日誌

2016年11月の記事一覧

わだっ子が「自らの考え」を発表します!―校内発表で練習―

 11月27日()に実施されます「第10回本宮市青少年健全育成推進大会」の「少年の主張」にて,和田小学校の代表児童が発表します。その前に,校内にて11月22日(火),「主張」を発表しました。

 27日当日は,多くの市民の皆様方が参観される大会です。多くの市民の皆さんへ「自らの考え」を発表する機会を得ることができ,今後の成長にとって大いに役立つものと考えます。27日当日は,保護者の皆様方や学校教員も「少年の主張」を参観します。感謝申し上げます。

<校内における発表>

<主張の内容>

                         友達を大切にしよう

 みなさんは,友達を大切にしていますか。友達といると笑顔があふれますね。たとえば,いっしょに遊んでいるときは,笑顔があふれてきます。そして,何か困っているとき,悲しいときには,友達がはげましてくれます。わたしが南達陸上のリレーで第2走者として走ったときのことです。となりのレーンの人と競っているときに,「がんばれ~。」という声が聞こえてきました。和田小のテントからです。わたしはその声のおかげで,最後まで一生懸命走り,バトンをつなぐことができました。応援がなかったら最後までがんばれなかったかもしれません。わたしは大声で応援してくれた,そんな友達が大好きです。そして友達に何かを拾ってもらったりしたときに言う「ありがとう」という言葉も忘れていません。わたしがこの「ありがとう」という言葉を使うと,相手が笑顔になってくれるので,この言葉が大好きです。

 いま,この世の中では,「いじめ」というのがあります。一人の人に対して暴力をふるったり,「ばか」や「死ね」など,ひどい言葉をあびせたりします。とてもこわいと思います。最近ニュースで見たのですが,中学生の女の子がいじめを受けて自殺してしまったそうです。ニュースでは,自殺の一週間前に撮られたという,お祭りの写真が流されていました。写真には楽しそうな笑顔で写っているのに,その裏で,死にたくなるほど悲しい出来事があったのかと考えると,こちらまで悲しくなってきます。ただでさえ人が死んでしまうのは悲しいことだし,つらいことです。その原因がいじめだと思うと,さらに悲しくなります。

 それなのに,いじめるのが楽しいと思っている人もいます。このような人は,何が原因で一人の人をいじめているのでしょう。

 わたしは,ちょっとしたことから始まっているのではないかと思います。たとえば,友達を無視したりすることから始まるんだと思います。みなさんは学校生活で,ちょっときげんが悪かったりして友達を無視したりすることはありませんか。せっかく話しかけてくれた友達に返事をしなかったり,あいさつしてくれたのに,気づかないふりをしたりしたことはありませんか。

 わたしは,友達を無視するのもいじめに入ると思います。もし,無視してしまったことに気づいたら,自分が悪かったことをちゃんと友達に伝えた方が良いと思います。そのときは「ごめんなさい」と言うべきです。この「ごめんなさい。」という言葉がとても大事だと思います。

 それに,すすんで友達に声をかけることも大切です。みなさんの教室に,休み時間に一人でいる子はいませんか?そんな子には,「いっしょに遊ぼう。」などと声をかけてあげましょう。一人でいる子は,きっと自分から声をかけるのが苦手な子だと思います。それなら,こちらからさそってあげれば,きっと仲良くなれます。

 わたしは,少ない人数で遊ぶより,たくさんの人数で遊ぶ方が,何倍も楽しいと思います。わたしはどんどん声をかけて,どんどん仲良くなって,もっともっと楽しい生活を送っていきたいと思います。そうすることで,さみしい思いをしている人をなくし,悲しくて命を絶ってしまう人をなくしたいです。

 わたしは最近,命を大切にしたいという思いを強くする出来事がありました。それは,授業参観の時に受けた「命のはじまり」という授業です。

 その学習では,お父さんからの命のもとが3億個あり,その中のたった一つがわたしの命になったことを学びました。3億というのはものすごい数で,その中のたった一つが自分の命なんだと思うと,こわくなるくらい不思議でした。また,自分の命は何十,何百,何千というご先祖から受けつがれてきたものだということを学びました。その中にわたしが生まれてきたということは奇跡だと思います。

 ですから,これからも自分の命を大切にして,たくさんの命を引きついでいきます。わたしがこのように,命について深く考えたことは,5年生の理科で学習したとき以来でしたが,6年生でも命の学習ができて良かったなあと思います。

 そして,わたしの命が奇跡であるように,友達の命も同じように奇跡の存在だということに気づきました。今,いじめをしている人たちにも,このことを知ってほしいと思います。命はとても大切なものなのです。友達の命を大切に思うなら,決していじめなどできないはずです。

 わたしはもうすぐ和田小学校を卒業します。だからこそ,残り少ない小学校生活を,一日一日を大事にしていきます。勉強,行事,友達を大切にしていきます。そして中学校に行ったら,新しく出会う友達を大切にして,仲良く楽しく過ごしたいです。今までの学習を生かし,自分の命と,友達の命を大切にします。

