白沢中ニュース
議論を交わして考えを深める
今朝の気温は、-5℃で、今シーズン一番の冷え込みだったのではないでしょうか。教室の気温もなかなか上がらず、寒い一日となりました。これから寒さが厳しくなってくる予報もありますので、まだまだ寒さ対策が必要なようです。
今日も朝の登校時間に募金活動を実施しました。毎日ニュースを見ていますが、日に日に新たな状況が映像を通して全国に伝わっています。私たちが行動できることは、募金をすることで、被災者の心に寄り添うことだと考えています。
1年生の道徳の授業では、2組は、街にゴミ箱を多く設置したほうがよいか、あまり置かないほうがよいかを考えさせる授業でした。本宮市のゴミの現状を提示したり動画を見せたりして考えをたくさん引き出していました。考えを聞いたり話したりする中で、自分の考えを訂正する場面もあり議論を深めることができていたようです。1組は、よりよい学級活動を目指す、というテーマで学級で決めたことが守れなくなってしまった出来事に対して、どんな点が問題だったのかを発表し合っていました。立場によって考え方の違いがでてくることや、責任をもつこととはどういうことなのかを考えさせていました。両方の学級で共通していたのは、自分の意見を発言することができている学級の雰囲気です。自分の意見を言っても否定されない、受け入れられる雰囲気は非常に重要ですね。今後も、交流する中で、多角的に物事を考える面白さも実感できる授業を展開していきたいですね。ポジティブに議論できる、精神的に満たされる、肯定的な関係性、これはまさに、社会や職場で求められているウェルビーイングの関係性です。
書き初めも学級に掲示しています。
体調を整えて、また元気に学校生活をおくれるとよいです。 充実した週末をお過ごしください。
実力テストがんばりました
朝、昇降口で生徒会本部役員が中心となって、募金活動を行っていました。地震関係の掲示物の前に立ち、お願いの言葉を伝えながら、寒い中活動をしていました。集める生徒、募金する生徒の様子を見て、ご家庭でも話題にしていただいたことがうかがえます。その一人一人の温かい気持ちに感心しました。私たち大人もその姿を見て、助け合う心の大切さを学ぶことができます。
今日は、全学年で実力テスト。1、2年生は、実力テストに向けてどのように考えて取り組んできたかが重要です。特に、1年生は経験が少ないので、担任を中心に受け方を指導していました。受験の仕方を知らないと、鉛筆が止まってしまった問題をずっと考えていて時間ばかりが過ぎてしまったり、カンニングを疑われたりと、実力と点数の関係性がないものになってしまいます。学習に限らず、何事にも目的があるので、それに向けて対策をすることが重要です。それが習慣になることが重要ですね。当然ですが、3年生は、しっかりとペース配分を考えて問題に向き合っていました。中盤の問題から解き始めていたり、ポイントになる言葉にしっかりと〇をつけて進めていたりと工夫が見られる生徒が多くいました。全校生よく頑張っていました。自宅で見直しをする時間を確保して一区切りつけることができるとよいと思います。
これから、ますます朝晩の気温が厳しくなってきます。体調を崩している生徒も多くいますので、しっかりと観察しながら学校生活を送らせていきたいと思います。
明日も楽しく充実した学習をさせたいです。
できることからはじめよう
本日、生徒会本部役員が中心となり、能登半島地震の対する支援募金の呼びかけがありました。生徒会本部から、昨日生徒会担当へ要望があり、学校として実施することに決めました。募金活動期間は、11日(木)~16日(火)で行います。集まったお金は、本宮市を通して被災地に送ることにしています。
私たちは東日本大震災の際も、たくさんの地域の方から支援をいただいています。支援があったこそ、今があることなどをご家庭でお話していただければ、更に、子供たちに助け合う心や他者を思いやる心が醸成されていいくのではないか考えています。ご理解と、ご協力をよろしくお願いいたします。
今日から、本格的に授業再開です。3年生の家庭科の授業では、栄養や食品について学習をした後に、給食の献立を考えていました。量をたくさんにしたり、高級品のお肉をメニューにいれたりなど、楽しく会話をしながら考えていました。給食なので、栄養バランス、金額を踏まえて献立が考えられています。できるだけ希望に沿うようになっているとよいですね。
3学期はじめの今日の給食は、赤魚の漬け焼きでした。身が柔らかく、上品な味わいでした。調理員さんたちも初日から生徒達のために、気合いが入っていました。残菜もとても少なかったようです。午後も学習に集中できたようです。
