2023年8月の記事一覧
【岩根小】今日の給食 ~暑さを乗り切る~
8月31日 8月最後の給食のメニューは「ささみのレモンソースがけ」「ゴーヤチャンプル」「凍み豆腐汁」でした。
ゴーヤはニガウリとも言います。ですから、その苦みもおいしさの一つなのですが、そこは小学生向けにアレンジ。鰹節や卵でほどよく味調整。ほんのりとした苦みが絶妙なバランスでした。
ちなみに、チャンプルとは沖縄の言葉で「混ぜる」という意味だそうです。なるほど、確かに食材の味がよく混ざり合い、おいしさが引き出されていました。
そう考えれば、学校もチャンプルかも。子どもも大人もいろいろな個性が混ざり合い、すてきな味わいを生み出す。そんな場にしていきたいと思いました。
凍み豆腐も小さく刻んであって、食べ慣れない子への配慮も感じました。
ささみのレモンソースがけは、柔らかく調理されたささみとレモンソースの味わいがほどよく、食が進むおかずでした。
暑かった8月も、おいしい給食を食べて乗り切ることができそうです。
【岩根小】山小屋で三日間すごすなら(3年)
8月31日 山小屋で三日間過ごすなら、あなたは何を持っていきますか?
これ、3年生の国語科「対話」の学習です。
対話をするには、明確な条件が必要です。「少量、水、着替え」この3つは持っていくことが決まっていて、これ以外に5つ持っていく物をグループで決めるのです。
ますは、いろいろな意見を出し合います。拡散的思考の段階ですね。
そして、必要な物を再整理し、5つに絞り込んでいきます。
大切なことは、自分たちで意見をまとめることです。合意形成の力を育てることは、他の学習や日常生活でも大いに役立ちます。
【岩根小】君ならできる
8月30日 今日は、2学期の目標発表の日です。体育館で実施する予定でしたが、熱中症予防のためオンラインで実施しました。低・中・高学年の代表が堂々と2学期の目標を発表しました。
2年生は、
「ぼくは、かん字を ていねいに れんしゅうして おぼえる」
「ともだちと なかよくする」
「マラソンタイムを がんばる」
とのこと。今までの自分を振り返りながら、落ち着いて堂々と発表していました。1年生の時からぐんと成長したことを感じました。
4年生は、
「漢字を自学ノートに何回も練習する」
「マラソン記録会でタイムを速くする。そのために、毎朝、2km走っている」
とのこと。目標達成には、具体的に何をするかまで決めることがポイント。この具体を決め、実行しているところに驚かされました。まさに、自分との契約、原動力は意思そのもの。
6年生は、
「駅伝大会で、去年の区間5位を超えて区間賞を取る」
「校内マラソン記録会でベスト3のタイムに入る」
「学習発表会で、恥ずかしがらずに堂々と伝え、胸を張ってみんなと楽しく終わらせたい」
とのこと。
去年の体験をもとにして目標を決めているところ、自分の力を伸ばしたいという思いに溢れているところ、卒業を意識して取り組もうとしているところは最高学年ならではです。今日の自分を超えていこうとする思いが伝わってきました。
そして、うれしかったことはもう一つ。どの学級も真剣に話を聞いていたこと。同じ学び舎に通う仲間の思いを本気で聞き、受け止める。そんな姿を大いに認めていきます。
みんなの目標が叶うことを心から願っています。
大丈夫、君ならできる
【岩根小】今日の給食 ~マリネって響きがもう~
8月29日 今日の給食のメニューは「ポークソースマリネ」「かみかみサラダ」「なめこと三つ葉のみそ汁」でした。
もう「マリネ」って響きだけで、おしゃれ料理をイメージするのは世代でしょうか。ネット情報によれば、マリネとは「酢やレモン汁などからなる漬け汁に浸す調理法、またその料理」「一般には南欧の調理法として知られる」とのこと。日本の給食で南欧を感じられるとは…給食は確実に進化しています。口いっぱいに広がるほどよい酸味に舌鼓を打ちました。
酢に漬ける食べ物と言えば「南蛮漬け」や「シメサバ」を思い出す自分にあらためて世代を感じながら、ごはんにマリネをワンバウンドさせてからいただきました。
かみかみサラダも歯応えバッチリ。自然と咀嚼の回数も増えます。
なめこと三つ葉のみそ汁の優しい味に癒やされながら、今日もおいしくいただきました
【岩根小】関わるということ(春蘭)
8月29日 今日は全校一斉の読書タイムの日ではないのですが、春蘭学級では、朝、読み聞かせからスタートしていました。読み聞かせは、本のおもしろさを知ると共に、話を聞くことの楽しさも実感していくことになります。自然と聞く力を育てていきますね。また、本に触れることは、想像力を豊かにもしていきます。
