糠沢小ニュース

2016年6月の記事一覧

自分の体力を知る ・・・体力づくり~体力テスト・・・

 本校の子どもたちは、毎朝のマラソンや業間のサーキットトレーニングで、日々体力向上に取り組んでいます。朝のマラソンでは、マラソンカード1枚目を終了して完走証をいただき、2枚目のカードに進む児童が増えてきています。

 学年や自分の目標周に向かって、一人一人が体力づくりに取り組んでいる姿は大変立派です。


 今週は、14日(火)15日(水)と、全学年で体力テストを行いました。この2日間かけて、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げ、上体起こし、反復横とび、握力、シャトルランの記録を取りました。日頃から体力づくりに励んでいる子どもたちにとって、この体力テストは、今の「自分の体力を知る」ことができるよい機会となったようです。





 昨年よりも1回でも多く、1秒でも速く、1cm・1mでも遠くへ記録を伸ばそうと、一生懸命に頑張る子どもたちの姿がありました。その子どもたちの頑張りを見守り、励まし、応援する先生方の姿がありました。

 5・6年生は、目標をもって頑張ることはもちろん、下学年の各種目の回数を数えたり、記録を取る手伝いやシャトルランの補助をしたりしてくれました。最高学年としての自覚とは何かを考えて行動し、下級生からの信頼を増す活動にもなりました。

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移動図書館「あだたら号」がやってきたよ

 しらさわ夢図書館が、市内の小学校や保育所などに、移動図書館車「あだたら号」で巡回し、本の貸し出しを行ってくれています。15日(火)は、糠沢小学校への巡回日でした。

 近年、メディアの発達により、子どもたちを取り巻く環境が変化し、本離れが進んでいるという話題を耳にしますが、本校では、朝の読書タイムなど進んで本に親しむ姿をよく目にします。本校の素敵なところでもあります。

 また、この「あだたら号」の巡回日は、玄関前へ子どもたちと一緒に先生方もついていき、「先生見て!こんな本見つけたよ。」「先生、これおもしろそうだよ。」とうれしそうに話をする一人一人に、笑顔で応える先生方の姿も見られます。これもまた、本校の素敵なところです。

   

   

 この移動図書館車による本の貸し出しは、子どもたちの笑顔からも分かるように、図書館で本を借りるのとはまた違った楽しみがあるように思います。

 他にも、しらさわ夢図書館より、「ドリーム文庫」と称して、ボックスに入った素敵な本が配られ、子どもたちが本に親しむ機会を提供してくれています。大変ありがたいことです。

 お気に入りの1冊を見つけて、楽しそうに本を読む。そんな子どもたちがさらに増えるように、この素晴らしい読書環境を生かし、読書の楽しさや喜びを感じてもらえるようにかかわっていきたいと思います。


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放射線について考えてみよう

 東日本大震災による東京電力福島原発の事故から5年3か月余りが過ぎてしまっています。当時、小さかった子どもたちは、小学生となり、多くのことを学び、心身ともにたくましく成長してきています。

 今週は、放射線教育が各学年で進められています。事故からの経過と身の回りの放射性物質の状況、除染や食べ物の検査などの取組について、放射線の性質も踏まえながら教えることができる紙芝居を、県の除染情報プラザからお借りして授業を行っています。



 これからの生活の中で、放射線から身を守るために実行していくこととして、体の中に入れないようにうがいや手洗いを行い、規則正しい生活を送ること。そして、正しい情報に基づいて落ち着いて行動することを確認し、「自分の命は自分で守る」という心を育てていきます。

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ふるさと糠沢をさぐろう ・・・城ノ内古戦場見学・・・

 3年生の「総合的な学習の時間」のテーマは、『ふるさと糠沢をさぐろう』です。

 今回は、城ノ内古戦場に出かけてきました。話によると、歴史は戊辰戦争の頃にまで坂のぼります。

 この城ノ内古戦場は、二本松城が落城してしまう2日前、ここに本陣を置いていた二本松藩士の樽井隊が、薩摩藩の奇襲を受け、55名あまりが散った戦場だということでした。

 ここには、樹齢250年ともいわれる枝垂桜(シダレザクラ)があり、敵の銃撃を受けた際、この木の陰に隠れて助かったという話が語り継がれており、桜には、今でも銃弾の跡が残っているということでした。




 知らなかった歴史の重みを感じ、糠沢の魅力をまた一つ見つけることができた3年生でした。

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くらしを守る消防士 ・・・消防署見学・・・

 6月13日(月)は、浄水場の見学に引き続き、南消防署の見学も行いました。

 なかなか見ることのできない救急車やいろいろな種類の消防車の中の様子を見せてもらい、わくわくドキドキしながら、署員の方の説明に聞き入っていました。

 他にも、消防署には、緊急時にすぐに現場に駆けつけるための工夫や、ここぞという時に力を発揮できるように、日々訓練をしていることを見聞きしてきました。



 消防署の見学を通して、子どもたちは、命を守る仕事の厳しさや大切さを実感したようです。そして、私たち市民の命を守るために、消防署の方々がいつも一生懸命に訓練していることを肌で感じることができたようです。

 

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くらしを支える水 ・・・浄水場見学・・・

 6月13日(月)、4年生が浄水場の見学に行ってきました。

普段何気なく使用している水は、いったいどこから来るのだろうという疑問から、この社会科学習がスタートしました。

 今回見学させていただいた「立石山浄水場」は、本宮市にある4つの浄水場で一番大きく、
 一日平均10,638㎥ものきれいな水を、本宮市の各家庭に送っている浄水場です。

 見学では、沈殿物などが濾過池で、水がどうきれいになっていくのか、水道水ができるまでの仕組みを学んできました。浄水場内を順番に回り、濁った水がきれいになっていく行程に興味津々で、子どもたちは職員の方の説明に聞き入っていました。



 きれいな水を作るために時間と手間がかかっていたことを知り、水の大切さを再確認することができた、実りある学習となりました。


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いよいよプールシーズン 到来!!

