2016年10月の記事一覧
わだっ子の国語科「サーカスのライオン」―3年授業研究―
10月14日(金),校内における授業研究が行われました。3年生を対象とした国語科の授業でした。本校では,子どもたちの「考える力」や「学び合う力」,「言葉の力」を育成するために学校教育活動を進めています。特に,子ども自らの考えを「ことば」で表現し,考えを伝え合ったり話し合ったりするなど「ペア学習」や「グループ学習」を交えながら,よりよい「思考力・表現力・活用力」の向上を目指した学習を展開しています。
今回は,「サーカスのライオン」で,「金色に光るライオンとなったじんざの気持ちを考えよう」というめあてを設定して,読み進めました。子どもたちは「男の子を必死に助けるじんざ」「ウォーッと叫んだじんざ」「金色のライオンになったじんざ」など,それぞれの記述から,じんざの「心の動き」をノートに記述し,相互指名による発表で進めました。その後,じんざの心情曲線を考え,じんざが「金色に光るライオンとなった気持ち」を,日記形式で記述し,発表していました。どの子も,熱心に考え,最後の発表からは「じんざの心」へ迫る内容も見られました。授業終了後は,参観された先生方による「ワークショップ型研修会」を開催し,子どもたちの反応と教師の指導に関する振り返りなど,付箋紙の活用で話し合いました。
【授業の様子】
【ワークショップの様子】
わだっ子を守る「防災教室」―自然災害から身を守る!―
10月14日(金),5・6年生を対象とした防災教室が開催されました。講師は福島県二本松土木事務所の職員の皆様方でした。自然災害と言えば,今年は台風到来の回数が多く感じました。さらに,その被害も大きかったようです。ニュース等で台風情報や被害情報を聞くたびに,日本各地だけでなく近隣国でも大きな被害が発生していました。地球規模の環境の変化によるものが大きいという説明を聞きますが,地球に住んでいる人間が地球環境の変化に関わりがあると考えます。今回は,「防災」という視点から,自然災害に遭遇した場合,自然災害への備えなどを学びました。まず,白沢地区における水害や河川の状況について説明がありました。
後半は,流水実験による土石流や川の流れ,水害などを模型実験にて観察しました。子どもたちにとっては,身近でありながら内容は専門的でありますが,土木事務所の職員の方より,分かりやすく説明をして頂きました。いつどこで発生するのか予測することは困難ではありますが,身の回りで発生する状況を理解するいい機会でした。将来,大人になった時に少しでも想起してほしいと願います。土木事務所の皆様方には,心より感謝申し上げます。
わだっ子が「心と声で応援!」―駅伝選手壮行会―
10月14日(金),全校集会にて「駅伝選手壮行会」を3年生の子どもたちが中心となって進めました。参加する選手の入場を応援団の3年生の掛け声にて,在校生が拍手でお迎えしました。今回は,3年生が応援団となり,4年生から6年生までの駅伝選手へ「心と声」で,全力で応援しました。在校児童も3年生のリードのもと,立派にできました。
一人一人の選手が,自己紹介し,タスキを次の選手へパスをするという工夫された紹介がありました。その姿から,子どもたちの「たくましさ」を感じました。そして,和田小全員で,10月16日(日)の駅伝競走大会にて,思う存分に各自の目標を達成できることを願いました。最後に,選手代表の6年生から,駅伝大会に参加する心強いあいさつがありました。
わだっ子が「駅伝大会へ出場します!」―4・5・6年全員で練習!―
10月16日(日)に,わだっ子が「もとみや駅伝競走大会」へ出場します。今年度は2チーム(4年から6年まで,男女混合,参加志望者)が出場します。開会式の場所は,本宮運動公園内のグラウンドです。スタートも同じ場所で,スタートは午前9時です。今まで,和田小学校では「出場する児童」だけを対象とした練習は行っていません。4年生から6年生まで,全員が参加した練習を進めてきました。代表児童だけで関わることではなく,和田小学校として「参加」する体制で,各種大会等へ出場しています。駅伝だけでなく,合奏,水泳,陸上なども関係学年が全員参加のもと,練習を行っています。ここに,「和田小のよさ」を感じます。さらに,伝統であり,誇りに思う部分です。駅伝競走大会の結果も大切ですが,大会当日までの「練習」「4年から6年までのかかわり愛」「目標へ向けた努力」「諦めない心」など,育めるものと考えます。ぜひ,10月16日(日)に開催されます「もとみや駅伝競走大会」へ応援をよろしくお願いいたします。今まで一緒に練習に参加してきた子どもたちの「願い」も叶えられるようお祈りしています。