しかし、それ以上にすてきなところは、読み聞かせを通した「対話」です。
先生は子どもたちが好みそうなおもしろい本を選んでいました。そして、子どもたちは、
「なんだ、そりゃ」
「なんで、そんなことになるの?」
と楽しそうにと反応していました。
先生は、
「それは、おもしろいねぇ。」
「確かにそうだね」
と言葉を返していました。
読み聞かせを通して「対話」が生まれ、お互いの関わりが強くなっていくことを感じました。子どもと先生が見えない糸でつながっているようでした。
「人は、人との『関わり』の中で人になっていく」ことをあらためて思いました。
【岩根小】それぞれの咲き方
8月29日 1年生がアサガオに水をあげていました。花の時期は終わりに近づいてきましたが、それでもお世話を続けます。最後までしっかりと育て続けることが、生活科の大切な学びでもあります。
そんなとき、ふと目にとまったアサガオが。一鉢だけ、今が盛りとばかりに大輪の花を咲かせていました。
アサガオもそれぞれに成長のスピードはちがいます。早々と咲く花もあれば、時期を逃さず咲く花もあります。また、時間をかけてゆっくりと咲く花もあるということ。
それぞれの咲き方にそれぞれの美しさを感じることが、育てるということなのかも知れません。
ひときわ高く伸び続けるアサガオもありました。夏休み家に持ち帰った際、ご家族の方が支えを取り付けてくださったのでしょう。その支えに安心するかのようにツルを伸ばしていました。
それぞれに咲くアサガオは、それぞれにきれいです。
【岩根小】あいさつの朝
8月28日 今日も朝から雲一つない青空が広がっていました。天気がよければ心も晴れやかになりますが、同時に熱中症も心配なところです。朝の子どもたちの様子を確認することも大切にしています。
この暑さの中、班長さんを先頭にして、子どもたちが汗だくになって登校してきました。
「おはよう、暑いねえ。」
と声をかければ、
「はい、暑いです。」
と素直な返答。朝から本当に暑いんです。水分補給を忘れないよう、声をかけました。
4月から続けていることが、朝のあいさつ。班長さんが、
「解散します。」
と声をかけると、班員が、
「ありがとうございました。」
と返します。
最後まで面倒を見るという班長さんの意識を育て、学校まで連れてきてくれたことへの感謝を伝える。これも「言葉を大切にする」ということです。毎日の積み重ねの成果は、2学期になっても引き継がれています。
ふと見上げれば、校舎上空を飛行機が駆け抜けていきました。清々しいあいさつを聞きながら青空を見つめました。
【岩根小】学校だより春蘭№10を発行しました
8月28日 2学期が始まって、今日でちょうど1週間が経ちました。いまだ、異常なほどの暑さが続く中、子どもたちは少しずつ学習のリズムを取り戻してきたところです。
引き続き、学校では「熱中症アラート」に基づき、外遊びの制限、水分補給の指示を行いながら体調面に気を配っていきます。ちなみに、朝9時過ぎの段階で、暑さ指数(WBGT)は30を超えていました。厳重警戒ライン28~31で、31を超えると屋外での運動は原則中止になります。
ご家庭でもお子さんの体調が優れないときは、無理に登校させることなく、お子さんが家で十分な休養を取れるようお願いいたします。
本日、学校だより「春蘭」№10を発行しました。ご一読ください。
230828_学校だより10(地域版10) ←こちらからご覧いただけます。
【岩根小】今日の給食 ~夏バテを吹っ飛ばして~
8月28日 今日の給食のメニューは「牛乳」「ビビンバの具」「中華玉子スープ」「オレンジ」でした。
まず、お伝えしたいのは、スープのたまごのふわふわ感。なんてエアリー。口の中にひゅるひゅるとすべりこんでいきました。ふわっと仕上げるコツがあるのでしょう。調理師さんの匠の技ですね。
ビビンバの具には豚肉がたっぷり入っていました。タンパク質とビタミン豊富な豚肉は、夏バテ防止にも最適ですね。特に今年の夏は、これでもかというぐらいの暑さ。たくさん食べてスタミナ回復です。
というわけで、ビビンバの具をご飯に乗せて、今日もおいしくいただきました。
【岩根小】うたに あわせて からだを うごかそう(1年)
8月28日 1年生が「どれみのキャンディー」を楽しそうに歌っていました。
この歌は振り付けもあります。どんな振り付けかというと、ドレミファソラシドの音階ごとにポーズがあるのです。歌いながら踊るので、なかなか高度です。
