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五百川小の日々

クラス対抗全員リレー(4年生:道徳科)

今日は、本日行われた4年生の特別の教科道徳の授業の様子をお伝えします。

 


そうたくんの学校ではクラスを4つのグループに分けてリレーをすることになりました。

そうたくんのグループにはたけしくんという足の遅い子がいてバトンパスも上手ではなく、そのグループは練習でも練習でいつも負けてばかり。

たまた、たけしくんはリレー大会の前日までかぜを学校を休んだ。

グループのみんなはたけしくんにむりしなくていいよと口々に伝える。

そうたくんの頭には練習のときのたけしくんの顔を真っ赤にして走っていた姿が浮かんだ。

たけしくんがいなければ勝てる。それにたけしくんのせいで負けたなんて言われたらたけしくんがかわいそうだ。

でも、たけしくんあんなに練習していたのにな。きっと出たいだろうな、みんなに言ったほうがいいのかな。

結局そうたくんは言えなかった。


今日の道徳の学習では、あたながそうたくんなら「たけしくんあんなに練習していたのにな。きっと出たいだろうな。」とみんなに言うか言わないかという論点で話し合いが深まりました。

 

子どもたちは、いろいろな視点からたくさんの思いをもち、それを発表していました。

今日は保護者にも2名の方に参加いただき、ご意見をいただきました。

「リレーに勝ちたい」

「みんなで力を合わせてこそ本当の勝利」

「たけしくんあんなに練習していたのにな。きっと出たいと思う。」

自分が正しいと思ったことを勇気を出して言えるだろうか。

心の中で起こる葛藤、日々の生活にもよくあることです。

今日の学習によって日常生活で自分が正しいと判断したことを行動にうつすことができる勇気をもてる子どもたちに育ってくれることを期待しています。

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