その目標に1つずつQRコードを張り付けたものを校内のいろいろな場所に掲示しました。
そのQRコードを読み込むと一文字ずつ字が表れ、17文字をつなげると一つの文章になるというものです。なるほど、よく考えましたね。
QRコードがうまく読み取れない時は、子どもたち同士教え合っていました。すぐに先生に頼らずに、自分たちで何とかしようとしているところにも成長を感じます。これも、自然な「学び合い」。
ルールに則って校内の掲示を探す子どもたち。ちょっとした宝物探し気分が楽しいですね。
いろいろな学年の子が、SDGオリエンテーリングに取り組んでいました。
それにしても「SDGs+ICT」というアイディアを生み出すとは…、改めて、子どもたちの考える力に驚かされます。
時に計画通りにいかないこともあります。でも、失敗も貴重な体験、学びです。その時は、すぐに話し合い、計画を修正。「ナイス、改善。」私たち指導者は、失敗しないことよりも、失敗を立て直したことを認めて価値付けていきます。
特別活動の特質は「なすことによって学ぶ」にあります。
学校は楽しいところ。そして、楽しい学校をつくるのは自分自身。誰かにしてもらうことより、自分たちにできることを探す。環境ボランティア委員会の活動に、子どもたちの前向きなエネルギーを見る思いでした。
【岩根小】12月スタート ~改めて子どもを見つめる月に~
12月1日 澄み渡る青空のもと、12月がスタートしました。12月は、2学期のまとめの時期でもあります。学習内容の定着を目指すのはもちろんのこと、子どもたち一人ひとりのよさや成長を改めて見つめる月にしていきます。
毎朝、子どもたちは班長さんを先頭に登校してきます。後ろを振り返りながら下の学年の面倒を見てきた班長さん、大きなランドセルを背負って一生懸命歩き続けた1年生、これらのことを当たり前のこととせず、子どもたちのよさや成長と捉えていきたいと思います。
校門をくぐった後、すぐに、ちりぢりばらばらにならず、班長さんの「解散します」のあいさつと共に、「班員がありがとうございます」と返し登校を終了すること。これも、今年1年続けてきたことであり、子どもたちががんばってきたことです。
先生方も、子どもたちの登校時に、進んであいさつをしたり、班長さんをねぎらったりすることを意識してきました。
さらに、保護者の皆様、地域の皆様、駐在所さんにも、毎朝の登校を見守っていただいています。ご協力に改めて感謝いたします。
一人一人の小さな努力の積み重ねが、大河をつくる一滴となることを信じて、12月も励んでいきます。
【岩根小】準備は万全に ~環境ボランティア委員会~
11月30日 環境ボランティア委員会の皆さんが、明日スタートの「SDGsオリエンテーリング」の準備をしていました。「全校生にSDGsの意識を高めてもらいたい」という思いをもとに企画したものです。
自分たちで考えた企画は、準備も自分達で行います。
「おう、いいねぇ。準備、お疲れさま。ありがとうね。」
と声をかけると、
「はい、がんばります。」
と笑顔で返事が返ってきました。
「あれだめ、これだめ、それもだめ」では、子どもの自立心は育たないと思っています。「だめなのはこれとこれ。それ以外はOK」と、子どもたちに「任せきることのできる範囲」を明確にして、その範囲の中でのびのびと活動できるようにサポートする。それが、特別活動の指導の基本です。
SDGsを楽しい活動を通して広めていく。これなら低学年も楽しく参加できそうです。なかなかのアイディアです。子どものアイディアって、時に大人の想像を超えてきます。ただただ感心するばかり。
明日が楽しみです。
【岩根小】はじめてのアルコールランプ(4年)
11月30日 4年生は、理科で「物のあたたまり方」の学習をしています。ここでは、加熱実験を行います。そこで、今日はアルコールランプの火のつけ方、消し方を学習していました。
ある教育調査によると、マッチを使って火をつけた体験がない小学4年生は6割に達するとのこと。オール電化の普及により、日常的に火に触れる機会が減ってきていることは確かです。となれば練習ですね。これも貴重な体験です。
最初はみんな少し緊張気味。
落ち着いて火をつけることができました。
みんな一度ずつ体験しました。
もちろん火の消し方も練習しました。素早くふたをすることが、安全に火を消すコツです。全員、しっかりと行うことができました。