 10日(金)、全校集会の時間を設け、「プール開き」を行いました。

「プール開き」とは、水泳学習の期間、子どもたち一人一人が事故等に遭わないように、安全で楽しい学習ができますようにと、みんなで願う式であり、今年の自分の水泳学習の目標を確認し合う式です。

 水泳は、体全体を使う全身運動であり、健康な体づくりにはとてもよい運動だとされています。しかし、ちょっとした不注意や悪ふざけから、思わぬ大きな事故にもつながることが多い運動でもあります。このプール開きや各学級での話し合いを通して、楽しいプールになるようにしていく必要があります。

 まず、校長先生から、水泳学習で大切なことについてお話をいただきました。

<目標をもって>

  ☞ 昨年より長く/同じ距離でも少しでも速く/泳げる種目を多くできるように頑張る。

<楽しく安全に>

  ☞ 先生の教えや決まりを守り、大切な命を無くすことがないように。


 校長先生のお話を受けて、児童代表が「プールの約束や決まりを守り、目標をもって楽しい水泳学習になることを誓います。」と決意の言葉を述べました。

 その後、体育担当の先生から、大切な命を守るために、プール学習で守るべき3つの約束について話がありました。そして、養護教諭から、プールに入る前の健康面で気をつけてほしいことの話がありました。




 今日は、青空が広がる暑い朝となりました。きれいな水でいっぱいになったプールですが、水温や水質、濾過機の稼働状態の関係で、実際の水泳学習はもう少し先になりそうです。

 先生方も、今シーズンの水泳学習を通して、泳ぎ方や長い距離へ挑戦する楽しさ、水への恐怖心や緊張感を克服して泳げるようになることに楽しさや喜びを味わうことができるように頑張っていこうと、決意を新たにする式となりました。


 

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「すくすく育て 緑のカーテン」始動!

 糠沢小学校では、学習の場に潤いと癒しを提供しようと、緑化活動に積極的に取り組んでいます。その活動を広めていこうと、今年度は「すくすく育て 緑のカーテン」事業への活動にも参加することとなりました。

 この事業は、緑のカーテンの育成を通して、エネルギーを使わなくても快適に過ごすことができることを、子どもたちが見て、知って、分かるようにすることを目的として行われるものです。本校を含め、県内の小学校59校で、この事業が展開されていくことになります。

 先日、この事業をバックアップしている「ふくしまFM」の福島支社より購入していただいたネットを使い、用務員さんがひと工夫をされ、写真にもあるように素晴らしいカーテンの土台を作ってくださいました。いただいたヘチマやゴーヤーが、このネットの上を這うように育ち、緑のカーテンのようになるのが待ち遠しいです。きっと真夏の暑い日差しを和らげて、教室やランチルームの室温を下げ、エアコンを作動させなくても済むかもしれません。




 他にも、プランターや土、種を「ふくしまFM」さんからいただきました。ありがとうございました。夏頃、本ホームページ上で、緑のカーテンの様子とその効果をお知らせできればと思います。

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花を通じてみんなの気持ちを豊かに!


 今年度も、「花いっぱい運動」に参加させていただき、マリーゴールド125本とサルビア60本の花苗を、本宮市よりいただきました。ありがとうございます。

 ご存じのとおり、この「花いっぱい運動」は、戦後まちが崩壊し、人々の心にも余裕が持てない中で、社会を美しく・明るく・住みよくしたい。また花を育てることで人々の気持ちを豊かにしたいという願いを込めて、昭和27年、当時長野県松本市の小学校教員だった小松一三夢先生によってはじめられたものです。花を植えることで景観を良くするということもあるかと思いますが、教育現場においては、花を育てることを通して、命の大切さを見つめ直してもらいたいという願いが込められているのだと思います。

 花の命を愛おしむことは、人の命を慈しみ、尊重し、自然・社会環境を守ることであり、人として欠くことできないものであると考えます。情操教育の一つとして、いただいた花を子どもたち一緒に大事に育て、思いやりの心を育て、一人一人が持つ人間力を育てていきたいと思います。

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バラがきれいです! いい香りがします!

 先日、バラ寄贈の様子を紹介させていただきましたが、本校には、昨年より、校長先生と用務員さんが育てているバラ園があります。そのバラが見頃を迎えています。

 5・6年生教室前の花壇のそばを通ると、そよ風に運ばれて、とてもいい香りに包まれ、ほっとします。バラの匂いはアロマ効果もあるとされており、教室の窓を開けていると、素敵な香りで気持ちがリラックスし、集中して学習に取り組めているのではないかと思います。

 

 
この素敵なバラの香りが、校舎内にも広まっています。来客を迎える玄関、手を洗う水道などにそっと置いてあり、たくさんの人の気持ちを癒してくれています。 

毎日一生懸命に勉強や運動を頑張っている子どもたちと、情熱をもって子どもたちと真剣に向き合い頑張っている先生方へのプレゼントなのだと思い、校長先生の心配りに感謝しているところです。

 あいだみつをさんの詩にも、「美しいものを見て美しいと言える その心がうつくしい」という詩があったかと思いますが、美しいものを見て、その美しさに気づき、素直に美しいと言えるということは、その人の心が美しく澄んでいることの表れなのだと思います。

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