2023年9月の記事一覧
【岩根小】遊びがつくるもの
9月11日 先週はぐずついた天気が続いていましたが、今日は久しぶりの晴天。昼休みになると、子どもたちが校庭に出てきました。
思い切りブランコをこぐ1年生。とっても楽しそう。(先日、勢いでブランコに乗ったら酔いました子ども時代はあんなに乗れたのに…)
逆上がりを見せてくれた3年生。さらっとやれちゃうところがかっこいい。身体能力が高い!
こちらは長縄跳びを満喫中。昼休みのわずかな時間にどんどん上手になっていくところに、子どもの飲み込みの早さを感じます。自分から「交換するよ」と言って、回し手を代わる姿もさすがです。遊びながらも友達を思っている証拠。
楽しそうな子どもたちの表情を見るにつけ、子どもたちにとって、思い切り体を動かして遊ぶことがいかに大切な時間かと実感します。遊びを通して体を動かし、体力も体幹も友情もつくられていきます。
思い切り遊んで気持ちを切り替えて、さあ、午後の学習もがんばろう!
熱中症には十分に留意しながら、思い切り体を動かす時間を大切にしていきます。
【岩根小】今日の給食 ~彩りも美しく~
9月11日 今日の給食のメニューは、「餃子」「麻婆豆腐」「もやしのサラダ」でした。ザ・中華メニューです。
麻婆豆腐はほどよい熱さで、とろみもばっちり。豆腐と他の具材を見事につないでいました。豆腐の白色を他の具材が引き立てていました。
いい感じの焦げ目が付いた餃子。見た目にもおいしそう。給食センターでは、焼き加減も考えているんですね。
もやしのサラダは彩りの王様。赤、青、黄色の野菜達が見事に絡み合い、見事に調和していました。
味と共に彩りまで考えて作られた給食を今日もおいしくいただきました。
【岩根小】迫力満点の和太鼓 ~鑑賞教室~
9月11日 本日、低・中・高学年ごとに鑑賞教室を行いました。内容は「和太鼓」。創作和太鼓集団の「打鼓音(Dako-on)」さんをお招きし、迫力の和太鼓演奏を披露いただきました。
「打鼓音(Dako-on)」さんは、文部科学大臣賞の受賞歴があり、各種全国コンクールで何度も優勝を重ねられている団体です。多くの方に認められた、その和太鼓の演奏が聞けることを楽しみにしていました。
直径1mを超える大太鼓の演奏からスタート。大太鼓が激しく打たれ、迫力ある演奏が体育館一杯に響き渡りました。
腹の底まで届く力強い音と振動に、子どもたちは心を鷲づかみにされていました。
いろいろな太鼓の種類についても分かりやすく教えていただきました。
太鼓以外の楽器もたくさん紹介していただきました。
昨年度の保護者アンケートにも「本物に触れる体験をさせたい。」というご意見がありましたが、やはり、プロの演奏は子どもの心をぐっとつかむものでした。本物に触れることは、子どもたちの感性を高めることにもつながります。
演奏者の楽しそうな様子に引きつけられて、自然と体が動き出す子もいました。
45分の演奏時間があっという間に過ぎていきました。
【岩根小】今日の給食 ~食と思い出~
9月8日 今日の給食のメニューは「わかめごはん」「厚焼きたまご」「大根のそぼろ煮」「五目汁」でした。
「卵焼き」と聞くと、いつもある道徳科の教材を思い出します。教材の内容は「家族愛」、あらすじはざっと以下のもの。
今から数十年前、まだ卵が高価だった時代のお話。遠足前日の夕方、由紀は母に大好きな卵焼きをお弁当に入れてほしいと一方的に頼みます。しかし、家では卵を切らせていたため、父も母も我慢するように話します。
納得できない由紀は泣きじゃくりながらごねて眠ってしまいます。遠足当日、お弁当を開けてみると、そこには思いもかけない卵焼きが入っていました。それは、父が夜遅く遠くの知人宅に行って分けてもらった卵でした。
家に帰った由紀は、「今日からふろたきの手伝いをしよう」と思い立ちます。
教員になってから出合った教材ですが、自分の小さかった頃の思い出と重なり、ふと、すっかり老いてしまった両親のことや、今は亡き祖父母のことを思い出します。
さて、今日の厚焼きたまごも色鮮やかな黄色がまぶしかったです。表面にうっすら付いた焦げ目も食欲をそそります。
厚焼きやまごは、甘みがほどよく、断面もとってもきれい。バランスよく入った空気が、ふっくらした味わいをつくっているのですね。
大根のそぼろ煮は、具材の奥まで味が染みていて上品な味付けでした。また、大根は、柔らかさの中にもパリッとした食感がさりげなく残っていて、見事な煮込み具合でした。
五目汁にも野菜が一杯。栄養満点の給食でした。
わかめごはんも人気のようです。2年教室では、おかわりの列がつくられていました。
完食する子もだいぶ増えてきました。
【岩根小】関わりの中で学ぶ(3年)
9月8日 本校で大切にしている学習スタイルが「学び合い」です。学び合いに、一つの正解、型はありませんが、互いにに関わりながら学ぶことをベースとしています。
今日は、3年生が算数科「10000より大きい数を調べよう」の単元まとめの練習問題に取り組んでいました。練習問題は一人でもできますが、グループで取り組むところがポイント。自力で解くのが難しいときは、隣の友達に質問すれば、尋ねられた友達は解き方の過程をしっかりと説明します。説明するためには、解き方を整理して話し必要があります。ですから、説明する子の力も伸びていきます。
また、グループをつくるとき、先生は、しっかりと条件を指示していました。
「15分間集中して取り組むこと」
「説明は隣の人に聞こえる声で話すこと」
「算数に関する話だけをすること」
この条件提示がないと、学び合いが始まってからの注意が増え、子どもの集中力を削ぐことがあります。明確な指示は大切です。
そして、一斉に練習問題がスタート。
先生も積極的に指導に入っていきます。
静寂の中、15分間はあっという間に過ぎていきました。集中した15分は密度の濃い時間となります。
練習時間終わると、分からないところを教え合ったり、再度、説明をしたりする時間を取っていました。
この時間も、先ほどの「学び合い」の条件は生きています。
練習問題であっても、関わりの中で学ぶ3年生でした。