それでも一生懸命頑張る1年生。歌いながら踊り、ドレミの音階や音階が音の高低を表すことを感覚的に学んでいきます。
だんだん上手になってきました。
体一杯に歌い、踊る1年生でした。
【岩根小】1年生もICT(1年)
8月28日 一人一台タブレット端末を持っていることは、すでにご承知のことと思います。タブレット端末は、いまや文房具。ですから、定規やはさみ同様、タブレット端末も使いながら覚えていくようになります。「習うより慣れろ」とはよく言ったもの。
どうやら1年生は「Qubina(キュビナ)」に取り組んでいるようです。
この「Qubina(キュビナ)」ですが、タブレット端末上で練習問題を解いていきます。テンポよく問題が出されるので、時間を有効に使いながら反復練習に取り組むことができます。
なんの抵抗もなく使っているところが、生まれながらにデジタルが身の回りに存在する現代に生きる子どもならでは。
「Qubina(キュビナ)」の優れているところは、それだけではありません。AIが子ども一人一人の習熟度に合わせて最適な問題を出題してくれるのです。そして、その結果は個人データとしてしっかりと累積されていきます。復習をする際も、どこを苦手としているかがすぐに分かるので、効率的に学ぶことができます。
提示されたものの名前をひらがなで書いていきます。
正解すると「よくできました!」が表示されます。
子ども同士が直接的に話し合う「学び合い」と共に、ICTも有効に活用しながら学力の定着に努めていきます。
【岩根小】今日の給食 ~白ごはんが進む味~
8月25日 今日の給食のメニューは「イカの竜田揚げ」「野菜と豚肉の黒酢炒め」「小松菜のみそ汁」でした。
まずは、あったかい味噌汁をいただきます。油揚げにお汁が染みていて、とってもジューシー。
黒酢炒めは、一口ほおばるたびに、ほんのりとした酸味が口の中に広がります。2学期が始まって4日目、厳しい暑さも続いていて、疲れがたまる時期です。酢には疲労物質である乳酸を分解し、蓄積を防ぐ効果があります。また、食べ物を効率よくエネルギーに変えることで疲労の回復も早くなります。この時期にぴったりのメニューですね。
イカの竜田揚げは、とにかく柔らか~い!パリッとした衣がおいしさを一層引き立てました。
そして、忘れちゃいけない白ごはん。おかずとの相性も抜群でした。
今週1週間、おいしい給食をありがとうございました。
【岩根小】再会 ~その2~(4年)
8月25日 今日は久しぶりの再会が続く4年生。3年生の時に教えていただいたもう一人の先生が、赤ちゃんを連れて遊びに来てくださいました。
「先生!」
「元気だった?」
その手を握れば、会えなかった時間はあっという間に埋まります。
ぞくぞくと集まってくる4年生。再会祭り状態。
「かわいい…。」
そう言って、赤ちゃんに、そっと優しく触れる子どもたち。自分より小さく、か弱い者と触れ合えば、人は自然と優しくなれるもの。4年生の表情を見ながら、年齢を超えてつながり、触れ合うことの大切さをあらためて思いました。
学校は人が集う場所です。
【岩根小】こんにちは、むぎゅたん(2年)
8月25日 2年生が図画工作科で「立体」の学習をしていました。題材は「こんにちは、むぎゅたん」。粘土を使った活動です。「立体」の学習は、自分の感じたことや思ったことなどを自由に表すところが醍醐味です。
粘土をひねってむぎゅ、つまんでむぎゅ。むぎゅむぎゅを繰り返すうちに、粘土のかたまりが、自分のオリジナルな「むぎゅたん」に生まれ変わっていくのです。低学年の果てしない想像力がどんどん広がっていく題材です。
まずはみんなで、むぎゅっ、むぎゅっ。
そのうち、イメージ広がって、わたしのむぎゅたんが表れます。
これもむぎゅたん。
これもむぎゅたん。
「うーん、つなげてみよっかな。」
進化するむぎゅたん。
「さて、ここからどうするか。ぼくのむぎゅたん」
子ども一人一人にそれぞれのむぎゅたんがいます。大切なのは、一人一人のむぎゅたんにこめられた思いを受け止め、それを立体に表したことを認めていくこと。
すてきなむぎゅたんが、たくさんできました。
【岩根小】イメージを広げて(2年)
8月25日 2年生が音楽科「めざせ楽き名人」の学習をしていました。この題材では、「かっこう」を鍵盤ハーモニカで演奏するのですが、その前にみんなで歌ってみるところから学習はスタートします。
ドレミで歌って、階名を覚えてからの方が上達も早いです。
さらに、先生は歌のイメージを広げるために、タブレット端末で実際の学校の鳴き声を聞かせてくれました。ICTの使い方は多様ですね。