【練習の様子】※いろいろ工夫された練習内容です。
【駅伝コースの一部】
わだっ子の「今・昔」から心を考える!―地域教育懇談会3区―
10月13日(木),和田3区の集会所にて,3区にお住いの皆様方と「こころの教育」に関する懇談会を行いました。すでに,他の区でも実施し,どの区の皆様方からも心温まる内容の懇談ができましたこと,本当に嬉しい限りです。地域住民の皆様方との「教育懇談会」も,回数を重ねて参りました。毎回,各区の皆様方には準備等でお世話になり,心より感謝申し上げます。和田小学校として,「学校・地域」の関係がより一層深まる場と機会が得られたことは最高です。
今回は,寒い中ですが,3区の皆様方,担当民生児童委員様,人権擁護委員様など多くの皆様方が集まられました。学校から参加しました校長,教頭,教務から「今の子どもたち」の様子や課題などを説明させていただきました。住民の皆様方から,4つの視点やお考えなど貴重なご意見を頂きました。大変ありがとうございました。
【3区集会所に集まられた皆様方】
わだっ子が「全国大会」への出場!決定!―合奏コンクール―
10月上旬,予選を通過し,日本学校合奏コンクール全国大会への出場が決まりました。合奏アンサンブルコンクール(本選)へ出場が決まり,子どもたち,教職員,保護者の皆様,全員で喜んでいます。和田小学校では合奏コンクールで全国大会へ出場するのは初めてです。9月の安達地区音楽祭では,金賞を受賞しましたが,その後,日本学校合奏コンクール本選へ目指して,練習を重ねて応募しました。その結果,10月上旬に「予選通過の通知」が学校へ届きました。本宮市内では以前,白岩小学校さんが全国大会へ出場し,立派な演奏を発表しました。今回は,和田小学校が,全国大会にて「わだっ子の演奏」を発表して参ります。多くの保護者の皆様方を始め,地域住民の皆様方からの支えがあっての「本選出場」となりました。心より感謝申し上げます。
全国大会は,11月13日(日)に千葉県文化会館で発表をすることになりました。出場出番は,午後2時ごろです。参加に当たり,和田小学校PTA会長様はじめ保護者の皆様方には,大変お世話になります。よろしくお願い申し上げます。
★全国大会で思う存分に演奏をします!11月13日!応援をよろしくお願いします。
わだっ子が作った田んぼで!「稲刈り」―待ちに待った感動の日!―
10月7日(金),5年生の子どもたちが自ら作った田んぼの「稲刈り」を行いました。講師は,「田んぼづくり」から「田植え」「稲の管理」など,大変お世話になっております根本様です。お忙しい時期にもかかわらず5年生のためにご指導を頂きました。前半,初めて「稲刈り」をしました。また,カマを使用するのも初めてで,藁で稲束を結ぶ作業も初めてでした。最初は,悪戦苦闘していましたが,後半,稲束を縄で縛る作業もできるようになってきました。その後,刈り取った稲束を「棒立て」にかけて乾燥する作業を進めました。さらに,雀から守るために,雀おい囲いをしました。これらの作業は,多くの子どもたちが初めて体験することで,「わあ・・・!難しい。」「こうやって稲を刈り取るんだ。」「刈り取った後に,稲を干すのが分かりました。」など,「田んぼづくり」から,「稲刈り」「棒立て」までの活動を通して,昔からの「米作り」の大切さや難しさなどを学ぶいい機会となりました。根本様には,心より御礼申し上げます。
<追伸>
既成の田んぼを借りた,「田植え,稲刈り等の作業」ではありません。田んぼづくりから,全て子どもたちが関わって稲刈りまで活動ができました。今後は,脱穀,籾摺り,精米,餅つきなど,たくさんの活動が計画されています。それらの活動に子どもたちが関わり,多くのことを「学ぶ」いい機会と場となれば幸いです。
【田んぼづくり】5月9日~5月21日
【代かき】5月23日~5月24日
【田植え】5月30日
【水管理・外敵管理】6月1日~9月28日
【稲刈り】と【棒立て・雀囲い】10月7日(金)
全員で,棒立ての前で記念写真!「自分たちで作った田んぼの稲です!」
