本日は４組（特別支援学級）の職場見学学習がありました。本宮駅に集合した生徒たちは、寒い中でも目を輝かせながらバスに乗って出発しました。目的地は、郡山市の富久山に今年オープンした就労継続支援B型施設「おもいやり」です。そこでは、所長さんより事業所についての説明を聞き、朝礼や通所されている方々の作業の様子を見学しました。その後、生徒たちは軽作業を体験し、始めはぎこちなく行っていた作業も徐々に慣れてきて、丁寧に手際よく行うことができました。教えてくださった担当の方からお褒めの言葉をいただき、生徒たちの表情にも自信が溢れていました。
今回の体験は、これからの学習活動や進路学習に必ず活かされると思います。そして生徒たちが、公共の場所で元気よく挨拶や返事を行ったり、周囲の人への気遣いをしたりする素敵な様子が見られ、生徒たちの成長を目にすることができました。
昼休みに校舎内を一周してみました。今日は放課後の会議のため、短縮授業で部活動なしということもあり、生徒たちの様子からは、まったりとした和やかな雰囲気を感じられました。
「外は小雨が降ってきました。安達太良山は雪かな？」
「２年生の男子は元気にバスケをしています」
「女子はお気に入りのキーホルダーを見せ合っておしゃべりタイム」
「もちろん勉強している生徒もいます」
「おしゃべりに夢中な１年生の生徒たち」
「図書室では読書に没頭する様子が見られます」
「音楽室ではアンサンブルコンテストに向けて自主練」
～ さて、３年生の様子を見てみましょう ～
「１月の私立受験のための面接練習が始まっています」
「真剣に受験勉強に取り組む生徒が増えてきています」
同じ昼休みの過ごし方でも、受験モードに入った３年生からはよい意味での緊張感が伝わってきます。集団の雰囲気が、個々の意識を高めていく様子が見られます。この調子でがんばってほしいです。さて、今日の会議は、高校入試に向けての出願に伴う資料作成とチェックのために行われる会議です。３年生の生徒・保護者だけでなく、私たち教職員も受験モードに切り替わっています。どの生徒も期待通りの受験結果が得られるようサポートしていきたいと思います。
１２月に入り、だんだんと寒さが厳しくなり、体調を崩す生徒も増えてきています。本校のインフルエンザの罹患状況については、２週間前の増加傾向からようやく落ち着き、現在は１名というところです。まだまだ安心できませんので、保健委員会を中心に換気、加湿に気配りしながら感染予防の活動をしています。さて、保健室前の掲示板には「アドベントカレンダー」が飾られ、生徒がカードを楽しくめくりながら、元気に過ごすためのアドバイスを受け取ることができます。また、給食室前の掲示板には「脂質の摂り過ぎに注意」ということで、クリスマスシーズンに食べるであろう食品の脂質の量を、食用油の量で知ることができるものが掲示・展示されています。ふだん何気なくついつい食べ過ぎてしまうものが、いかに脂質が多く含まれていることに驚かされてしまいます。自己の体調管理にきちんと考えられることが健康につながります。
～保健室前の掲示物～
「クリスマスツリーが素敵ですね！」
「４種類のカードが入っています」
「心と体の元気があれば、毎日が楽しいです！」
～給食室前の掲示物～
「お菓子とアイス食べたら試験管で約１本分の油。恐怖です」
「ハンバーガーセットにはマストですね！」
「悪魔的な油の量！これにハンバーガー、ナゲットをつけたら・・・」
「１０代で生活習慣病にならないようにね！」
１１月２８日（金）白沢公民館大ホールで行われた、「本宮市戦没者追悼式」に全校生で参列しました。太平洋戦争の終盤、1945年8月6日に広島市に、9日には長崎市に原子爆弾が投下され、15日に昭和天皇がラジオで国民に対し敗戦を伝えたことで、8月15日が終戦記念日となりました。そして戦後80年、実際に戦争を体験した方がどんどん少なくなっているというのが現状です。今回、戦没者の方に対し追悼の意を表すだけでなく、戦争の悲惨さ、平和の尊さを次の世代に伝えていきたい（記憶をつなげたい）という意味で、中学生が参加することになりました。これまでの事前学習を経ているので、生徒たちは真剣な態度で参列することができました。さらに式の中では、「平和の誓い」「非核・平和都市宣言」それぞれを代表生徒から平和への思いを込めて発表してもらいました。
「平和への誓い（代表生徒：２年生）」
「非核・平和都市宣言（代表生徒：３年生）」
「自分たちの言葉で、力強い言葉で発表しました」
「３年生代表生徒による献花」
「２年生代表生徒による献花」
「１年生代表生徒による献花」
中学生にとって、たいへん貴重な経験をさせていただきました。
今日の２，３校時は、ＰＴＡ親交づくり委員会による教育講演会が開催されました。講師には、テレビでお馴染みの気象予報士 斎藤恭紀（さいとうやすのり）氏 をお招きし、演題『白沢の天気 白沢の災害リスク 教えて斎藤さん』で講話をいただきました。テレビの印象通り、たいへん気さくな人柄で、ユーモアを交えながらの軽妙なトークに魅了されました。キャリア教育の一環としてお願いしたので、ご自身の経歴を紹介しながら、気象予報士として現在に至るまでの苦労や生き方について、熱く語っていただきました。また、お天気キャスターとしての向き合い方として、本番の放送までにどれほどの準備が重要なのかも説明していただきました。「９が準備、１がパフォーマンス。自分の失敗は皆の準備を台無しにしてしまう。だからこそ準備は大切なのです。」ということばが印象に残りました。順風満帆で現在に至ったわけでなく、失敗の連続、紆余曲折の中で、大切な人との出会いが今の自分につながっていることも教えていただきました。他にも、災害リスクや防災についてのお話もわかりやすく説明していただき、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。ひとつひとつのお話が、生徒にとって今後の生き方のヒントとなるすばらしい講演会となりました。「斎藤様（斎藤さん）、本日はありがとうございました！」
