まゆみ保育所の日々
4歳児 つき組の様子
4月は新しい環境に緊張したり、不安な様子が見られたりしていた子ども達も、今では基本的生活習慣が身に付くことで自信となり、保育所生活の楽しさを感じながら過ごしています。いろいろな活動や遊びの中で友達とのつながりを感じる経験を重ねたことで仲間意識が育ち、自分の気持ちを言葉にして伝えたり、相手の立場に立って考えて我慢したり、譲ったり、気持ちを調整しようとする姿やトラブルを解決しようとする姿が見られ、頼もしく成長している子ども達です。
心も体も大きく成長したつき組の子ども達の1年間を写真とともに振り返りたいと思います。
<春>
こいのぼりを作り元気いっぱい戸外を走って楽しみました。自分で作った満足感から、とても大切に手に持って走り、緊張していた気持ちがほぐれ、のびのびと遊んでいた子ども達です。
天気の良い日には戸外に出て、あたたかな日差しの中でかけっこや砂遊び、虫探しなどを楽しみました。ダンゴムシやテントウムシ、アリを見つけるとつかまえて、じっくり観察している姿も見られました。
少しずつ気の合う友達ができてきて、友達と一緒に好きな遊びを楽しむ姿が増えてきました。
<夏>
プランターにあさがおの種を蒔き、「いつ花が咲くのかな」と成長を楽しみにお世話をしていた子ども達。花が咲くと咲いた花を使って色水遊びをしました。ピンクや紫、薄水色など様々な色の違いを楽しみ、ジュース屋さんなどをして遊びました.。
天気の良い日には水遊びや泥んこ遊びをしました。水遊びではタライを使い、ペットボトルや水鉄砲で、水の気持ちよさを感じながら楽しんでいた子ども達です。水遊びや泥んこ遊びの身支度も自分できちんと行うことができました。
<秋>
園庭で元気いっぱい行った運動会。つき組の子ども達は隊形移動や障害走、紅白玉入れを行い、みんなで取り組む楽しさを感じながら、一人一人が自分の力を発揮することができました。
お家の方にもたくさん褒めていただき、子ども達の自信へとつながりました。
過ごしやすい季節になり、戸外ではかけっこをしたり、年長組さんとリレーごっこをしたりして、のびのびと体を動かして元気いっぱい遊びました。また、どんぐりや落ち葉を使っての砂遊びも楽しみました。
<冬>
お楽しみ会では、リズム劇「きんのがちょう」、分担奏「おもちゃのチャチャチャ」、歌「あわてんぼうのサンタクロース」を発表しました。役になりきって動いたり、音を合わせたりして、みんなで気持ちを合わせる楽しさを感じながら、一人一人が自分の役割を果たし、やり遂げる達成感を感じることができました。
雪が積もった日には戸外に出て雪遊びをしました。積もった雪に大喜びしながら、雪だるま作りや雪合戦、そり遊びなどを友達と一緒に楽しみました。
2月になると、誕生会の司会やお楽しみの出し物を年長組から引き継ぎました。出し物では「どうぞのいす」の言語劇を行い、友達と一緒にお面や小道具を作ったり、声を揃えて台詞を言ったりして、みんなで力を合わせて取り組み、自信をもって発表することができました。
年長組さんに感謝の気持ちを込めてお別れ会をしました。つき組が司会を行い、出し物として「さんぽ」の分担奏を発表しました。また、今まで年長さんがしていたお当番活動を引き継ぎました。
子ども達は「もうすぐほし組になる!」と進級することを楽しみにしており、「今度は自分達!」という気持ちをもって、意欲的にお当番活動にも取り組んでいます。
あたたかくなってきて、自分達が植えたチューリップの球根から芽が出て 、蕾となり子ども達は、「ほし組になったら何色の花が咲くんだろう」とチューリップの花が咲くことを心待ちにしています。4月からはほし組になるという期待感がどんどん膨らんできています。保育所で一番大きいお兄さんお姉さんになるつき組の子ども達。これからの子ども達の成長が楽しみです。