小さな目標をクリアし続けよう
本日から、3学期のスタートです。朝登校時に元気にあいさつを交わす生徒、そして教職員。いよいよスタートだと実感する朝でした。生徒達は、どんな目標を立てて、そのためにどう行動していこうとしているのか気になるところです。
始業式での校長講話です。
「おはようございます。今日みなさんとこのように向き合うことができ、そして話ができて大変有難いと感じています。本来であれば、おめでとうですが、元旦の能登半島の地震もありましたので、控えます。私自身、何もできないことに憤りを感じることもあります。一日も早い復興を願うばかりです。私たちは、東日本大震災を経験しているので、その大変さは他人事ではないと思います。そのときに感じた思いやりや助け合い、そして自分の身を守るための行動を心がけていかなくてはいけないとあらためて実感しました。
さて、2学期終業式でみなさんに、年始には目標を立ててほしい、と話しました。私は、2日・3日は箱根駅伝を観ました。観たという生徒も多いのではないでしょうか。私が以前一緒に勤めたことがある職員で、箱根駅伝に出場したことがある先生がいました。その先生に、走っているときにどんなことを考えて走っているのか質問したことがあります。その先生は、電柱や植えてある木を目標にして走っていた、と話していました。つまり、小さな目標を決めて、それを真剣に一つずつクリアしていくという考えをしていたということです。
3学期はまとめです。自分自身を振り返り、できるようになったことを認めて、充実した日々を過ごしてほしいと思います。特に3年生は有終の美を飾ってほしいです。冬休みも学習に一生懸命に取り組んでいたことと思います。その頑張りを認めて、仲間と大切に一日一日を過ごしてほしいです。
今年は、辰年です。辰年には、力強さの象徴、そして変革の年という意味があります。今年1年間自分の可能性を信じて、成長できる年にしていきましょう。」(一部省略)
生徒、職員ともに、真剣な眼差しで、聴いていました。
学年作文発表は、1年安澤さん、2年国分さん、3年三瓶さんです。
安澤さんは、1年生全員を立たせて声を合わせるパフォーマンスを交え、抱負を述べていました。
国分さんは、冷静に自分を客観視して、今後の取り組みを述べていました。
三瓶さんは、メリハリのある冬休みを過ごし、3学期をどう過ごしたいかを具体的に述べていました。
1学期より2学期、2学期より3学期と表現力、伝える力が向上していると実感します。すばらしいですね。
最後に、掲示を紹介。
新年、新たな気持ちで成長したい、成長させたいという温かい気持ちがこもっています。
環境が人を成長させます。情操教育はこれからの生徒達にはとても大事です。みんな興味をもって読んでいました。
職員玄関は、守谷(作)
保健室前は、養護の矢吹(作)
給食室前は、栄養士の深谷(作)
最後に、職員から3年生に向けて、メッセージです!
明日から授業が本格的に再開。職員全員で、楽しく、そして充実した学校生活になるようにしていきたいと思います。そのために一緒に悩んで、そして意見を交換し合って、生徒たちを成長させていけたらよいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
事務室だより(手のひらを太陽にNo7)、白中ウィークリーNEWS23号をアップしました。