岩根小ニュース

輝け!いわねっ子

【岩根小】授業参観、ありがとうございました

7月4日 本日は授業参観でした。本校で大切にしていることの一つが「心の教育」。これは、昨年度の保護者アンケートでも強く求められたものです。そして、道徳教育の「要」となるのが「道徳の授業」です。本校では、週に1回の「道徳の授業」を、全学級で丁寧に積み重ねています。年間35回を地道に積み上げていくことが、子どもたちに「自己を見つめる力」を育てていくことにつながると考えています。

 そこで、今回は、全学級で「道徳の授業」を公開しました。

 授業の中で大切にしていることもあります。それは「振り返り」です。「今までの自分はできていたかな?」と過去の自分を振り返ることは、今までの自己を見つめることであり、これって、なかなか普段の生活ではできないところです。「道徳の授業」だからこそ、時間をかけて見つめることができます・

 できた、できないの是非を問うのではなく、率直に自分を振り返り、自分自身を見つめ、仲間と語り合い、改めて自己を見つめる。そんな授業をイメージしています。本日の「道徳の授業」へのご感想などあれば、ぜひ、連絡長等でお知らせいただければ幸いです。

 本日は、ご多用の中、学校まで足をお運びいただき誠にありがとうございました。

 

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【岩根小】七夕をみんなでつくる ~代表委員会~

7月3日 前回、代表委員会で「登校班ともっと仲よくなりたい」という願いのもと、話合いが行われたことをお伝えしました。その後、話合いを重ね、思いが形になりました。

 七夕が近いということもあり、昼休みを利用して、登校班ごとに「七夕飾り」をつくることにしました。上の学年が先生になって、下の学年に飾りのつくり方を教えます。

 同じ班には、兄弟姉妹もいますね。それも、いつもの縦割り班とは違って新鮮なところです。

 できた飾りは、体育館通路に掲示された「竹の絵」に飾っていきます。

 この竹の絵、代表委員会によるものです。なんでも、今回、あえてタブレット端末で画像を見せることはせず、自分が思い描いた竹を描くようにしたとのこと。アナログ感満載の絵は、子どもたちの個性が相まって迫力満点。

 晩年のパブロ・ピカソ曰く、「この年になって、やっと子どもらしい絵が描けるようになった」の言葉を引き合いに出すまでもなく、子どもの絵は子どもだからこそ描けるパワーに満ちあふれています。

 ぞくぞくと完成した飾りをもって、子どもたちが体育館に入ってきました。

「どこに貼る?」

「高いところ。」

「ここでいい?」

 しばらく、登校班ごとの飾りづくりは続きます。最終的にどんな七夕飾りができるのか楽しみです。

 明日の授業参観では、体育館通路にもお立ち寄りいただき、子どもたちの「手作り七夕」をご覧いただければうれしいです。

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【岩根小】教職員も学び合い ~校内研究~

6月30日 それぞれの学校では、教育の質を高めるため「校内研究」を行っています。各校の実態によって研究テーマは異なります。本校の研究テーマは以下のものです。

「互いのよさを認め合える児童の育成 ~道徳科と学級会の充実を通して~

 最終的には、「自分にもよいところがある(自己肯定感)」「自分は学級・学校の役に立っている(自己有用間)」という思いを、子どもたちの内面に育てていくことを目的としています。

 そのためには、子ども同士が「学び合う」授業づくりは欠かせません。道徳科と学級会に焦点化を図っていますが、「学び合い」はすべての学習で取り入れられるものですが、指導の効果を高めるためには、教職員一人一人が「学び合い」そのものを理解する必要があります。

 そこで、本日、「学び合い」「共同学習」の先駆者である 阿部 隆幸 教授を上越教育大学教職大学院よりお招きし、「今の時代の授業のつくり方、すすめ方」のテーマのもとご講義をいただきました。

 阿部先生の講義は、私たち教職員も実際に「学び合い」を体験していくスタイルです。教職員自身が「学び合い」のよさを実感することなしには、子どもたちに還元していくことはできません。

 教員が黒板の前から一斉に指導をするというスタイルは、かねてよりオーソドックスな指導法として行われてきました。この手法は、効率的に知識を定着させるには効果的なのですが、その反面、どうしても学びが受け身になりやすいという課題もあります。

 これからの未来を生きる子どもたちには、「自らの考えを表出(アウトプット)し合いながら、対話によって共によりよい考えを生み出していく力」を育てていく必要もあります。そうなると、ペアやグループで話し合う時間を確保したり、自由に動き回って自らの考えを伝える場をつくったりすることが重要になります。

 今回、阿部先生からは、「協同学習」の理念や具体的な指導法を学ぶことができました。今回の研修の成果は、日々の授業で子どもたちに還元していきます。

 「教師が教える」から「子どもが学ぶ」と主語を変えながら、今の時代に合った授業をつくることを目指していきます。

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【岩根小】係活動スタート(3年)

6月28日 係活動は決まったものの、誰がどの係活動に入るかで立ち往生してしまった3年生。

 「生き物係」は希望者がいなくて存続の危機。なくすことも検討されましたが、3人の子が他の係から移動しました。「移動してくれてありがとう」で終わるのは大人の発想。先生は、

