日誌

2016年2月の記事一覧

わだっ子「伝統を引き継ぐ練習」-鼓笛隊リハーサル-

2月25日(木),鼓笛隊リハーサルを行いました。4・5・6年生による鼓笛隊から,3・4・5年生の新しい鼓笛隊へ伝統が引き継がれます。通常,「鼓笛隊」の現指揮者が持っている指揮杖を,新しい指揮者へつなぐことを,「鼓笛隊移杖式」といいます。どの小学校でも鼓笛隊がある学校では,今の時期に実施しています。本番は,来週の3月1日(火)に予定しています。(インフルエンザの発生等で変更になるかもしれませんが,ご了承願います。)

今回,体育館にて「鼓笛隊」の移杖式に関わる全体練習を進めました。まず,6年生が3年・4年生へ引き継ぐ楽器等のアドバイスをしました。そして指揮者から新しい指揮者へ「指揮杖」が託されました。その後,新しい鼓笛隊により演奏をしました。3年生は,初めての鼓笛隊による演奏でしたが,見事に楽器の演奏やカラーガードの操作ができました。大変素晴らしいです。日頃の練習の成果が披露されました。

今までの練習成果が,見事な演奏や体形で表現されていました。今回のリハーサルを基に,3月1日の本番でも,素晴らしい「移杖式」が披露されるものと思います。

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わだっ子へ「昔の食事」を紹介-食育タイム-

2月18日(木),今年度の「食育タイム」での講話も,残りが少なくなりました。毎回,全教職員(17名)が,分担し,計画的に子どもたちへ「食育」の一環として,「食に関わる講話」を行っています。今回は,最後の2つ目です。

教頭が,前半「昔の食事」というテーマで紹介しました。朝,昼,夕の3度の食事メニューを一例紹介しましたところ,子どもたちから感嘆の声が漏れました。「え!!また,御飯だけ?」「おかずは?ないの?」と・・・・。現在いただいています給食を始め,各家庭における食事メニューは,昔とは相当に異なるものと思います。しかし,その時代の社会生活や家庭生活の様式や社会の経済状況等により変化するものです。「飽食」と言われています現代社会では,「もったいない!」という声が聞こえないように感じます。

 後半は,食材の仕入れ先について触れました。クイズ形式で,給食で使用している食材の中には,外国から輸入されているものがあることを伝えました。例えば,フランス,ペルーなど世界中から日本へ輸入されている話でした。なぜ,人間は食事をするのか?なぜ,学校給食はあるのか?家庭での食生活は?そして,なぜ,3原色の食材を摂らなければならないのか?など,子どもだけでなく大人も考える課題ではないでしょうか?今回の「食育タイム」の講話から,このように感じました。皆さんはいかがでしょうか?

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わだっ子「言葉の力」をUP!-家読パワーアップスタート-

2月22日(月)から,「家読パワーアップ大作戦」がスタートしました。今までにも,「読書」や「家庭学習」を位置づけて,有効な時間活用を促してきましたが,子どもたちの「読書時間」は増加することなく,「ゲームの時間」は変化がありませんでした。

そこで,以前にもお知らせしましたが,より多くの読書時間を確保できるよう,22日から「家読パワーアップ大作戦」がスタートし,まず,1・2年生が,学校にあります「図書」を各自選び,1週間の貸し出し中に読書を進めることにしました。早速,書棚から各自1冊,バーコードで登録しながら借用しました。

23日は,3・4年生でした。お昼休みの時間に図書の貸し出しを進め,読み終った時は,返却後さらに1冊借用できます。(読み終えた時は,1週間に何冊も借りられます。勿論,学級担任も図書コーナーや登録でのアドバイスをします。)25日は,5・6年生です。

このように,読書は,「家庭」で,「学校」で読む時間を作り,多くの情報に触れ,イメージ力・理解力・思考力など,高めるいい機会です。今回の作戦で,「ゲームの時間」を減らし,多くの本を味わえる子どもになってほしいと願います。

<3・4年生> 2月23日(火)図書の貸し出し状況



           