わだっ子が「数」について考える!―全校朝会「校長講話」―
10月7日(金),校長講話として「数」に関する講話を行いました。今までは,「いじめ防止」「川柳」「ふるさと教育」「道徳教育」など,算数以外の講話を行いました。今回は,「数感覚」に関する講話を楽しみながら考える場と機会を設けました。多くの子どもたちは「数」を見たり,「数」に触れたりすると「・・・ん?むずかしいな!」「わからない!」という声を発することがあります。
そこで,「数」に関する楽しい問題を提示し,1年生から6年生まで一緒に「数感覚」の一部を伸ばすために提示しました。その結果,リズムよく「あ!4だ」「8」「9」・・など答えていました。短い時間でしたが,子どもたちは充実した時を過ごしたようです。最後に,1年から6年生までは「4ます計算」,3年から6年までは「9ます計算」の問題を出しました。演算は「+」「×」でした。このように,日常的に「数あそび」や工夫された「数カード」などを通して,『数感覚』を育めれば幸いです。
わだっ子の「とっても素敵なところ!」―日々の生活より―
毎日,学校の中や子どもたちの様子を見て回りますと,わだっ子の「とっても素敵なところ」を数え切れないほど見つけます。その一部をご紹介します。
<その1>
ある時,3年生の子どもたちが「トントン!失礼します。」と,職員室へ来ました。すると,「用務員さんと校長先生に用事があって来ました。」と代表の子どもが話しました。「ぼくたちのヒマワリが台風により倒れないよう,お世話をして下さりありがとうございました。」と,用務員さんと校長へお礼の手紙と種をプレゼントしました。とっても嬉しかったです。一人一人のヒマワリが台風から守られ,倒れずに種の収穫までできたことへの喜びでした。
<その2>
晴天に恵まれた本日,業間の「ランランタイム」に,全児童と教職員が校庭へ出て,音楽に合わせて10分間走りました。走っている姿から,ダラダラではなく,しっかりとした姿勢で一生懸命に走る姿を見ることができました。今月の16日にあります駅伝大会に関わる4年生から6年生の走りは,いつもと異なり力強い走りが見られました。教師も子どもたち同様に,校庭を一緒に走ります。
<その3>
縦割り班による清掃活動も,校舎への思いやりや愛校心を持ちながら清掃に取組んでいます。高学年の子どもから低学年の子どもたちへ「〇〇は,こうするんだよ。」など,教えている姿も見られます。また,ランチ当番も同様で,縦割り班による配膳活動の中で見られます。
<その4>
給食の時間,「美味しいです。」と,楽しい会話も交えながら頂いています。複数で食事を行う「よさ」は勿論ですが,一緒に食事を行うことを通して,午前中の出来事や,昨日のこと,興味・関心を持っていることなど会話し,楽しい時間となります。
わだっ子の学びを公開!―100%参加!保護者の皆様
10月5日(水),わだっ子の「学び」を保護者の皆様に見ていただく「授業公開」が開催されました。さらに,当日はPTA主催の「食育講座」と「親子ヨガ教室」が開催されました。まず,保護者の皆様を対象とした「食育」に関する講話がありました。次に,子どもと親が一緒に体を動かす「ヨガ体操」を進めました。親子だけでなく,集団による体操もあり,楽しいヨガ教室でした。終了後は,一杯の汗を流していました。また,保護者対象の「食育講座」では,摂取する食材のバランスや子どもの頃に必要な栄養素やエネルギー,朝食の重要性は勿論ですが,3度の食事をしっかりと摂れる生活リズムが子どもたちの成長にとっては一番であるということでした。その中でも,「野菜を子どもに食べてもらうには?」という課題について,体験を通したご説明がありました。夜型の生活を習慣化していることにより,朝食を摂らずに出かけるといった話を聞くことがあります。しかし,長年続けていることにより,体や心への影響が心配されます。食事は「体」だけでなく,「心」の調整にも重要なことです。今回の「食育講座」を通して,子どもだけでなく大人も一緒に「食」の重要性を考えながら生活を送りたいと考えます。
【授業公開の様子】
<なないろ学級>国語
<1年生>体育
<2年生>国語
<3年生>国語
<4年生>音楽
<5年生>算数
<6年生>保健体育
【食育講座の様子】健康ヨガインストラクター坂詰先生より
【親子ヨガ教室の様子】健康ヨガインストラクター坂詰先生より