「盛大な拍手と歓声の中での入場、斎藤さんもびっくり！」
「笑いを交えた抜群のトーク力！」
「防災に力を入れていることが伝わりました」
「最新の天気予報を教えていただきました！」
「たくさんの質問が出ました」
「生徒の質問に丁寧に答えていただきました」
「生徒代表からのお礼のことば」
「感謝の花束贈呈」
「白沢の特産品である『とろろいも』も贈呈～たいへん喜んでいただけました～」
「最後にみんなで記念撮影！」
最後に、講演会を企画・運営してくださった親交づくり委員会の委員の皆さまにも感謝申し上げます。
１１月１４日から今月一杯まで、昼休みの時間を利用してスポーツフェスティバルが体育館で行われています。主催は体育委員会。種目はバドミントン、卓球、ミニバレーボールの３種目で、学年の壁を取り除き、友人や部活動の仲間など好きなグループで参加しています。８分間のゲームでトーナメントを勝ち進む形での競技ですから、昼休みにできる試合数は限られています。準備や運営も生徒が主体で行っていますのでスムーズに行かない面もありますが、皆、楽しく元気に競技に臨んでいます。まもなく大会も終盤です。ケガなく大会が終われることを期待しています。
本日の避難訓練は、学校に不審者が入ってきた場合を想定としたものでした。学校の敷地は塀やフェンスで囲まれているわけでないので、どこからでも入れる状況にあるといえます。また、「不審者は来ないだろう」という油断は、いざというときに適切な行動が取れなくなるかも知れません。生徒だけでなく、私たち教職員の訓練として位置付けられた訓練です。緊張感をもって不審者対応の訓練をすることができました。なお、避難後は簡単な護身術を学びましたが、もっとも大切なのは不審者を刺激せずに距離を取ることです。
「事務室で不審者と判断し、かけつける教職員」
「教室出入り口にバリケードを築き、静かに避難」
「不審者を刺激しないように無言ですばやく」
「今回は体育館に避難。入口の方を向いて整列」
「駐在所の方から心構えや簡単な護身術を習いました」
本日の全校集会は体育館で実施する予定でしたが、気温が低いことと、インフルエンザ等の感染予防のため放送による集会となりました。今年最後の体育館での集会の予定でしたので、みんなの前に立って表彰披露したり委員会発表したりすることができず、残念でした。とくに生徒会としては、「後期スローガン発表」という重要な機会だったので、役員の生徒と相談した上、昼休みに中庭に生徒に集まってもらって発表することにしました。やる気一杯の生徒会役員に、集まった生徒たちも応えてくれました！
後期生徒会スローガン「一笑懸命」～楽しいだけでなく、苦しいこともみんなで一緒に乗り越えて、笑顔あふれる学校にしていきたい！という思いが込められています～
表彰の結果については以下の通りです。
○ 第78回安達地区小・中学校音楽祭（第２部合奏）中学校の部 銀賞
○ まゆみの里バレーボール強化練習大会 第３位
○ 第４７回福島県中学生バレーボール選手権大会 第３位
○ 第29回安達地方中学校２年生ソフトテニス大会 男子の部：個人 第２位、第３位
○ 第21回福島県秋季中学野球選抜大会 準優勝 安達選抜チーム（２名参加）
○ 第１６回福島県U１５バスケットボール選手権大会U14中学校部活動チームの部 第３位、優秀選手賞１名
○ 令和７年度安達間税会「税の標語」コンクール 安達間税会長賞１名、二本松税務署長賞１名
○ 「税についての作文」コンクール 二本松税務署長賞１名
○ 安達支部造形作品秀作審査会
・絵画の部：入選（６名）、デザインの部：入選（３名）、工芸の部：入選（４名）、彫刻の部：入選（６名）
今年度７回目の生保護女性会による「あいさつ運動」がありました。今朝もだいぶ冷え込みましたので、寒い中でのあいさつ運動に感謝申し上げます。生徒たちのようすは、眠たいせいかあいさつの声が小さく、元気さが足りなかったように感じました。これからは積雪もあるので、さらに朝がつらい季節となりますが、防寒対策をして元気良く登校してほしいです。
「寒い中、ありがとうございます！」
「安達太良山がきれいに輝いていました。」
「パンジーも寒さに負けずに生長しています！」
～ そして、夕方に・・・ ～
「今日は一日中、天気がよくて気分がいいですね！」
「素敵な夕日を見ることができました！（音楽室から撮影）」
「撮影の横では吹奏楽部員が一生懸命練習してました。」
「明日の朝も寒いけど、きっとよい一日になるでしょう。」
本日、２年生を対象に、思春期教育講話がありました。講師は、大川レディースクリニックの助産師 長谷川先生です。胎児人形を抱っこしたり、胎児の心臓の音を実際に聞いたりする活動を通して、生命の誕生について学びました。長谷川先生からは、「思春期のみなさんは、大人への体づくりの大事な時期。自分の体をよく知って、大切にしてほしい。」とお話がありました。生徒からは「出産は母親だけでなく、赤ちゃん自身も体勢を変えながらがんばって生まれてくることを学んだ。」「母親が大変な思いをして、何日もかけて生んでくれたこの命を大切にしていきたい。」などの感想がありました。命の大切さを学ぶことを通して、育ててくれた家族への感謝の気持ちや、自分や友達を大切にするという思いを深めることができたようです。