輝け!いわねっ子
【岩根小】迫力満点の和太鼓 ~鑑賞教室~
9月11日 本日、低・中・高学年ごとに鑑賞教室を行いました。内容は「和太鼓」。創作和太鼓集団の「打鼓音(Dako-on)」さんをお招きし、迫力の和太鼓演奏を披露いただきました。
「打鼓音(Dako-on)」さんは、文部科学大臣賞の受賞歴があり、各種全国コンクールで何度も優勝を重ねられている団体です。多くの方に認められた、その和太鼓の演奏が聞けることを楽しみにしていました。
直径1mを超える大太鼓の演奏からスタート。大太鼓が激しく打たれ、迫力ある演奏が体育館一杯に響き渡りました。
腹の底まで届く力強い音と振動に、子どもたちは心を鷲づかみにされていました。
いろいろな太鼓の種類についても分かりやすく教えていただきました。
太鼓以外の楽器もたくさん紹介していただきました。
昨年度の保護者アンケートにも「本物に触れる体験をさせたい。」というご意見がありましたが、やはり、プロの演奏は子どもの心をぐっとつかむものでした。本物に触れることは、子どもたちの感性を高めることにもつながります。
演奏者の楽しそうな様子に引きつけられて、自然と体が動き出す子もいました。
45分の演奏時間があっという間に過ぎていきました。
【岩根小】今日の給食 ~食と思い出~
9月8日 今日の給食のメニューは「わかめごはん」「厚焼きたまご」「大根のそぼろ煮」「五目汁」でした。
「卵焼き」と聞くと、いつもある道徳科の教材を思い出します。教材の内容は「家族愛」、あらすじはざっと以下のもの。
今から数十年前、まだ卵が高価だった時代のお話。遠足前日の夕方、由紀は母に大好きな卵焼きをお弁当に入れてほしいと一方的に頼みます。しかし、家では卵を切らせていたため、父も母も我慢するように話します。
納得できない由紀は泣きじゃくりながらごねて眠ってしまいます。遠足当日、お弁当を開けてみると、そこには思いもかけない卵焼きが入っていました。それは、父が夜遅く遠くの知人宅に行って分けてもらった卵でした。
家に帰った由紀は、「今日からふろたきの手伝いをしよう」と思い立ちます。
教員になってから出合った教材ですが、自分の小さかった頃の思い出と重なり、ふと、すっかり老いてしまった両親のことや、今は亡き祖父母のことを思い出します。
さて、今日の厚焼きたまごも色鮮やかな黄色がまぶしかったです。表面にうっすら付いた焦げ目も食欲をそそります。
厚焼きやまごは、甘みがほどよく、断面もとってもきれい。バランスよく入った空気が、ふっくらした味わいをつくっているのですね。
大根のそぼろ煮は、具材の奥まで味が染みていて上品な味付けでした。また、大根は、柔らかさの中にもパリッとした食感がさりげなく残っていて、見事な煮込み具合でした。
五目汁にも野菜が一杯。栄養満点の給食でした。
わかめごはんも人気のようです。2年教室では、おかわりの列がつくられていました。
完食する子もだいぶ増えてきました。
【岩根小】関わりの中で学ぶ(3年)
9月8日 本校で大切にしている学習スタイルが「学び合い」です。学び合いに、一つの正解、型はありませんが、互いにに関わりながら学ぶことをベースとしています。
今日は、3年生が算数科「10000より大きい数を調べよう」の単元まとめの練習問題に取り組んでいました。練習問題は一人でもできますが、グループで取り組むところがポイント。自力で解くのが難しいときは、隣の友達に質問すれば、尋ねられた友達は解き方の過程をしっかりと説明します。説明するためには、解き方を整理して話し必要があります。ですから、説明する子の力も伸びていきます。
また、グループをつくるとき、先生は、しっかりと条件を指示していました。
「15分間集中して取り組むこと」
「説明は隣の人に聞こえる声で話すこと」
「算数に関する話だけをすること」
この条件提示がないと、学び合いが始まってからの注意が増え、子どもの集中力を削ぐことがあります。明確な指示は大切です。
そして、一斉に練習問題がスタート。
先生も積極的に指導に入っていきます。
静寂の中、15分間はあっという間に過ぎていきました。集中した15分は密度の濃い時間となります。
練習時間終わると、分からないところを教え合ったり、再度、説明をしたりする時間を取っていました。
この時間も、先ほどの「学び合い」の条件は生きています。
練習問題であっても、関わりの中で学ぶ3年生でした。
【岩根小】本を聞く ~読書ボランティア~
9月7日 毎週金曜日の朝は、読書ボランティアの皆様にお越しいただき、読み聞かせが行われています。今日は低学年の日でした。
読書ボランティアの皆様は、ご自身で、学年の発達段階に応じた本を選んでくださっています。本選びのセンスもさることながら、その労力に感謝するばかりです。
子どもたちは、本の世界にぐんぐんと引き込まれていきました。
聞く力は、聞き方の形を教える以上に、聞きたくなる状態を作り出す方がしっかりと身に付いていきます。
そして、聞き終わった後に伝える言葉は「しっかり聞いてくれたね。ありがとう。」
聞くことの心地よさ、聞くことのプラスの感情を育てながら「聞く力」を育てていきます。