子どもたちは興味津々。
「あっ、聞いたことある。」
「かっこう」という言葉と実際の「かっこう」が結びつくことで、イメージをもって歌えますね。
楽しい音楽の時間が続いてきました。
【岩根小】再会 ~その1~(4年)
8月25日 「あっ!先生だ!」
4年生がかけ寄ってきました。昨年度まで4年生を教えていただいた先生が、学校に立ち寄られたのです。4年生の成長した姿をご覧いただきたくて教室に案内すると、あっという間に子どもたちが集まってきました。時は流れても心と心はつながっているもの。
「大きくなったねぇ。」
と思わず背比べ。
今の担任の先生も、にこにこ笑顔でそんなやりとりを見つめます。
学校は人が集う場所です。多くの人に触れ、多くの人に支えられて、今日も子どもは成長していきます。
【岩根小】子どもに学ぶ
8月24日 放課後、図書室の床を拭いている3年生を見かけました。特設合唱部の3年生が、特設部が始まるまでの時間を使って掃除をしていたのです。
こんな時、つい、どうしてお掃除をしているのかが、その心のうちが知りたくなります。知りたくなったら聞くのみ。
「うーん。なんか、お掃除すると気持ちいいというか、使っているみんなも気持ちよくなるので。」
思わず、問い返したくなるのが教師のさが。
「でもさ、『大変だなあ、やりたくないなあ』って時もあるんじゃないの。」
すると、
「いや、そんなことないですよ。みんなが幸せになるからいいなあと思って。」
いつも、子どもに驚かされることばかりです。「子どもだからこれぐらいだろう」という大人の読みを、時に子どもは遙かに上回っていきます。
「その気持ちがうれしいなぁ。ありがとう。」
思わず握手を求めました。きれいにしたことを褒める以上に、きれいにしようという思いをもって行動したことそのものを認めてきたいといつも思っています。
時間になると、2人は何事もなかったかのように教室に戻っていきました。
子どもに多くを学んでいます。
【岩根小】洋食ランチ
8月24日 今日の給食のメニューは「コッペパン」「照り焼きチキン」「ジャーマンポテト」「野菜のコンソメスープ」「梨ジャム」でした。パン好きの皆さん、お待たせしました今日は月に一度のパンの日です。
コッペパンは、ふっわふわ柔らかで、とっても優しい味でした。ちぎって、一口ずつ食べるもよし、豪快にチキンをぱんにはさんで食べるもよし。食事のマナーを守って、おいしく食べることが大切ですね。
そこに、チキンとジャーマンポテト、コンソメスープとくれば、まさにザ・洋食。
ちなみに、ジャーマンポテトは和製英語とのこと。諸説いろいろあるようですが、「ドイツのジャガイモ料理ということで、じゃあ『ジャーマンポテト』で」的な流れのようです。案外、ザクッとしてることに驚き。
洋食レストランのランチコースをイメージしながら、おいしくいただきました。
【岩根小】サミングにチャレンジ(4年)
8月24日 4年生が音楽科の学習で、サミングにチャレンジしていました。
サミングとは、親指でリコーダーの裏穴に少し隙間をつくり、1オクターブ高い音を出す技巧です。ちなみに、サムとは親指のこと。
どれくらい隙間を空ければよいかは、実際に体験してみなければ分かりません。微妙なポイントを探ることも大切な学習です。
少しずつですが、ポイントをつかんできたようです。
何度も繰り返し取り組むことも大切な学習。確かなスキルを身に付けるためには、反復練習は欠かせません。
みんなで音を揃え、授業を終えました。リコーダーのきれいな高音が揃う日を楽しみにしています。がんばってね4年生。
【岩根小】形も大きさも同じ形を調べよう(5年)
8月24日 5年生の算数科。合同な三角形のかき方を学習していました。
教科書には3パターンのかき方が載っています。どの考え方にもそれぞれのよさがあって、その多様な考え方に目を向けていくことも算数科の大切な学びです。3つの方法は、どのような考えで行ったのかを説明する力を育てていくことも確かな学力の定着には不可欠です。「表出(アウトプット)」の力は、論理的に考える力にもつながります。
子どもたちは、まずは自分がかきやすい方法で作図を始めました。
作業がとても丁寧です。
コンパスを使っての長さの「測り取り」も正しく行っていました。
コンパスの脚の部分をもって作図をすると形が狂うときがあるのですが、コンパスの頭の部分をしっかりとねじって作図をしていました。
最後になりましたが、この学習は分度器やコンパスを使います。一人一人の作業時間を確保する上でも、確実にご準備いただきますようお願いいたします。