2023年9月の記事一覧
【岩根小】修学旅行⑬ ~鶴ヶ城編~
9月21日 ホテルを出発し、本日、最初の見学地である鶴ヶ城へ向かいました。
鶴ヶ城を見学した後は、すぐに班ごとにフィールドワークに出発するので、ここで携帯電話を配付しました。
歴史の町・会津、鶴ヶ城へ向かう途中にも見学ポイントはさりげなく存在しています。
先生が教えてくれたのは石垣でした。くわしい人になると、石の積み方を見ただけで、いつ頃に作られたかもわかるとのこと。見ようとすれば見えてくるものって、たくさんありますね。
いよいよ鶴ヶ城に到着です。
「わーっ、大きい!」
鶴ヶ城を初めて見る子も多く、新鮮な感動と共にお城を見上げました。
城内では、歴史を感じるものが所せましと展示されていました。
子どもたちは、メモを書いたり、写真を撮ったりしながら、じっくりと見学していました。
リニューアルされた鶴ヶ城は、一層、魅力たっぷりの展示が並んでいました。
拡大双眼鏡を使って、天守閣から会津の街並みを見るのもおもしろい。一度は体験したいものですね。
精巧に作られたジオラマも見応えがありました。
鶴ヶ城を体験した6年生。次は、いよいよ会津の街に飛び出していきます。
【岩根小】修学旅行⑫ ~2日目スタート編~
9月21日 修学旅行2日目がスタートです。時間通りに集合場所に集まって、体調確認をしました。枕が変わって寝付かれなかった子もいましたが、全員、健康状態は良好です。
さあ、お待ちかねの朝食の時間です。「いただきます」のあいさつをしっかり行いました。
ちなみに、このあいさつですが、何を話すか、どんな一声を添えるかは、すべて子どもに任せています。自分の思いを、自分なりに伝えていくことも大切な学びです。
朝食は、松花堂弁当スタイル。「どんなメニューかなあ」と、ふたを開けるのも楽しいところ。
今日もみんなで食事を共にします。一緒に過ごす時間は、やっぱり楽しいものです。
「全部、食べられるかなぁ。」
と心配する子もいましたが、それぐらいゴージャスな朝食です。
朝からしっかり食べて、修学旅行2日目がスタートしました。
【岩根小】修学旅行⑪ ~振り返り編~
9月20日 思い出いっぱいの修学旅行1日目。入浴も済ませ、無事終えることができそうです。…おっと、ここで忘れちゃいけないのが、修学旅行は学習ということ。一日でどんなことを学んだか、明日は何に気を付けていけばよいかを室長さん会議で確認しました。
お互いに声を掛け合ったり,励まし合ったりしていたところがたくさ見られた。ボートの片付けを最後までみんなでやりきった…etc.、先生は子どもたちのがんばりをたくさん認めてくださいました。
そして、課題も提示しました。先生からは、「みんなで泊まれてうれしいのは分かるが、声の大きさ、靴の並べ方等、館内での過ごし方が気になる人がいる。知らんぷりせずに互いに声を掛け合い、ルールやマナーを再確認していくこと」というお話がありました。室長さんたちは、しおりにメモをしながら、真剣に話を聞いていました。
ほめて伸ばすというけれど、思春期に入り、自我が確立されてきている高学年には、ストレートに求めることも大切な指導だと思っています。期待しているからこそ、課題を具体的に伝え(求め)、改善につなげ(高め)、最後にしっかりと変容を認める。指導はこの繰り返しだと思っています。
修学旅行を通して、親元を離れ自分達で考え、行動することの大切さを体験的に学ぶ6年生。
さあ、明日はフィールドワークが待っています。班のみんなと協力しながら、自分達で計画した予定を実行していきます。途中うまくいかないことがあれば、そんな時こそ班の力が試されます。
明日も、6年生がおおいに活躍することを願っています。
【岩根小】修学旅行⑩ ~ホテル編~
9月20日 本日のお宿に到着……。
…………豪華です……。子どもたちにとって予想以上だったようで、
「僕たち、本当に泊まっていいんですか。」
と真顔で尋ねてくる子や、
「いやいや、これはまずいでしょ」
と何かに焦りを感じる子や、
「すご~い。うれしい」
と素直に喜びを表現する子、反応は十人十色。
こんなすてきなホテルに泊まれるのも、保護者の皆様のおかげです。親への感謝は、ふとした時に感じるもの。家に帰ったら、改めてお礼をするよう伝えました。
大勢の人が集う場所で、ルールやマナーを意識して生活することも大切な学びです。本当にありがとうございます。
そして、お待ちかねの本日の夕食です。会場がすでに豪華です。
「おいしそう。」
「こんなに食べられるかなぁ。」
豪華な料理に思い思いの感想を述べながら、座席に着きました。
「いただきます。」
のあいさつをして宴が始まりました。
きれいに盛りつけられたホテル料理に心躍らせ、食はどんどん進んでいきました。
「同じ釜の飯を食う」仲間とはよく言ったもので、共に食事をするだけで一層つながりが深まっていきます。
おいしい食事で、一日の疲れも吹っ飛びます。
おいしくて楽しい食事の時間が、穏やかに過ぎていきました。
【岩根小】修学旅行⑨ ~ボート編その2~
9月20日 続いて、もう一つの学級が萩野漕艇場に登場しました。さっ、まずは同様にトレーニング。一周回って、この運動部合宿的光景が普通に見えてくるのが旅のおもしろさ。
6年生は、やはり飲み込みが早い。チャレンジ精神が伝わってきます。
その調子、その調子。実は、このトレーニングマシン、後ろでしっかり押さえている人が必要なのです。これもまた、大切な協力です。
そして、お待ちかねの水面デビューです。
前半のクラスと同様に、
「うわっ、揺れる。」
「こわっ。」
の叫び声。まるでデジャブ。そうですよね、最初はみんなおっかなびっくりです。
それでも、なんとかチャレンジするところが6年生のよさ。やっぱり「全力」が似合います。
さあ、みんなの力を合わせて出発です。
大丈夫、少しずつ慣れていきます。まずはやってみる。「なすことによって学ぶ」のです。
真剣だから楽しい。難しいからおもしろい。適度なハードルを設定することは、乗り越える喜びを感じさせること。
そして、何よりうれしいのがこのサポート力。誰に言われるまでもなく、自分から動く。日本代表のサッカーやバスケ、バレー、ラグビーなどを例に出すまでもなく、このカバーリングの力こそ集団の本当の強さだと思っています。6年生は、こういう姿が本当にかっこいい。
合間の会話もまた楽し。非日常がつくるゆとりは、人と人の関わりが深まる大切な時間でもあります。
そして、最後にサプライズプレゼント。ざわつく、漕艇場。
今回、ボランティアで講師をしてくださったの皆様が、デモンストレーションでボートを漕いでくださることになったのです。
一糸乱れぬオールさばき。そして、速い&かっこいい。大人の本気は、ただただすごい。
気が付けば、にゃん四郎もボートデビュー。
当然、最後は片付けタイム。片付けることも大切な学びです。みんなでボートを川から引き上げ、洗って、拭いて、しまうのです。
一人でなんてできるわけがありません。でもね、みんなでならばできるんです。
全員参加でフルパワーで片付けます。
ボート小屋の中にしまいます。結構高い所に片付けるのですが、それを、当たり前のようにやってしまう6年生。子どもの力、集団の力に改めてリスペクト。
感謝の気持ちを込めて、最後のごあいさつ。最後までしっかりとやり切った6年生でした。