本宮小ニュース

2017年12月の記事一覧

☀2学期の風景⑥ ~書くこと・学び合うこと~

 もとみやスクールeネットでの子ども達の活動の紹介は、学校行事や各学年の校外学習や外部講師を招いての授業など、特別な場合のことが多くなってしまっています。
 今回は、3年生の普段の学習の様子を紹介します。

 本校では、自分の考えをきちんともちそれを表すため、書く活動を重視しています。一人ひとり自分の考えを各場面を、国語科や算数科だけでなく、あらゆる学習場面で取り入れています。

 そして書いたあとは、友達とお互いの考えを交流しています。簡単なところでは隣同士で見せ合う・交換して読み合うといったことをやっていますが、3年生では、教室の後ろを交流の場にして、自分の考えがまとまったら、教室の後ろに行って、できた子どもどうし自由に見せ合い、読み合ってお互いの考えを交流し学び合って自分の考えが深まるよう指導しています。
 新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」という視点での授業改善の必要性について強調しています。「書くこと」「考えを交流すること」が子ども達の深い学びにつながっていくようこれからも指導の改善を進めていきたいと思います。

 次回は4年生の学習の様子をお届けします。
 今年も1年間、もとみやスクールeネットをご覧いただきありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください。
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☀2学期の風景⑥ ~2年校外学習~

 9月28日(木)、2年生は、生活科の学習で、しらさわ夢図書館とスマイルキッズパークに行ってきました。

 しらさわ夢図書館では、図書館司書の方のお話を聞いたあと、自由読書をしました。一人で読みふける子ども、友達と楽しく読む子ども、思い思いに本の世界を楽しみました。

 この日はあいにくの雨でしたが、屋内遊び場で遊具を使って思いっきり体を動かしました。キッズパークの皆さんが優しく教えてくださったので、子ども達はたくさん活動することができました。また一つ、本宮の大好きなところを再確認できました。

 次回は3年生です。
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☀2学期の風景⑤ ~1年昔遊び教室~

 今回からは、各学年の2学期の様子をお知らせします。まずは1年生です。
 11月21日(火)、1年生は、地域のお年寄りの皆さんにおいでいただいて、昔遊び教室を行いました。


 グループに分かれ、地域のお年寄りに遊びの先生になっていただき、けん玉、こま回し、あやとり、おはじき、お手玉に挑戦しました。

 ゲームの操作だったらよく指が動く子どもたちですが、初めて挑戦する昔遊びには、なかなか苦労していました。でも、お年寄りの皆さんの優しいご指導で、少しずつできるようになりました。
 シンプルに見えて実は奥が深い昔の遊びに夢中になった90分でした。

 次回は2年生の様子ををお送りします。
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☀2学期の風景④ ~金管楽器教室~

 12月6日(水)、本宮小学校の卒業生であるプロのトランペッターNobyさん(長屋伸浩さん)がおいでになって、金管楽器教室を開きました。

 金管楽器の取扱について教えていただいたあと、マウスピースを使って音の出し方を練習しました。Nobyさんから、「自分も本宮小の鼓笛隊で初めてトランペットを演奏して、今、プロのトランペッターの仕事をしている。自分の後輩たちだからこそ、一番上手な鼓笛隊になってほしい。」と激励のことばをいただきました。
 最初はうまく音が出なかった4年生も、Nobyさんの指導でいろいろな音が出せるようになりました。堅い音しか出なかった5年生も、柔らかい音色でふけるようになり、益々、金管楽器演奏の意欲がふくらみました。

 最後はNobyさんの「ルパン3世のテーマ」の演奏を聴き、トランペット、金管楽器の素晴らしさを感じた1時間になりました。金管教室が終わっても、楽器の手入れの仕方を個別に教えていただき、道具を大切にするプロの心構えも教えていただきました。
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☀2学期の風景③ ~読解力は?~

 11月、朝日新聞に、「教科書の文章、理解できる? 中高生の読解力がピンチ」という記事が載っていました。国立情報学研究所の新井紀子教授らの研究グループの調査によると、「教科書や新聞記事のレベルの文章を、きちんと理解できない中高生が多くいる」のだそうです。
 本宮市では、
国立情報学研究所による児童生徒の読解力を試す「リーディングスキルテスト」の取り組みをすすめています。本校でも、12月20日に6年生71名がこの「リーディングスキルテスト」を行いました。

 リーディングスキルテストは、文章を読んで、選択肢の中から正しい文を選んだり、文章が説明している図を選んだり、また、グラフが表している内容を説明している文を選んだりするもので、主語・述語や修飾語・被修飾語の関係、その文がどこに係るものであるかなどを正しくとらえているかを見るテストです。全てパソコンの画面で見て正解をクリックして答えるものでした。
 複雑な文章もあり、大人でも勘違いしてしまいそうな問題もありました。しかし、さすがは21世紀の子ども達です。モニターを食い入るように見つめ、集中して問題に答えていました。
 結果はその場で一人ひとり見ることができました。得意な分野と苦手な分野があるようです。全体の傾向は1月にまとまります。この結果を今後の指導に生かしていきたいと思います。
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