岩根小ニュース

2023年5月の記事一覧

【岩根小】地域の方に支えられ ~遊友クラブ~

5月31日 本日、岩根地区の「遊友(ゆうゆう)クラブ」の開校式が行われました。遊友クラブは、毎週水曜日の放課後に行われます。

 これは、国の施策である「放課後子ども教室推進事業」が土台になっていますが、もう少し平たく言えば、「子どもたちが地域の中で、地域の方に触れ、地域に育つ時間」といったところでしょうか。いわば子どもと地域の方々との顔合わせの場でもあります。

 さっそく、遊友クラブの先生に、古くから伝わる「手遊び」を教えていただきました。

 簡単な動きに見えるのですが、意外とこれが難しいのです。でも、子どもたちはとっても楽しそう。大人から教えていただくって、うれしいことなんですね。

 子どもは、あっという間に動きを覚えてしまうから驚きです。

 続いて「シルエットクイズ」で楽しみました。よく見かけるシルエットなのですが、本体は予想とはまったく違うパンチの効いたものでした。

 最後に「遊友クラブ」のルールも確認していました。集団生活を楽しむためには「ルール」を守ることが大切です。集団生活を通して「ルール」を学ぶとも言えますね。

 地域とのつながりの希薄さが話題に上がる昨今ですが、ここには、世代を超えた子どもと地域の方とのつながりがありました。また、家と学校以外のサードプレースがあることは、子どもたちの体験を豊かにし、居場所を増やすことにもつながっていきます。

 地域の方と子どもたちが触れあう姿を見ながら、人は人と人の間で「人間」として育っていくことを強く感じました。

 遊友クラブの皆様、これからも「いわねっ子」をよろしくお願いいたします。

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【岩根小】ふわふわ空気のつみ木(3年)

5月31日 3年生も図画工作科を楽しんでいました。「ふわふわ空気のつみ木」の造形遊びです。
 ビニール袋に空気を入れて「空気のつみ木」をつくります。そして、空気の弾力や手触り、軽さや透明感などの材料の面白さを感じ取りながら活動に取り組んでいました。
 つないだり積んだりしながら、イメージを膨らませていくことが造形遊びの醍醐味。つくりながら「やってみたい」「遊んでみたい」が生まれ、活動へと広がっていくのです。

 「空気のつみ木」をつなげていく中で、どんな世界が広がっていったのでしょうか。そこを想像するのも楽しいところ。

 いろいろな大きさの「空気のつみ木」をつなげていました。みんなで話し合いながら活動するから、アイディアも広がります。これも大切な「学び合い」です。

 何より、思いっきり動ける体育館を活動場所に選んだことが大正解です。存分に活動できますね。

 思わず笑顔もこぼれます。

 ポーズもとってもいい感じ。

 学びを楽しみ、遊びに学ぶ3年生でした。

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【岩根小】みんなでワイワイ!紙けん玉(2年)

5月31日 2年生が図画工作科の学習中。オリジナルの紙けん玉をつくっていました。

 みんな集中して取り組んでいて、思い思いに形や色などを工夫していました。

 思いを形に表していくことは、少し大げさかもしれませんが、人間の根源的欲求とも言えます。時に、子どものアイディアは大人の想像を軽々と超えていくことがあります。ですから、図画工作科は子どもの想像力や感性を伸ばす上で大切な学習です。

 家に持ち帰ったときは、どんなところを工夫したか聞いたり、一緒に遊んだりしてみてください。作品を認められることは、自分自身が認められることでもあり、ひいては自尊感情を高めていきます。

 さて、どんな紙けん玉(神けん玉)ができるか楽しみです。

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【岩根小】子どもの力で楽しく豊かな学級生活 ~係活動~(4年)

5月30日 朝の会が終わった後、4年生の「ドキドキふしぎ係」さんが発表をしていました。この係は、マジックを披露して、学級のみんなを楽しくする係です。

 おもむろに取り出したトランプが、なんかとってもマジックぽくていい感じです。

「誰か、このカードの中から1枚引いてください。」

「では、じゃんけんで決めます。」

「引いたカードは、しっかり覚えておいてくださいね。」

などと軽快なやりとりが続き、楽しく一日がスタートしました。

 係活動は「学級活動」の活動の一つです。子どもたち自身が学級生活を楽しく豊かにすることをねらいとしています。なんと言っても、子どもたちの「創意工夫」が醍醐味です。ですから、先生は時に一歩引いて子どもたちの活動を見守ることも大切な指導です。

 細かなスケジュールで動く学校生活ですが、係活動の時間を少しでも確保し、子どもたちに「自ら動く」意識を高めています。

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【岩根小】感謝とあこがれ(6年)

5月29日 南達方部小学校交歓陸上競技大会の熱も冷めやらぬ今日。6年生教室前には、今までの努力をねぎらうかのように、応援メッセージが再掲示されていました。

 6年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。6年生の「全力」と「本気」は本当にすばらしかった。岩根のよい伝統をつなぎましたね。

 業間の休み時間になると、6年生が陸上の指導をしてくださった先生方のところへ足を運んでいました。

「教えていただき、ありがとうございました。」

 大会は終わった後も大切です。たくさんの人に支えていただいたことに感謝し、言葉に表すことも大切な学びです。先生からは、温かな言葉がたくさんかけられました。結果と共に過程を大切にする大切な時間です。

 走り幅跳びチームが、授業が終わったばかりの1年生教室に入っていくと、

 大きな拍手で迎えられました。

「お兄さん、お姉さん、大好き!」

という熱烈なコールもいただきました。

 少し気恥ずかしそうな6年生。

 でもね、6年生は下級生の「あこがれ」なんです。みんな6年生みたいにかっこいい姿を目指しているのです。

 これからも「全力」と「本気」、そして、下級生への「優しさ」を大切にして、いつまでも「あこがれ」の6年生でいてくださいね。

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