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わだっ子の成長した姿を公開!―道徳教育の説明も!―

2月19日(金),和田小学校の授業公開を実施しました。


授業公開後,校長講話「これからの道徳教育」,PTA総会,学年懇談会を開催しました。子どもたちの成長した様子や一年間の学習・生活・成果などを各担任から説明をしました。

また,校長から「これからの道徳教育」という演題で,保護者の皆様方へお伝えしました。今,「学力向上」と強調されていますが,「学力」を支える部分の「こころの力」の育成が重要視されるようになりました。すでに昨年,文部科学省や中央教育審議会から,「これからの道徳教育」について示され,①道徳的思考力・判断力,②道徳的心情・実践意欲,③道徳的実践力の「資質・能力」の育成が大切となり,3点をバランスよく育成することが大切になります。特に,「思考力・判断力」,「実践意欲」,「実践力」の3点を育成することが重要となります。これらの「力」こそ,「こころの力」(道徳性=問題解決の資質・能力とも言えます。)です。学力を高めるには,これらの「こころの力」を育むことを併せて進めなければなりません。今までに,和田小学校では,「こころの育み」に関わる教育活動を進めてきました。さらに,「こころの育み」に関わる保護者と教員との懇談会も実施して参りました。今回の講話にて,「これからの道徳教育」をお伝えし,学校と保護者の皆様方とご一緒に子どもたちの「こころの力」を育めるよう願います。

<追伸>

 平成27年度和田小学校PTA本部役員の皆様,ご苦労様でした。

 平成28年度和田小学校PTA新本部役員の皆様,お世話になります。

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わだっ子「家読」パワーアップ大作戦!―和田幼稚園とのつながり―

2月19日(金),学年懇談会の折りに,お伝えしていますが,過日行われました市図書館教育関係者の会議にて,昨年11月に実施されました「読書アンケート結果」から,課題が明らかになりました。特に,「2時間以上のゲーム等」では,大きな課題です。

そこで,和田小学校としましては,関係者が話し合った結果,「家読」パワーアップ大作戦を実施しすることにしました。すでに,「家読週間」は実施していますが,その計画を継続することにしました。

<図書の貸し出し>※毎週,家庭へ持ち帰ります。

       火曜日・・・1・2年生

       木曜日・・・3・4年生    貸出期間は1週間です!

       金曜日・・・5・6年生
※家庭へ持参した図書は,大切に扱い,計画的に読む時間を確保してください。

<和田小の読書活動>

      ブックトーク         読み聞かせ

      読み聞かせ          アニマシオン

○和田小学校では,朝の読書タイム(各自),読み聞かせ(外部人材),ブックトーク(外部人材),アニマシオン(外部人材)と,複数の読書活動を推進しています。 

<追伸>

 読書に関しましては,和田小学校だけでなく,和田幼稚園でも「読み聞かせ」を実践しています。幼稚園の先生が個別に「読み聞かせ」をしたり,家庭で保護者の方が「読み聞かせ」を行ったりしています。
 和田幼稚園には,「子どもが反応を示すようになり,楽しくなりました。」とお母さんからの声が届けられているそうです。素晴らしい実践です。

 また,和田小学校でも「先生!妹がね,私の借りた本を気に入ってくれたんだよ。」「お母さんも,小さい頃,読んだことがあるって言っていたよ・・」と,読書を通して,親子の会話が豊かになったと聞いています。素晴らしいことです。

 和田幼稚園さんの実践が,将来,小学校へ入学した時に「つながり」,子どもたちの成長に著しい成果をもたらすものと考えます。幼稚園から小学校へ「読書」をつなぐ実践は,学力向上は勿論ですが,道徳性,人間性の向上へつながるものと考えます。今後も,和田幼稚園さんと「つながり」を持ちながら「読書」を進めて参ります。