「移動してくれたのはうれしいけれど、本当に納得して活動できる?」

と確認しました。すると、

「大丈夫です。『生き物係』もやりたかったので。」

との答え。先生は、学級みんなに問います。

「3人の友達は、いつも『ゆずり屋さん』になるの?」

 すると、子どもから、

「いや、今度、係活動を決める時は、その人達に先に選んでもらえばいい。」

「今度は他の人が譲ったほうがいい。」

との意見が生まれました。

 学級会の話合い活動に明確な正答はありません。大切なことは、たとえ100%の満足ではなくても、そこに学級みんなの納得があるか、みんなが納得できるように対話が行われたかということ。「なすことによって学ぶ」子どもたちでした。

 めでたく決まった係活動。時にはトラブルもあるでしょう。でも、それを乗り越えていくのも子どもたち。自らの手で学校生活を豊かにしていく力を育てていきます。

 

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【岩根小】年長さんと楽しい時間(2年)

6月27日 今日の業間の休み時間は、2年生と岩根幼稚園の年長さんが楽しく遊ぶ時間でした。これを異校種交流と言います。異校種交流は、所属が異なる子どもたちが互いに関わり合えるよう、意図的に設定したものです。小学生には、小さい子を思いやる気持ちを育て、幼稚園生には、年上の友達を慕う気持ちを育むことを狙いとしています。

 最初は、気恥ずかしそうにしていた2年生でしたが、だんだん自分から声をかけ、一緒に遊ぶ姿が見られました。さすが、先輩です。

 2年生に両手をつながれ、うれしそう。

 2年生がリードして、鬼ごっこの鬼を決めているようです。

 学校経営グランドデザインにも示したとおり、「異校種交流、異学年交流」を着実に進め、互いに関わる活動を大切にしながら、人を思う気持ちを育てていきます。

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【岩根小】遊びの原点(6年)

6月27日 今日の業間の休み時間は、2年生と岩根幼稚園の年長さんが遊びを通して交流する時間でした。ですから、安全面を優先し、子どもたちの好きなサッカーやドッジボールは行わないこととしました。それでもへこたれないのが6年生。

「それなら、みんなで鬼ごっこしよう。」

ということで、男女入り交じって鬼ごっこを始めました。まさに、遊びの原点。

 できないことを嘆くより、できることを探す。6年生ってたくましい。

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【岩根小】自分たちで豊かな学校生活をつくる ~学級会~(3年)

6月27日 今年度、本校では「学級会」の時間を大切にしています。「学級会」は、子どもたちが、自分たちで学校生活をよりよいものに高めていくため、自分たちで話し合い、自分たちで決定し、自分たちで実践していく時間です。

 今日は、3年生が、新しい係活動を決めていました。3年生になれば、学校生活を豊かにする創意工夫のある「係活動」と、学校生活を営む上でやらなければいけない「当番活動」との違いを明確に指導する必要があります。ここは、教師が教えていくところでもあります。先生が整理をしながら、新しい係活動が決まりました。

 「かざり係」は教室の壁面に、季節感のある掲示物をつくって飾る係ですが、ある子が「『おたん生日係』がパーティーをするとき、『かざり係』に飾りをおねがいしたらいい」というアイディアを出したことで、2つの係はコラボをすることになりました。子どもって、こんなおもしろいアイディアを考えつくんですね。だから、子どもの力を信じたい。

 「学級会」は「話し合う時間」ですが、別な言い方をすれば「聞き合う時間」でもあります。また、「発表は、相手に聞こえる声で話さなければ伝わらない」ということも体験的に学んでいきます。「発表を鍛える」場でもあります。

 「学級会」で話し合う時間は、多くても年間15回程度しか取れません。しかし、「学級会」は学級の生活づくりに直結する大切な時間です。ですから、1回1回の「学級会」を丁寧に積み重ねていきます。

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【岩根小】大きくなってね、アサガオさん(1年)

6月27日 今日も朝からアサガオのお世話です。お水をしっかりあげて、花が咲く日を待ち続けます。毎日のお世話が、自分のアサガオを愛おしく思う気持ちを育てます。

 また、毎日のお世話を通して、いろいろな「?」(気付き)が生まれていきます。「気付き」は、何かを発見しようという感性でもあり、ひいては学習意欲も高めていきます。

 体験を通して、思いを深め、気付きから気付きが生まれる生活科です。

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【岩根小】「サインをお願いします」(1年)

6月26日 今、1年生は、お昼休みになるといろいろな先生にサインをもらっています。これは生活科の学習です。自分から先生方に関わる活動を通して、あいさつやお願いの仕方を体験的に学んだり、人とつながることの楽しさを感じたりします。

 コン、コン。かわいらしい音と共に校長室の扉がノックされ、1年生が入ってきました。先輩が付き添ってくれたようです。こんなところにも大切な関わりが生まれていました。

 上手にサインのお願いをすることができました。

 これも大切な「ひと、もの、こと」に触れて学ぶということ。1年生の学びがぐんと広がっています。

 

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