今、アルコールランプではなく実験用ガスコンロを使う学校も増えています。安全性はもとより、火力が強いので、短時間実験結果を導くことができるからです。そうすることで、考える時間や話し合う時間を確保できます。
しかし、どきどきしながらも、自分でマッチを使って火をつける子どもたちの様子を見ていると、実際に火をつける体験も大切にしてあげたいところです。
どちらか一つに偏るのではなく、学習のねらいに応じて、体験と効率性のバランスのよい指導を大切にしていきます。
【岩根小】みんなで上達(4年)
11月30日 落ち着いた空気の中、筆を走らせる4年生。今日は、書写の毛筆の学習で「書きぞめ」に取り組んでいました。今年度から、3年生以上は、県の書きぞめコンクールを全員で目指しています。
お手本は「白い大地」。左右のバランスを取るのがなかなか難しい字ですが、みんな集中して取り組んでいました。
みんなでがんばる雰囲気が、一人一人の力を高めます。
みんなは一人のために、一人はみんなのために。書写の時間からも、そんな思いが伝わってきました。
自分史上、最高の字を目指してがんばってください。
【岩根小】素早く渡して ~用具を操作する運動遊び~(1年)
11月30日 ボールを使って運動する1年生。後ろにいる友達に頭の上からボールを渡していきます。
ボールを渡し終わったら、すぐに列の最後尾に移動します。こうして、どんどんボール渡しが繰り返されてゴールを目指すのです。
ですから、休んでいる暇はありません。素早く移動するので運動量も十分に確保できます。
寒い日でも、元気いっぱいに運動していました。
【岩根小】くるくるくるっ ~マットを使った運動遊び~(1年)
11月30日 1年生が体育科の学習で「マットを使った運動遊び」に取り組んでいました。体を横に倒し、くるくるくるっと回転していく「丸太転がり」という技に挑戦していました。
この技のポイントは2つ。
①バンザイの状態でマットの上に寝転ぶ。
②腕を伸ばした状態のまま転がる。
と書けば簡単そうですが、1年生にとってまっすぐ転がることはなかなかの難易度です。
おっ、なかなかいい感じの回転です。
回転感覚にも慣れてきたようです。
くるくるくるっと、とても楽しそうでした。
【岩根小】早く元気になりますように
11月30日 今日で11月も終わり、明日からは12月。季節の早さを感じます。朝の寒さも厳しくなりましたが、今日も子どもたちは元気に登校してきました。
現在、インフルエンザでお休みしている子が各学級数名いる状態ですが、一日でも早く元気になることを願っています。
【岩根小】冬休み、いらない(1年)
11月29日 先日行われた校内マラソン記録会の記録証をもらった1年生。お互いに記録証を見せ合いながら、あの日の激走を振り返っていました。
「ぼく、がんばったよ。」
と話しながら、記録証を見せてくるところが1年生のかわいらしさ。本当によくがんばりましたね。
「次はなわとびにチャレンジだね。冬休みも練習してね。」
といろいろな子に声をかけていると、ある子が、
「ぼく、冬休み、いらない。」
と話してきました。一体どうしたのだろうと思って理由を聞くと、
「友達と会えなくなるのいやだもん。学校、楽しいもん。」
とのこと。なんともうれしいやら、微笑ましいやら。
「学校が楽しい」その思いが消えないよう、これからもよりよい学校生活づくりを大切にしていきます。
1年生の皆さん、これからも、友達と一緒に楽しい学校をつくっていきましょうね
【岩根小】雨の日に教えること
11月29日 今日は朝から雨模様。冷たい雨に打たれて、子どもたちは風邪をひかないか心配になります。
そんな心配を吹き飛ばすかのように、雨ニモマケズ元気に登校してくるいわねっ子。たくましいなあ。
さて、雨の日には、雨の日だからこそ教えることがあります。
そう、それは傘のしまい方。まずは、傘を閉じたり開いたりして、傘についた水を切ります。この時、人に水がかからないように昇降口から少し離れて行うことも教えます。
次に教えることは傘を束ねること。傘を束ねずに傘立てに入れると、取り出すときに他の傘に引っかかって、傘の骨が折れてしまうことがあります。傘を束ねる理由も教えていきます。
「奥のほうからきれいに並べて入れると、次の人が入れやすくなるんだよ。」
とマナーも教えます。みんな、しっかりと傘立てに入れていました。
雨の日には、雨の日だからこその指導があります。一度や二度で身につくことではないので、雨のたびに声をかけていきます。そうすると、いつか習慣になっていきます。
