わだっ子の国語科「サーカスのライオン」―3年授業研究―
10月14日(金),校内における授業研究が行われました。3年生を対象とした国語科の授業でした。本校では,子どもたちの「考える力」や「学び合う力」,「言葉の力」を育成するために学校教育活動を進めています。特に,子ども自らの考えを「ことば」で表現し,考えを伝え合ったり話し合ったりするなど「ペア学習」や「グループ学習」を交えながら,よりよい「思考力・表現力・活用力」の向上を目指した学習を展開しています。
今回は,「サーカスのライオン」で,「金色に光るライオンとなったじんざの気持ちを考えよう」というめあてを設定して,読み進めました。子どもたちは「男の子を必死に助けるじんざ」「ウォーッと叫んだじんざ」「金色のライオンになったじんざ」など,それぞれの記述から,じんざの「心の動き」をノートに記述し,相互指名による発表で進めました。その後,じんざの心情曲線を考え,じんざが「金色に光るライオンとなった気持ち」を,日記形式で記述し,発表していました。どの子も,熱心に考え,最後の発表からは「じんざの心」へ迫る内容も見られました。授業終了後は,参観された先生方による「ワークショップ型研修会」を開催し,子どもたちの反応と教師の指導に関する振り返りなど,付箋紙の活用で話し合いました。
【授業の様子】
【ワークショップの様子】