糠沢小ニュース

糠沢小の日々

雨と虹のフリー参観(ふくしま教育週間)

「ふくしま教育の日(11月1日)」「ふくしま教育週間(11月1日~11月7日)」は、平成15年3月「ふくしま教育の日条例」により、県民の教育に対する理解を深め、本県の学校教育、社会教育および文化を充実させ,並びに発展することを期する日として制定されました。

糠沢小学校は、10月26日の学習発表会に続き、11月7日「フリー参観」を開催しました。
今年の目玉は、「校内マラソン大会」。1年生2年生までは、いいコンディションで始まりましたが、天気予報通りの雨が落ちてきて、3年生から学年が上がるごとに雨が強くなってきました。そんな状況の中でも、子どもたちの力走と保護者の皆さんの応援で無事終了、3つの大会新記録樹立のおまけまでつきました。
校内マラソン大会が終わってからも、各学年の算数科、家庭科、図工科、理科の授業参観にたくさんの保護者のみなさんに足を運んでいただきました。
フリー参観の保護者の感想です。
「雨の中、子どもたちが一生懸命に走る姿を見てとても感動しました。先生方も子どもたちを一生懸命励ましているのを見て,本当にこの学校は素晴らしいと思いました。糠沢小学校のPTAとしてこの学校にいれて、とてもうれしく思います。とても素直で、ステキな子どもたち、先生方です! それから学習発表会での全体合唱、感動して涙が止まりませんでした。本当に校長先生がおっしゃっていたように『子どもは宝だ』と思います。」

フリー参観が終わる頃、雨の中のマラソン大会のご褒美なのか、二重の虹が学校の北東の空に出ていました。


0

スマイルキッズパーク・リニューアルオープン記念式典

11月2日(土)本宮市糠沢にある「スマイルキッズパーク」が小学生も楽しめるように規模を拡大し、リニューアルオープン式典が行われました。
糠沢小学校5・6年生は、オープニングセレモニーで鼓笛演奏、テープカットに参加させていただきました。本宮第一保育所の子どもたちも「白虎隊の舞」で参加しました。
式典後、早速、子どもたちは「アスリートエリア」で瞬発力・筋力・持久力を養う遊びに挑戦しました。
また本宮の名所が増えました。
みなさん、グリーンパーク野球場向かいの「スマイルキッズパーク」でどうぞお出かけください。


☆オープニングセレモニー☆



☆アスリートエリア☆
0

言葉の力 『夢の教室 萩原智子先生』

10月31日、「夢の教室」の授業がありました。
講師は、競泳のシドニー五輪代表の萩原智子先生でした。
前半は、仲間意識や目標達成に向け協力する姿勢や思いやりの精神を学び
後半は、萩原先生が夢を持つきっかけや夢を実現させるまでの努力を話していただきました。
萩原先生の話を聞き、同じ言葉でも夢を実現した人の言葉には深い意味と力強さがあると感じさせられました。
それは、ひとつひとつの言葉に一冊の本になるほどの挫折と成功と友情と努力の物語があるからです。
☆「ピンチをチャンスに変える」
☆「克己」
☆「覚悟」
☆「ライバル」
☆「優勝」
☆「笑顔の親善大使」
これらの言葉は、5年生30名の児童の心にしっかりと刻まれました。




0

昔・・・本宮にも爆弾が落ちた!(劇と戦争体験講話)

「ほしがりません。勝つまでは。」
「今日、赤紙が来たんだ。あさって、若松の連隊に入る。」
「母ちゃんは、おまえの無事をいっつも祈ってるからね。」
10月26日の学習発表会で、6年生33名は戦争をテーマにした劇『安達太良山は知ってる』を演じ、会場のみなさんから「感動して涙がでました」という感想をいただきました。

4日後の10月30日、幼い頃戦争を体験した2名の講師をお迎えし、戦争体験講話をお聞きしました。(生涯学習センターにコーディネートしていただきました。)
昭和10年代後半、B29より郡是製糸本宮工場のあたりに117個の爆弾が落下され、たくさんの住民が命を落としたこと。
赤紙で20歳以上の男子は戦争に行かなければならなかったこと。
女子は、けが人の世話や亡くなった人のお世話など臨時の看護婦をやったこと。
出征将兵の武運長久・安泰を祈願するために、国旗にたくさんの人が寄せ書きをしたり千人針で布を作ったりしたこと。
食べ物がほとんど無かったことなど・・・・。
6年生は、自分たちが演じた劇の中で出てきたセリフの意味を実感しながら、深い学習をすることができました。


☆6年生33名が演じた 劇 『安達太良山は知っている』


☆幼い頃に戦争を体験した二人の講師から、郡是製糸工場周辺に落ちた爆弾の話を聞きました。

☆出兵将兵へ・・・千人針の布、そして国旗の寄せ書き

☆当時のヘルメットや水筒の着用体験,関連図書の案内


0

創作劇「夜泣き地蔵」(糠沢に伝わる民話)

10月26日の学習発表会で3年生は創作劇「夜泣き地蔵」を演じました。
3年生は地域学習の中で糠沢字堀ノ内に伝わる「夜泣き地蔵」を知り、地元の川名実さんにお願いして、全員で興味深い話を聞きました。
「むかし、本宮字高木の方に夜に泣いている地蔵さまがいたので、堀ノ内に運んで小さなお堂をつくって入れてあげたら、泣かなくなった」というのがもともとの話のようです。
3年生は、この話をもとに全員で劇を演じ、最後は白沢地区に伝わる「白沢音頭」で地蔵さまを元気づけました。
地域の民話ということもあり、会場は「糠沢の名所」を共有することができました。


(堀ノ内に伝わるもともとの話を川名さんから聞きました)

(3年生で創作劇をつくり、3年生全員で演じました)
0