本宮小の日々
4年生算数科 わり算の筆算を考えよう
4年生は今、算数科でわり算の筆算に取り組んでいます。
今日8月26日(金)の5校時、4年1組の教室ではそのとりかかりとして、80÷20や90÷20など、何十÷何十というわり算の学習にとりくみました。
子どもたちはこれまで、76÷3(2位数÷1位数)や 80÷2や200÷5(何十÷1位数、何百÷1位数)といったわり算も筆算できることを知り、いろいろな問題に取り組んできました。
2学期は、64÷31や186÷34といった、わる数のけたが増えた様々なわり算(2~3位数÷2位数)の筆算に取り組みます。
今後、わる数の2位数を何十とみて仮の商をたて、わり算の筆算をしていく子どもたちにとって、この時間で取り扱う「10をもとにする」という考え方は、とても大事なポイントとなります。
子どもたちは今まで学習した事柄のどんなことを使えば解決できそうか考えながら、丁寧に問題に取り組んで答えを求めたり、自分の考えた計算のしかたを友だちに説明したりして、今日の課題である「60÷20の商は、10をもとにした6÷2の計算で求められる」という考えにたどりつきました。
実はこの授業、県北教育事務所の指導主事の先生をお招きしての校内研究授業でした。
たくさんの参観者がいる中ではありましたが、いつも通りに自分の考えを伝えたり、相手の考えを聞いたりして、「なんでだろう?」「こうやるんじゃない?」と、見方・考え方を広げ、主体的な学んでいく子どもたちの姿が、たくさん見られた授業でした。
放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。
3年生国語科 山小屋で三日間過ごすなら?
今日8月25日(木)の2校時、3年1組では、国語科「対話の練習 山小屋で三日間すごすなら?」の学習に取り組んでいました。
もしも「山小屋で三日間過ごすなら」というテーマで、グループでどんなことをするか?何が必要か?ということを話し合って決めていくという学習です。
いろいろな意見をグループで出し合い、話し合いをまとめていくことが学習のねらいです。
まずは、自分の考えをまとめます。
3日間でやりたいこと、そのために必要な道具はなんだろう?
かいちゅう電とう、地図、虫取りあみ、ライター、カメラ…などなど、自分がやりたいことと関わらせ、なぜそれを持っていきたいかの理由も考えます。
その後、グループになって、「考えを広げる話合い」、「考えをまとめる話合い」と進んでいく予定です。
楽しみながら取り組めそうですね。
相手の意見を大切にしながら、どう話し合いをまとめていくか・・・?
2日前に紹介した、5年生国語科でも「対話」に取り組んでいたところですが、「話し合う力は社会に出た時に欠かせない力」といわれます。
相手の話に耳を傾け、自分の意見を言い、お互いがそれぞれの考えをすりあわせる……。これからの生活の中で大切なことを、発達段階に応じて、繰り返し学んでいます。
また、1組ではこの時間、タブレットの「メタモジ」を使って、一人一人が自分の考えをシートにまとめることや各自の考えをタブレットの画面上で共有することにも取り組みました。
ICTに関するスキルも、発達段階に応じて、繰り返し学びます。
2年生音楽科 きょくに 合った 歌い方
今日8月24日(水)の3校時、2年3組の子どもたちが、多目的室で音楽科の授業に取り組んでいました。
題材名は「きょくに 合った 歌い方」。この時間は、『ジェットコースター』の曲の歌詞から様子を想像して、歌い方を工夫したり、曲の振付けを考えたりする学習です。
わくわくする気分を歌で表現するには、どんなふうに歌ったらよいかな?
「ビューン」のところは、どんな振り付けをしようかな?
歌詞を口ずさみながら、動きを工夫しています。
一人一人がジェットコースターにのったつもりで考えます。
なかには、友達の動きの良いところに気づき、採り入れる子もいました。
子どもたちは曲に乗って、身体を動かす楽しさをたっぷりと味わって、笑顔がいっぱいです。見ているこちらまで楽しくなりました。
表彰集会 入賞 おめでとう!
今日8月23日(火)のお昼の時間を利用して、子どもたちが1学期や夏休み中に取り組んだ「第75回安達地区音楽祭 合唱の部」と「七夕展(書道)」の上位入賞者、さらに「第61回下水道いろいろコンクール」の絵画・ポスター部門で、見事「国土交通大臣賞」(これは、全国1位に相当する賞です!)に輝いた入賞者の賞状伝達を、校内テレビ放送でおこないました。
入賞したみなさん、おめでとうございます。
なお、「第61回下水道いろいろコンクール」の絵画・ポスター部門の表彰式については、令和4年8月2日(火)に、東京ビッグサイト1F特設会場で開催され、表彰状と記念品が、国土交通大臣から受賞者本人に手渡されました。
5年生国語科 対話の練習 どちらを選びますか?
今日8月23日(火)の1校時、5年生が国語科の学習で、「対話の練習 どちらを選びますか?」に取り組んでいました。
「校長先生が、犬を飼うか、猫を飼うかを迷っている。校長先生にペットとしてすすめるなら、犬か?猫か?」という想定での、対話の練習です。
この時間は、あくまでも対話の“練習”。相手を論破することが、目的ではありません。
子どもたちは、犬派と猫派に分かれ、
① それぞれの立場で理由を考える。
② 司会者がそれぞれのチームから意見を聞く。
③ 考え方がはっきりするように質疑応答をする。
④ 質疑応答をふまえて考えを整理し、改めて意見を言う。
という段階を経て、より説得力のある説明ができるように、自分の考えの支えとなる根拠や理由を明確にしていました。
「猫の方が、おとなしいから飼いやすい。」
「犬だって、きちんとしつけをすれば、無駄に吠えたり、噛みついたりしないよ。」
「飼いやすいかどうかは、その人によっても、犬によっても違うのでは?」
「猫は、わざわざ散歩しなくてもいいから、飼いやすいよ。」
「なるほど。でも、外に出て他の人とふれあい、交流する機会が増えるというよさもあるよ。」などなど・・・。
はたして、より説得力があって、校長先生に納得してもらえるのは、どちらでしょう?
また、「対話力」を身に付けさせるためには、繰り返しの練習も必要です。
「夏休みに出かけるなら、あなたは山派? 海派?」
「朝食は パン派? それともごはん派?」
次の楽しいテーマを考えて、さらに磨きをかけていきましょう!