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わだっ子との「つながり!」―和田幼稚園児の演奏会―

2月19日(金),和田幼稚園にて「合奏発表会」が行われました。昨日,和田小の1年生と幼稚園児(年長さん)が「つながり」を体験しました。感謝申し上げます。園長先生から小学校へご案内が届けられましたので,幼稚園の合奏発表会を参観させていただきました。以前にも触れましたが,過日の「交流会」今回の「合奏発表会」は,共に「スタートカリキュラム」の一部と言っても過言ではないと考えます。

4歳児から6歳児の「つながり」こそ,将来の「成長」へ関わるものであると考えます。

今回の「合奏発表会」では,①合奏「しあわせなら てをたたこう」②ハンドベル「きらきら星」③鍵盤ハーモニカ「こぶた きつね ねこ」・・・・⑧合奏「世界に一つだけの花」と,8曲の発表がありました。どの発表も,子どもたちの真剣な表情と,楽しい表情が見られました。このように年少さんの合奏,年長さんの合奏,そして年少・年長さんの合同による演奏など素晴らしい演奏を味わえたことに心より感謝申し上げます。「園児たち,正しいリズムで息を合わせた合奏ができていました。本当に素晴らしい園児たちです。ありがとうございました。」と,称賛の声を掛けたいです。正に,園児(子どもたち)からのプレゼント(発表)です。最後になりますが,ご支援をされた和田幼稚園の園長様はじめ先生方に感謝申し上げます。

  年少「大きなたいこ」    合同「しあわせならてをたたこう」

    年長「こぶたぬきつねこ」  合同「世界に一つだけの花」

<追伸>

和田小学校では,5・6年児童が「合奏」に取組んでいます。夏の音楽祭へ向けて,毎年合奏練習に取組み,多くの皆様の前で発表をする場と機会を経験してきました。幼稚園での「合奏発表」,これこそ子どもたちが持っている「感覚や感性」を育む場と機会ではないでしょうか。幼稚園教育から小学校教育への「つながり」としての「合奏」は,スタートカリキュラムでしょう。

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わだっ子!の「活躍を紹介して!」-掲載500号達成!-

2月17日(水),和田小学校を紹介しています「もとみやスクールeネット」紹介記事が,本日「第500号」に達しました。

平成26年4月1日から平成28年2月17日までの約1年11ヶ月で,第1号から数えて掲載原稿が「500号」に達しました。

 

   No.1号~No.500号まで
<追伸>

また,アクセス数も約3000から約78000へと変化し,約75000も増加しました。多くの皆様方に閲覧いただいていますお蔭です。感謝申し上げます。約2年前に着任(校長が)してから,和田小学校の子どもたち,教職員,保護者の皆様,地域の皆様方の活躍や様子を紹介してきました。紹介記事が第500号に達成したことは,子どもたちが,毎日学校へ登校し,様々な活躍の成果です。大変素晴らしい和田小学校の子どもたちです。その支えとなっています保護者の皆様,地域住民の皆様,ボランティアの皆様による賜物です。筆舌しがたいほど感謝の気持ちで一杯です。

 今後も,わだっ子の活躍と成長を願い,「もとみやスクールeネット」にて活躍の情報を紹介して参ります。ご愛読のほど,よろしくお願いいたします。

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わだっ子!が和田幼稚園児と「交流」―スタートカリキュラム①―

2月17日(水),和田幼稚園児と和田小学校の1年生が交流会を行いました。4月に入学予定の子どもたちが,スムーズに小学校生活へ溶け込めるように生活・活動を体験するなど,「スタートカリキュラム」の一つです。

まず,1年生がグループ別で①学校の一日②給食③学校の約束④学校の行事について,幼稚園児へ工夫しながら丁寧に説明をすることができました。素晴らしい学習成果です。園児も,1年生からの説明を真剣に最後まで聞くことができました。和田幼稚園児の皆さん,素晴らしいです。

後半は,1年生が幼稚園児へ「名前の書き方」を教える活動でした。鉛筆の持ち方,文字の書き方,姿勢など入学して重要な内容を,一つ一つ個別に教えることができました。その姿から,子どもたちの著しい成長を見ることができ,感動を覚えました。

