岩根小ニュース

【岩根小】修学旅行⑨ ~ボート編その2~

9月20日 続いて、もう一つの学級が萩野漕艇場に登場しました。さっ、まずは同様にトレーニング。一周回って、この運動部合宿的光景が普通に見えてくるのが旅のおもしろさ。

  6年生は、やはり飲み込みが早い。チャレンジ精神が伝わってきます。

 その調子、その調子。実は、このトレーニングマシン、後ろでしっかり押さえている人が必要なのです。これもまた、大切な協力です。

 そして、お待ちかねの水面デビューです。

 前半のクラスと同様に、

「うわっ、揺れる。」

「こわっ。」

の叫び声。まるでデジャブ。そうですよね、最初はみんなおっかなびっくりです。

 それでも、なんとかチャレンジするところが6年生のよさ。やっぱり「全力」が似合います。

 さあ、みんなの力を合わせて出発です。

  大丈夫、少しずつ慣れていきます。まずはやってみる。「なすことによって学ぶ」のです。

  真剣だから楽しい。難しいからおもしろい。適度なハードルを設定することは、乗り越える喜びを感じさせること。

 

 そして、何よりうれしいのがこのサポート力。誰に言われるまでもなく、自分から動く。日本代表のサッカーやバスケ、バレー、ラグビーなどを例に出すまでもなく、このカバーリングの力こそ集団の本当の強さだと思っています。6年生は、こういう姿が本当にかっこいい。

 合間の会話もまた楽し。非日常がつくるゆとりは、人と人の関わりが深まる大切な時間でもあります。

 そして、最後にサプライズプレゼント。ざわつく、漕艇場。

 今回、ボランティアで講師をしてくださったの皆様が、デモンストレーションでボートを漕いでくださることになったのです。

 一糸乱れぬオールさばき。そして、速い&かっこいい。大人の本気は、ただただすごい。

 気が付けば、にゃん四郎もボートデビュー。

 当然、最後は片付けタイム。片付けることも大切な学びです。みんなでボートを川から引き上げ、洗って、拭いて、しまうのです。

 一人でなんてできるわけがありません。でもね、みんなでならばできるんです。

 全員参加でフルパワーで片付けます。

 ボート小屋の中にしまいます。結構高い所に片付けるのですが、それを、当たり前のようにやってしまう6年生。子どもの力、集団の力に改めてリスペクト。

 感謝の気持ちを込めて、最後のごあいさつ。最後までしっかりとやり切った6年生でした。