最後に忘れてはいけないのが、読書ボランティアの皆様への感謝の言葉です。みんなで声を揃えて、
「ありがとうございました。」
感謝は体験を通して学ぶことが一番だと思います。
帰り際、読書ボランティアの皆様に、
「どの学年も聞き方がすばらしくて、驚いています。真剣に聞いてくれてうれしいです。」
とお褒めの言葉をいただきました。
「聞く力」も、いわねっ子のよさに高めていきます。
【岩根小】待ってたよ ~モトム号来校~
9月7日 本日、モトム号がやってくる日です。毎回、最新作から人気作まで、いろいろな本が運ばれてきます。この日を待ち望んでいる子がたくさんいます。
「どの本にしようかなぁ。」
本は選んでいる時も楽しいですよね。
学校経営グランドデザインにも示しましたが「読書活動の充実」は、今年度重視している項目です。言葉を大切にする子どもを育てるには、言葉に触れ、言葉を知ることも大切です。また、読書を通して、書いていることを正しく読み取る力も身に付いていきます。読書は重要な学びです。
読書好きな子どもを育てるため、低学年から本に親しむ機会を増やしていきます。
【岩根小】暑さの合間の外遊び
9月7日 少しだけではありますが、今日は暑さが和らぎ、昼休み、久しぶりの外遊びができました。子どもたちは、この日を待ちわびたかのように、校庭に飛び出してきました。
ドッジボールに
一輪車
長縄跳びも楽しそう。
ブランコ遊びもまた楽し。
小学校時代、思い切り体を動かすことは、体の成長には欠かせません。また、いろいろな動きをすることで、いろいろな筋肉が鍛えられ、体幹も強くなっていきます。この体幹。授業中の姿勢にも大きく影響していきます。体幹が弱いと姿勢がキープできず、集中力も途切れがちに…
やっぱり、思い切り遊ぶことも大切な学びなのです。「よく学び、よく遊べ」とはよく言ったものです。
おや、大きなバッタを捕まえたようです。こんな大発見も外遊びならではですね。
校庭に出る前と戻ってからの水分補給、遊ぶ時間の制限等の熱中症対策に十分留意しつつ、少しでも子どもたちが体を動かす時間を確保できるよう努めていきます。
【岩根小】今日の給食 ~麺&スイーツデイ~
9月7日 今日の給食のメニューは「ジャージャー麺」「ワンタンスープ」「フルーツ白玉」でした。今日は、麺好き待望の、月に一度の麺デーでもあります。
豚挽肉、玉葱、たけのこ、にんじん等が甘辛く煮込まれたタレと麺を混ぜ合わせていただきました。この照りがもう最高です。麺とぎっりち絡めるプチ調理をしてから、いただきました。
ワンタンスープも最高のお味。トッロトロのワンタンが、チュルチュルと口の中に入っていきました。
そして、本日の締めはスイーツ。砂糖漬けのミカン、パイン、桃は、甘みたっぷり。果物の海の上に白玉が上品に浮かんでいました。贅沢な給食を楽しみました。
【岩根小】吹け!みんなの音色は美しい(4年)
9月7日 「生きろ!」でお馴染みの、ジブリの名作アニメ映画「もののけ姫」。そのテーマ曲が、透き通るリコーダーの音色で聞こえてきました。4年生の音楽科の時間にリコーダー演奏をしていました。
リコーダーの高音は、指で穴の開きを調整するので、音の出るポイントをつかむまでが難しいのですが、4年生は見事ポイントをつかんだようです。きれいな音色が響いていました。
真剣な表情で取り組んでいます。何事も本気で取り組まなければ力にはなりません。
練習を繰り返し、どんどん音色が揃っていきました。
【岩根小】祝福は続く(2年)
9月6日 学校全体で賞状授与式をした後も、祝福は続くというお話をご紹介。
賞状を手に学級に帰ってきた2年生。先生は、どんな賞だったのか、そこにはどんな努力があったのかを学級の子どもたちに改めて伝えます。賞状を渡して終わりではありません。
「盾ももらったんだよ。すてきな盾だから、みんなにも見せていいかな」
本人に確認を取って、学級みんなに盾を見せると、子どもたちは身を乗り出して盾を眺めていました。
「すごーい。」
「きれい。」
「がんばったんだね。」
教室でも祝福は続きます。
仲間の活躍は、みんなの喜び。みんなで頑張るって大切なことです。
本校で大切にしている「よりよい学級集団づくり」。これからも丁寧に積み重ねていきます。
【岩根小】自ら対策できるちからを育てる ~熱中症警戒アラート~
9月7日 賞状授与式が終了した後、教務の先生から「熱中症警戒アラート」について、くわしい説明を行いました。
「熱中症警戒アラートで『危険』が出ています。」
と、いきなり伝えても子どもたちの危機感を高めることはできません。やはり「熱中症警戒アラート」がどのようなものなのかを具体的に伝えることが大切になります。いわゆる、丁寧な説明です。
教務の先生からは、「熱中症警戒アラートの意味」「どうしてアラートが必要なのか」「どのような状態になると外で遊べなくなるのか」について分かりやすい説明がありました。
これからもしばらく暑さは続くようです。今後も子どもたちの体調管理に努めると共に、子どもたちが自ら熱中症の予防を意識し、水分補給をする、休憩時間を取るなどの対策が取れるよう引き続き指導を続けていきます。