本日,和田幼稚園から年長さんが来校され,緊張の中にも,楽しく交流を進めたり,初めて小学校の「給食」を試食したりと充実した時間を過ごすことができました。今回の「交流会」は,スタートカリキュラムへつなげられる場と機会となりました。園長先生はじめ,幼稚園の先生方には大変お世話になりました。

<学校の一日,給食,約束,行事など説明しました>

<名前の書き方を教えました>  <みんなで給食を試食しました>

<追伸>

どの小学校でも実施している「交流会」ですが,日常カリキュラムとしての教育活動を進めている一つとしての「交流会」で,単なる「イベント」ではありません。

 和田小学校と和田幼稚園では,小学校カリキュラムと幼稚園カリキュラムの「連接」を,昨年度から進めています。そのために教員の交流は勿論ですが,教育課程の検討会でも幼稚園の先生方に参加して頂き,貴重なご意見を生かすとともに,「発達段階を十分に考慮したカリキュラム編成」を目指しています。特に,「言葉の力」を重視して,「連接」に取組んでいます。

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わだっ子が中学校教師から学ぶ!―スタートカリキュラム②―

 2月16日(火),白沢中学校の先生から6年生が音楽学習で,ご指導を受けました。小学校生活が,残り数十日となり,小学校と中学校とのカリキュラムの「つながり」を大切にした,体験学習を進めました。今回は,卒業式で6年生が歌う曲を練習しました。「旅立ちの日に」を,2部合唱で練習しました。発声の仕方や曲想に合った歌い方,パートごとの発声の練習など,大切なポイントや楽しく歌うポイントなどたくさん学びました。はじめとは見違えるほど,後半,子どもたちは学んだことを生かして「旅立ちの日に」が思い出に残る表現となるよう熱心に練習をすることができました。今回は,中学校の先生による授業体験でした。緊張の中にも,楽しく音楽の学習を進めることができました。白沢中学校長様はじめ,訪問された先生へ改めて御礼申し上げます。


<追伸>

どの中学校区でも実践されている内容ですが,幼稚園・小学校のスタートカリキュラム同様に,小学校と中学校のスタートカリキュラムを意識した体験は大切なものです。間もなく小学校を卒業し,中学校生活への不安や期待が交錯する時期ですので,子どもたちに「良かった」と感じてもらえる場と機会となれば幸いです。

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わだっ子「アニマシオン」で!―読書の意欲UP!―

2月16日(火),和田小学校では,図書館教育の一環として,平成27年度から「アニマシオン」を導入してきました。アニマシオン【読書の楽しさを伝え,読書の意欲づけをすること】年間8回のアニマシオン計画でしたが,今回は1・2年生を対象とし,最終回でした。ゆめ図書館職員の方には,毎回大変お世話になり,「読書への意欲づけ」を働きかけてきました。最終回の作戦は「物語を語りましょう」(読んだ本について,質問に答えながらみんなで語り合う時間でした。)で,一人一人,質問に答えながら最後まで物語を語ることができました。


 1年生,2年生のどの子も,集中して絵本を読み,質問に答えています!

<追伸>

和田小学校では「アニマシオン」「読書タイム」「読み聞かせ」「ブックトーク」「家読」など,多くの活動により,読書への習慣化と意欲づけを進めています。しかし,平成27年11月の家庭における「本宮市読書アンケート」の結果から,「家庭でのテレビ・ゲーム時間」の項目で,課題が見られました。特に,「2時間以上,テレビ・ゲームの時間」と回答した割合が最も高くでました。

 現在,和田小学校では「家読週間」を設定し,各家庭へ呼びかけています。少しでもゲームの時間を「読書」へ回し,「ゲームの時間」を少なくできるよう願いたいです。今,福島県をはじめ,全国的に「学力向上,心の問題,社会性」など,社会問題になっていると言われています。決して,他人事ではないものと考えます。「読書の有効性」は,全国各地で既に報告され,様々な成果が出ています。「文字・文章」を読む行為は,人間の発達では重要な要素です。

 和田小学校で,現在進めています「家読」を,日常化し,より多くの図書に触れ,「学力・心・社会性」の発達へ反映させたいものです。

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