【岩根小】関わりの中で学ぶ(3年)
9月8日 本校で大切にしている学習スタイルが「学び合い」です。学び合いに、一つの正解、型はありませんが、互いにに関わりながら学ぶことをベースとしています。
今日は、3年生が算数科「10000より大きい数を調べよう」の単元まとめの練習問題に取り組んでいました。練習問題は一人でもできますが、グループで取り組むところがポイント。自力で解くのが難しいときは、隣の友達に質問すれば、尋ねられた友達は解き方の過程をしっかりと説明します。説明するためには、解き方を整理して話し必要があります。ですから、説明する子の力も伸びていきます。
また、グループをつくるとき、先生は、しっかりと条件を指示していました。
「15分間集中して取り組むこと」
「説明は隣の人に聞こえる声で話すこと」
「算数に関する話だけをすること」
この条件提示がないと、学び合いが始まってからの注意が増え、子どもの集中力を削ぐことがあります。明確な指示は大切です。
そして、一斉に練習問題がスタート。
先生も積極的に指導に入っていきます。
静寂の中、15分間はあっという間に過ぎていきました。集中した15分は密度の濃い時間となります。
練習時間終わると、分からないところを教え合ったり、再度、説明をしたりする時間を取っていました。
この時間も、先ほどの「学び合い」の条件は生きています。
練習問題であっても、関わりの中で学ぶ3年生でした。