何も教えずに「ちゃんとやりなさい」とだけ言われても、子どもは混乱するばかり。そもそも「ちゃんと」って言葉は、イメージがわきづらいものです。行為と共にその意味を合わせて教えていくことは、納得の伴った理解にもつながっていきます。そして、最後に「よくできたね。ありがとう」と認めるまでが指導のパッケージ。
機をとらえて一つ一つ丁寧に教えることをこれからも大切にしていきます。
【岩根小】今日の給食 ~体をつくる給食~
11月28日 今日の給食のメニューは「カップエッグ」「野菜炒め」「みそけんちん汁」「ふりかけ」でした。
カップエッグは、黄身と白身がきれいに調理されていて、塩こしょうもほどよく振られていました。調理員さんが、一つ一つ卵を割ってカップに入れたことを思うとその労力に改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
今日6年生は食育の学習をしましたが、給食は塩分量にも注意しています。普段の食生活でも、塩分の取り過ぎにも気を付けるよう働きかけていきます。
野菜は健康な体づくりには欠かせない食材。免疫力を高めてインフルエンザにかからないようにするためにも、メニューに野菜がたくさん出るのはありがたいことです。もちろん、野菜が苦手な子もいますが、最初から「食べなくていいよ。」ではなく、「一口はチャレンジしてみよう」の働きかけを行いながら食の幅を広げています。
今日は、午前中、一気に寒くなりましたが、こんな日は温かい汁がありがたいです。根菜たっぷりの具だくさんのけんちん汁で、ますます健康な体づくりができますね。
じゃんけんマークのデザインも楽しいふりかけ。パラッパラとごはんにかけて、今日もおいしい給食をいただきました。
【岩根小】「心の根」を育てる道徳科(2年)
11月28日 2年生が道徳科の学習をしていました。今日の学習で扱っている道徳的価値は「礼儀」、「青いアルバム」という教材を通して考えを深めていきます。
いきなり、「あなたは『礼儀』についてどう思う?」と問われても、答えに困ってしまいます。低学年なら尚のこと。ですから、道徳科では、教材に出てくる登場人物の葛藤や揺れる思いに寄り添う形で考えていくようになります。
主人公が葛藤している時の気持ち、行動が変わった理由など、その時の思いを自分なりに考えていくのが道徳科の大切な学びです。その子が感じたこと、思ったことそのものが大切になります。
そして、登場人物の気持ちに寄り添って考えるということは、実は、登場人物に乗せて自分の思いを考えていることにもなります。教育用語にすると少し固い表現になるのですが「自我関与(じがかんよ)」と呼んでいます。
そして、授業の後半では、今までの自分を振り返ります。教材を通して「礼儀」に対してのいろいろな考えをもったとしても、ここで終わればただの「礼儀」評論家になってしまうこともあります。自分事にするには、実際に今までの自分は礼儀正しく行動してきたか、できなかったかをしっかりと振り返ることが、自己の生き方を見つめる上で大切になります。
「〇〇の時、しっかり『ありがとう』が言えたな。とっても気持ちよかったな。」
「朝の登校になると、あいさつができないんだよな。だって…。」
プラス面もマイナス面も含めて、自分の体験を振り返ることが、自分について考える貴重な時間となります。
道徳科は即効的な変容を期待する時間ではなく、じわりじわりと「心の根」を伸ばしていく時間です。いわば、漢方薬のようなイメージでしょうか。ですから、年35回(1年は34回)、小学校6年間で209回、中学校を合わせれば314回の積み重ねが必要になってくるのです。
これからも、全校体制のもと、全学級で週に1度の道徳科を丁寧に行っていきます。
【岩根小】1年生、まっててね(2年)
11月28日 2年生が、おもちゃづくりをがんばっていました。
これは生活科の学習です。1年生を「おもちゃまつり」に招待するので、その準備をみんなで力を合わせてがんばっていました。自分が遊びたいおもちゃを作るのではなく、1年生が楽しめるおもちゃを作るところがポイント。相手意識をもって活動することになります。
これは「まとあて」でしょうか。かわいいデザインが丁寧に描かれていました。1年生も楽しんでくれそうです。
1年生を思って一生懸命作る。生活科の醍醐味です。
こちらの班では「パッチンジャンプ」の跳び具合を確認していました。ジャンプの高さにもこだわりがあるのです。