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わだっ子が「図形感覚を育てる!」―1年の算数科授業研究―

 11月22日(火),1年生が算数科で「かたちあそび」の学習を行いました。1年生にとっては,身近な箱や筒,積木,ボールなどを使用した学習で,身近な内容の活動であり,「視覚的」なイメージにより学ぶことができました。特に,図形学習は,「視覚的」⇒「一面的」⇒「多面的」⇒「統合的」・・というイメージにより,小中学校と学んでいきます。小学校の低学年の段階では,視覚的に理解することが多くあります。また,「一面的」な見方により図形を捉えます。そこで,今回は「観察」「構成」「分解」により,形の特徴や機能を捉えることをねらいとしています。前時に組み立てた建物や乗り物の体験を想起して,どのような「形」に着目したのか,又は意識したのか確認し,箱等の構成図形を「ころがる」「たつ」「ながしかく」「たいら」などの図形的言語を使用して表現できました。グループ活動を通して,思考活動や表現活動も伴ったので困難な場面も見られましたが,協力しながらグループごとに発表までできました。


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わだっ子が「本宮空襲」を知る!―地元の体験者より―

  11月21日(月),6年生が社会科の学習で,本宮空襲を体験した地元にお住いの方より,当時の様子を知る機会を得ました。市内の各小学校の6年生が,社会科で学ぶ「昭和時代」の歴史内容を,地元の体験者より直接伺う貴重な学習を行いました。2名のボランテイアの方が来校され,貴重な資料を基に,当時のことを詳しくお話されました。特に,本宮町の「郡是工場」に関する体験談や,関係する説明を頂きました。心より感謝申し上げます。


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わだっ子が「自らの力」を伸ばす!―暗誦日本一・マラソン・読書―

 和田小学校では,子どもたちの「自己肯定感」を伸ばすことを大切にしています。子ども自身が「挑戦してみたい!」「〇〇ができるようになりたい。」「今度は,○○を合格したい。」など,少なからず目標を持っています。しかし,途中で「できない。」「無理だ。」「どうせ!だめ・・。」と,諦めてしまうことが出現していまします。その気持ちを乗り越えて,「よし!〇〇はできなかったけれど,やってみよう。」「合格するまで練習しよう。」と,前向きな心と行動力を取り戻してあげる働きかけが「教育」ではないでしょうか?得意な教科や内容には,全力で取り組むことが多いと思いますが,和田小学校では,「フルマラソン完走賞」「多読賞」「暗誦日本一賞」など,日々の小さな努力の積み重ねで,「達成」する内容です。これらの活動を応援してあげたいと考え,先生方は一緒に行ったり,働きかけたりしています。

ぜひ,ご家庭でも子どもたちの努力や練習の姿へ,今まで以上に「応援の言葉かけ」を頂ければ幸いです。
 例)毎日,練習をしていてすごいね。

 例)合格できるよう応援しているよ。

 例)〇〇さん,〇〇くん・・・諦めないで練習をしていることは素晴らしいよ。

など,子どもたちの「練習や努力」の姿へ,声を掛けていただければ幸いです。 

<多読賞>最近の受賞者です。

<フルマラソン完走賞>最近の達成者です。
 

<暗誦日本一賞「10編合格」>最近の達成者です。

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わだっ子の全国大会での活躍をご報告!―本宮市長様へ―

 11月17日(木),日本学校合奏コンクールアンサンブルコンテストにおける演奏の結果と,演奏のご報告のために,5・6年代表児童,担当教諭,校長の5名で本宮市長様のところへ訪問しました。お忙しい中,貴重な時間を頂き,本宮市長様,本宮市教育委員会教育長様はじめ,関係の皆様方より,称賛のお言葉を賜りました。ありがとうございました。

 和田小学校は,伝統的に「5・6年児童全員」が合奏に取組んで,毎年発表をしています。安達地区音楽祭の発表では,「金賞」を受賞しました。今回は,全国レベルの大会でしたが,日々,担当の教員と共に,合奏練習に取組んで参りました。以前にもお知らせいたしましたが,場所は,千葉県文化会館の大ホールでした。高速道路を使用して,片道で約5時間もかかり,コンクールにて演奏を行ってきました。緊張の中にも,今までの練習の成果が「演奏」として表現され,素晴らしい発表となりました。見事に,「銀賞」を受賞することができました。

 これらのことを,17日(木),本宮市長様へご報告して参りました。最後に本宮市長様より「心温まるお祝いの言葉と励ましの言葉」を賜りました。ありがとうございました。これからも,和田小学校の「伝統」を継続し,「全員で活動・参加!」をモットーに色々なことへチャレンジして参ります。今後も応援をよろしくお願いいたします。

<本宮市長様・教育長様と記念写真>

代表児童3名が,本宮市長様へコンクール参加と結果のご報告をしました。


演奏の様子を観ていただきました。教育長様にもご挨拶・ご報告をしました。

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