

昨日、福島県計量検定所の方をお招きして、3年生の計量出前授業を行いました。





小学校の算数科では、長さ、重さ、かさなどの単位と計測の学習をします。この授業では、「メートル法」がつくられた歴史や、身近にある量をはかる様々な道具について、分かりやすく教えていただきました。






100グラムの重さがある紙コップと同じ重さになるように、別の紙コップにビー玉を入れる実験をしました。頼りになるのは手の感覚だけです。グループの友達と相談しながら重さを調節します。




果たして結果は?・・・・電子はかりで計量しました。ぴたり100グラム!!とはいきませんが、かなり近い重さにできた班がありました。

算数科の単位と計測の学習は、量感が身についたときに理解がより深まります。1㎏、1m、1㎞がどのくらいの量なのかを感覚的に身に付けるには、「正しくはかる意識」をもつことが必要であることを教えていただきました。福島県計量検定所様、よい学びの機会をありがとうございました。

今日の3・4校時に5年生社会科の授業の一環として福島民報出前授業を行いました。






100年以上の歴史がある福島民報。昔の新聞は記事をブロックで1文字ずつ組んで版をつくり、撮影したフィルムは鳩を使って現場から本社まで送っていましたが、今はパソコンで記事を編集し、メールで写真データを送るなど、新聞づくりのスピードは飛躍的に速くなったそうです。
子どもたちは、配られた今朝の朝刊を3分間で読み、気になる記事や写真を見つける体験をしました。スポーツ記事に目が行く子が多かったです。




新聞づくりの工夫は、①読みやすい記事 ②読みたくなる見出し ③見出しや写真の大きさや配置などのレイアウト、この3つだそうです。そこで新聞記者体験として、記事を分かりやすく要点だけをまとめて短くする体験、記事と写真から見出しをつける体験をしました。
「正しい情報を正確に、分かりやすく、スピーディーに伝える。」新聞づくりの難しさと情報を取り扱う責任の大きさについてしっかりと学ぶことができました。福島民報社様、大変お世話になりました。


23日(日)にサンライズもとみやにて第19回本宮市青少年健全育成推進大会が開催され、「少年の主張」では、本校を代表して6年児童が発表しました。自身の体験をもとに、優しさや思いやりが込められた言葉かけが、人に優しく接することの尊さ、言葉で伝える大切さを教えてくれたことを堂々と発表しました。


昨日、5年生の調理実習を兼ねた味噌完成会を行いました。完成会には、味噌づくりや食育授業でお世話になっている亀田先生をはじめ、5年生の保護者様が参加してくださいました。







調理実習では、ご飯を炊き、完成した味噌を使った味噌汁、田楽をつくりました。調理実習に慣れている5年生は手際よく作業を進めることができました。






ご飯が炊きあがる間、だし汁の飲み比べをしました。3種類(こんぶ、かつお、にぼし)のだし汁でしたが、グループ毎にみんなで相談しながら、3種類全部を当てることができました。普段何気なく飲んでいる味噌汁ですが、子どもたちは風味をしっかり覚えているのですね。
今後、他の学年でも学年の学びに応じた内容で味噌完成会を実施していきますので、保護者の皆様もぜひご参観ください。
総合的な学習の時間で3年生が育ててきたとろろ芋が、いよいよ収穫の時を迎えました。とろろ芋生産者組合長さん、地域ボランティアコーディネーターさん、とろろ芋の栽培を学んでいる大学生が収穫のお手伝いをしてくださいました。



芋のつるが絡みついた支柱を外して花壇をきれいにしてからスコップで砂山を掘り起こすと、埋まっていた筒が出てきました。果たして筒の中は・・・・・?


筒を開いてみると・・・・出てきました!真っ直ぐに伸びたとろろ芋です。子どもたちの歓声が上がりました!とろろ芋は全部で6本。組合長さんの話では、どれも商品になるくらい立派な出来映えだそうです。


収穫したとろろ芋は新聞紙で包んで涼しい場所で保存し、3学期に調理する予定です。白沢地区の特産品とろろ芋についての体験的な学びは、地域への理解と郷土愛を高めることができたと思います。ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。