この班は「とことこ車」を作っていました。輪ゴムとおもりのバランス調整が難しいのですが、何度も微調整を繰り返していました。
おもちゃづくりを通して、友達と互いに相談し合う体験も積み重ねていきます。
この後、1年生の気持ちを想像しながら一緒に楽しめるおもちゃを考えたり、1年生に合わせておもちゃを改良したりルールを変更したりしていきます。さらに大切なことは、その工夫によってみんなが楽しく遊ぶことができるようになったことに気付くことです。誰かのことを考えて工夫することは、最終的にみんなを笑顔にすることを体感的に学んでいきます。
どんなおもちゃまつりになるか、今からとっても楽しみです。がんばってね、2年生
【岩根小】食を選ぶ力を育てて ~食育教室~(6年)
11月28日 本日、本宮給食センターより栄養教諭の先生をお招きして、6年生の食育教室を行いました。今回のテーマは、「バランスのよい食事の取り方を考え、食生活を改善すること」です。
まずは、グループごとに、ファーストフード店の「ハンバーガーセット」と給食メニューの栄養分布を調べました。実際に分類することで、給食のバランスのよさを実感したようです。
続いて、カロリーについて確認しました。ハンバーガーセットが思った以上に高カロリーなことに驚く6年生。
ちなみに、ハンバーガー、ポテト、フライドチキン、ジュースの組み合わせは、何キロカロリーになると思いますか。…なんと1000キロカロリーを優に超えるそうです。小学6年生の1日の必要カロリーが、男子で最大2500キロカロリー、女子で最大2200キロカロリー程度なので、一度に食べる量としては相当に高い値であることが分かります。
ある子が、
「ポテトは少し減らそうかな。ポテトじゃなくてサラダにしようかな。」
とつぶやいていました。
そう、これこそが食育における「選ぶ力」になります。食べるか食べないか。好きか嫌いかという極端な判断ではなく、自分に必要な食事量や栄養を考えて調整していく。このことが、自分で健康な体をつくるヘルスマネジメントにつながっていきます。(ビュッフエに行くと、はしゃいで盛り過ぎてしまう至らぬ自分を反省しました…)
これからも食育指導に力を入れ、食における「選ぶ力」を育てていきますので、ぜひ、ご家庭でもご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
【岩根小】すてきな音を目指して(3年)
11月28日 3年教室からリコーダーの音が響いてきました。
3年生になると、音楽科でリコーダーの学習が始まります。最初は、指使いに苦労する子もいますが、何度も練習を繰り返していくと、ある日ふとした瞬間に、最高の押さえポイントを見つけるようになります。
その頃には、たいてい指もスムーズに動くようになっているのですが、その日がいつ来るのかは練習を続けなければ分かりません。
3年生のみなさん、たくさん練習して、きれいな音が出るようにがんばってくださいね。そして、いつか、すてきな演奏を聞かせてください。その日を楽しみにしています。
【岩根小】小さな成長を捉えて
11月28日 雲一つなく晴れ渡る空。清々しい朝の到来です。
班長さんを先頭に、今日も子どもたちが登校してきました。
「おはようございます!」
と元気にあいさつをする班もあれば、朝は少し眠いのか少し声が小さい班もあります。
と、ふと思い出したのが少し前に用務員さんに聞いた言葉。用務員さんは、子どもたちが生活しやすいように、常に学校の環境整備も行っています。
「子どもたち、あいさつしてますか。」
と尋ねた時に、
「いやあ、いつも声かけてくれますよ。この前、『いつも、ありがとうございます』って言われました。あれは、うれしかったなあ。」
岩根の子どもたちのよさや成長を捉えていただいていることをうれしく思うと同時に、よさを見ようとする目が大切なのだと改めて思いました。
気が付けば、山々の木々も色づきが濃くなってきました。
何かと慌ただしくなる学期末ですが、時に深呼吸して、子どもたちの小さな変化や成長を見つめ、励ましてていきます。
また、本日から個別懇談も始まりますが、お子さんの家庭での様子やがんばっていることなど、学校では見えないところについても教えていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。
なお、冷え込みも予想されますので、温かい格好でお越しください。