糠沢小ニュース

2018年11月の記事一覧

★★糠沢っ子が「全員登校!生き生きと参加!」―森林学習で学びを深める!―

 11月2日(金),森林学習実施日に「全員」が登校しました。健康が一番です!毎日,元気に登校し仲良く学んだり遊んだりできる「糠沢っ子」は,日本一です!

 1年生から6年生まで,それぞれの目的地へバスで出発しました。全学年の子どもたちと出発前にお会いし,元気な子どもたちを見送ることができました。どの子も「生き生き」とした表情で,しっかりとした目標を持ちながら出発しました。全校児童が元気に学校へ来ることは,何よりも素晴らしいことです。

 行先は,1年生・2年生が「ムシテック・ワールド」,3年生・4年生は「フォレストパークあだたら」,5年生は「裏磐梯や野口記念館」,6年生は「コミュタン福島・片曽根山」へ出かけました。誰も休むことなく参加ができたことは大変うれしいことです。子どもたちの健康管理等がしっかりできているからこそできることです。ご家庭の皆様方に感謝申し上げます。

 今回,森林学習や見学学習として校外における学習でした。どの学年も,貴重な体験を通して学びました。いずれの学年もけがや事故もなく,安全に学校へ帰ることができました。どの子も,生き生きとし,充実した表情でした。引率の先生方並びに見学先で支援を賜りました関係者の皆様方に心より御礼申し上げます。

<1年生>

<2年生>

<3年生>

<4年生>

<5年生>

<6年生>

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★★糠沢っ子と「一緒にお祝い!」―11月9日に公開します!―

 11月9日(金),糠沢っ子と一緒に,創立145周年記念日の「お祝い」をします。なお当日は,お客様(学校評議員の皆様方,PTA本部役員の皆様方)をご招待していますが,保護者の皆様方,糠沢地域の皆様方もお時間がございましたら,ご来校頂き,「糠沢小学校のジオラマ」をご覧ください。

 〇 日時 11月9日(金) 午前8時~8時30分まで

 〇 場所 糠沢小学校体育館

 ★ 今回,皆様方にご披露申し上げた後に,校長室に展示しておきますので,後日も

  ご鑑賞頂けます。よろしくお願いいたします。

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★★糠沢っ子が「考え・操作・説明により“よさ”を実感!」―思考力UP!―

 11月5日(月),第8回の授業研究が行われました。1年生の「算数科・ひきざん」でした。指導助言者は,本宮市教育委員会指導主事の佐藤様でした。ご指導に感謝申し上げます。以前にも紹介しましたが,本校では「夢中になって学ぶ子ども」の育成を主題として,現職教育を全教職員で取り組んでいます。

 今回は「ひきざん」という単元で「繰り下がりのある計算」の第1時の学習でした。授業がスタートしますと,子どもたちは,先生からの発問に挙手して元気よく答えていました。4月に入学して,11月現在では国語科,算数科,生活科など各教科における「学び・学び合い」へ対する意欲が高まってきました。算数科において「繰り下がりのある計算」の導入として,重要な内容でした。

 1年生の子どもたちは,今までに学んだ「数学的な考え方・表現・操作」を活用しながら,めあてへ向かって全力で学習に取り組んでいました。素晴らしい1年生でした。学級担任のきめ細かなご指導や準備の成果が,子どもたちの「学び合い」へ反映しました。後半は,「ジャンプ問題」へ挑戦し,「12-9」や「13-8」の計算の仕方を,13-9の場合と同様に子どもたちは,解答し説明をすることができました。素晴らしい学びでした。

<授業研究 Ⅷ>11月5日(月)1年,単元「ひきざん」(繰り下がりのある計算)

〇授業の様子

〇事後研究会

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★★糠沢っ子へ「もとみやの人々の努力と歴史を伝え!」―岩色疎水ができるまで!―

 11月1日(木),4年生の社会科にて「郷土の発展につくす」の単元で,「大地に水を引く」ことに関する学習を校長お手伝いしました。すでに,「岩色疎水」に関する学習は進んでいましたが,これらに関する具体的な説明のために,「岩色疎水」に関わりの深い校長が,担任から依頼されて子どもたちへ伝えました。

「なぜ,疎水を作ったのか?」という「めあて」のもと,子どもたちと一緒に考えました。まず,疎水を作る前の村の様子をイメージしやすいように「立体模型」にて提示しました。この土地の近くには五百川が流れており,水は豊富でしたが,土地より低いところを流れているために,昔の人々は水を得ることが困難でした。子どもたちは,五百川から水を汲み上げられないことを理解し,大岩や山などを掘りながら「疎水」を作り上げたことを知りました。

<村づくり・疎水づくりに携わった人々の紹介>

 西暦1564年に畠山六左エ門秀富さんが,五百川近くの石川原に村をつくため開拓し,五百川に「堰」を築き開田し,水を引くことができました。その村は関下村です。その後,西暦1668年に,秀富さんの曽孫である直富さんが,岩色の大岩にトンネルを掘り,「岩色疎水づくり」が始まりました。

 このような経緯を説明し,岩色疎水を作るために多くの人々が協力して完成させたことを伝えました。さらに,明治時代に入ってから初代岩根村長の伊藤八郎さんによる「疎水」の延長と維持について説明をしました。

 さらに,旧白沢村の疎水関係についても説明をしました。近くに阿武隈川が流れていますが,旧白沢村の土地が高いところにあるため,田畑へ水を供給するには「ため池」しかありませんでした。そこで,昭和19年ごろ阿武隈川から水を引く計画が実行されました。「岩色疎水」と同様に,当時の人々の協力と努力により水を引くことができました。(以前勤務していた小学校区ですので,説明をしました。)

 以上のことを,模型や写真等を活用して,子どもたちへ伝えました。

<資料の出典>

 〇もとみや小学校社会科副読本

 〇うつくしま電子事典

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