本宮一中の日々
かんかね会~6月27日(火)に実施予定~
「コートの中に生活があり、コートの外に勝負がある」
バレーボールの世界には、「コートの中に生活があり、コートの外に勝負がある。」という言葉があります。この言葉の意味は、「プレーには必ずその人の普段の考えや行動が出る。だから、日頃からきちんとすることが大切である。」ということです。このことは、バレーボールのみならず、全ての部活動に共通するものだと考えます。つまり、「良い生活習慣を身に付けること」が、大切であるということです。中体連等の試合を見るたびにこの言葉を思い出します。生徒たちの様子を日頃から見ていると、今のプレーと日頃の行動がオーバーラップしてしまいます。やはり、校内で生活している姿と部活動をしている姿は同じだと。どこかに必ず“日頃”が顔をのぞかせます。だから、良い生活習慣を身に付けることが大切なんだといつも実感します。
今回で負けた生徒は中学校の部活動は終了です。また新たな目標に向かってがんばってほしいと願っています。部活をとったら何も残らない人間では寂しすぎます。部活動を通じてどこへ出ても通用する人間性を育成してきました。部活動から学んだものをこれからの生活で発揮し、残された中学校生活を充実したものにしてほしいと思います。
末筆になりましたが、お忙しい中、応援に駆けつけて頂いた保護者の皆さま、本当に有り難うございました。これからも宜しくお願いいたします。
人として大切にしたい「心」~東関部屋 「十の心」から~
高見山という関取がいたことを御存知の方も多いと思います。1964年にハワイから来日し、史上初の外国出身幕内力士として活躍しました。今は外国人に上位を占められている相撲界ですが、言葉の問題や食習慣の違い、慣れないしきたりを身につけるなど、開拓者としての苦労が数知れずありました。しかし、そのようなことを表に出さず、明るい性格と独特なハスキー・ボイスでCMにもたくさん出ていました。引退後、東関部屋の親方としてたくさんの弟子を育てました。定年を迎えるまでの40数年間、多くの苦労を乗り越えて大相撲の発展に尽くした東関親方が語る教訓だからこそ私達の心を打ちます。
数年前、相撲界はたくさんの問題が露呈され、存亡の危機に立たされていました。しかし、東関部屋からは一人も逮捕者や引退者が出ませんでした。それは親方の心が弟子に浸透し、相撲道に精進していることの現れだと思います。家庭教育、そして学校教育を考える上で大きなヒントを与えてくれていると思います。御家庭でもぜひ話題にしていただきたいと思います。
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東関部屋「十の心」
一 おはようという 親愛の心
二 はいという 素直な心
三 すみませんという 反省の心
四 どうぞという 献上の心
五 私がしますという 奉仕の心
六 ありがとうという 感謝の心
七 あかげさまでという 謙虚な心
八 お疲れさんという 労りの心
九 なにくそという 忍耐の心
十 嘘をつくなという 正直な心
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夏体験ボランティアについて
6月は「食育月間」です~食への感謝を~
学校だより「研学の道」(平成29年6月9日発行)から
毎年6月は「食育月間」です。そして、毎月19日は「食育の日」です。ふくしまのおいしい『食』で元気になりましょう。
「食育」とは、生きる上での基本であり、「知育」「徳育」「体育」の基礎となるものです。また、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活が実践できるようにすることです。
何より、「食への感謝」が大切です。この機会に,改めて、平和な日常生活がおくれ、安定した食事がとれることに感謝してください。