放課後に高校入試の願書指導を3学年で行っていました。我々大人からすると、書いている量的には少ないと感じますが、スムーズにはいかない様子でした。それは、自分の選択で進路を確定し、住所や高校名、学科名などを間違えることなく書かなければならないので当然です。「一字一字、丁寧に書く」と学年教師から指導を受けていました。
また2学年では、修学旅行、東京都内班別自主研修の行程を考えていました。10時30分から16時30分の6時間の研修計画です。たくさん調べることをしていますが、話し合って決めていくことはとても労力がいることです。まだ時間はかかりそうですが、よりよい行程ができるように学年としても見守っています。
明日は全学年実力テストです。自分のやってきた学習の定着状況を確認することができます。頑張ってほしいです。
小さな目標をクリアし続けよう
本日から、3学期のスタートです。朝登校時に元気にあいさつを交わす生徒、そして教職員。いよいよスタートだと実感する朝でした。生徒達は、どんな目標を立てて、そのためにどう行動していこうとしているのか気になるところです。
始業式での校長講話です。
「おはようございます。今日みなさんとこのように向き合うことができ、そして話ができて大変有難いと感じています。本来であれば、おめでとうですが、元旦の能登半島の地震もありましたので、控えます。私自身、何もできないことに憤りを感じることもあります。一日も早い復興を願うばかりです。私たちは、東日本大震災を経験しているので、その大変さは他人事ではないと思います。そのときに感じた思いやりや助け合い、そして自分の身を守るための行動を心がけていかなくてはいけないとあらためて実感しました。
さて、2学期終業式でみなさんに、年始には目標を立ててほしい、と話しました。私は、2日・3日は箱根駅伝を観ました。観たという生徒も多いのではないでしょうか。私が以前一緒に勤めたことがある職員で、箱根駅伝に出場したことがある先生がいました。その先生に、走っているときにどんなことを考えて走っているのか質問したことがあります。その先生は、電柱や植えてある木を目標にして走っていた、と話していました。つまり、小さな目標を決めて、それを真剣に一つずつクリアしていくという考えをしていたということです。
3学期はまとめです。自分自身を振り返り、できるようになったことを認めて、充実した日々を過ごしてほしいと思います。特に3年生は有終の美を飾ってほしいです。冬休みも学習に一生懸命に取り組んでいたことと思います。その頑張りを認めて、仲間と大切に一日一日を過ごしてほしいです。
今年は、辰年です。辰年には、力強さの象徴、そして変革の年という意味があります。今年1年間自分の可能性を信じて、成長できる年にしていきましょう。」(一部省略)
生徒、職員ともに、真剣な眼差しで、聴いていました。
学年作文発表は、1年安澤さん、2年国分さん、3年三瓶さんです。
安澤さんは、1年生全員を立たせて声を合わせるパフォーマンスを交え、抱負を述べていました。
国分さんは、冷静に自分を客観視して、今後の取り組みを述べていました。
三瓶さんは、メリハリのある冬休みを過ごし、3学期をどう過ごしたいかを具体的に述べていました。
1学期より2学期、2学期より3学期と表現力、伝える力が向上していると実感します。すばらしいですね。
最後に、掲示を紹介。
新年、新たな気持ちで成長したい、成長させたいという温かい気持ちがこもっています。
環境が人を成長させます。情操教育はこれからの生徒達にはとても大事です。みんな興味をもって読んでいました。
職員玄関は、守谷(作)
保健室前は、養護の矢吹(作)
給食室前は、栄養士の深谷(作)
最後に、職員から3年生に向けて、メッセージです!
明日から授業が本格的に再開。職員全員で、楽しく、そして充実した学校生活になるようにしていきたいと思います。そのために一緒に悩んで、そして意見を交換し合って、生徒たちを成長させていけたらよいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
白沢地区学校給食調理員研修会
12月26日(火)、白沢中学校で白沢地区学校給食調理員研修会が行われました。衛生管理についての研修や各校の状況などについて情報交換を行いました。調理員の方々も安全で安心な給食を提供するために研修を行い、児童生徒の健やかな成長を支えていただいています。
最後には「ライブラ香りの学校 福島校」の小林様に講師としてご参加いただき、保湿クリームと石けん作りを行いました。
事務室だより(手のひらを太陽にNo7)、白中ウィークリーNEWS23号をアップしました。