今日10月12日(水)の3校時、「ポンッ! ポンッ!」とはじける音が、2階から聞こえてきました。
訪ねてみると、4年1組で理科「とじこめられた空気と水」の学習に取り組んでいました。空気でっぽうの学習です。
教室では担任の先生が、子どもたちを前に、空気でっぽうで玉を飛ばしてみせる演示をしていました。
「前玉が飛ぶのはどうして? 棒が玉を押し出した?」
「いや、違う、違う。」
「あのね、筒の中の空気が押して。」
「縮まった空気が・・・」
「そうそう、縮められた空気が反発して前玉を押すから・・・。」などなど、今後の学習につながりそうな意見が、たくさん出されました。
「よしっ、じゃあ、実際にどのように玉が飛び出すか、たしかめてみよう。」
多目的室へと移動した子どもたちは、何度も玉を飛ばして、空気が縮む感覚や押し返す感覚を感じながら、空気でっぽうの仕組みを楽しそうに確かめていました。

一方、隣の2組では、前の時間に空気でっぽうの観察・実験を終了した子どもたちが、空気でっぽうの仕組みについて、ノートに書いた自分の考えを発表し合い、話し合いをしていました。
「空気の粒がぎゅっと小さくなる」「押されてもうにげる場所がない」など、自分なりのイメージをイラストや吹き出しを使いながら、わかりやすく表現していて感心しました。
これなら、目には見えない空気の様子が、相手にも伝わります。「いいね!」

5年生の家庭科の学習では、「ミシンでソーイング」に取り組んでいます。
そして、今日10月7日(金)はついに、ミシンに電源を入れ、エプロン作りに挑戦です。
1学期の裁縫ボランティアに引き続き、ミシンを使う学習でも、学校支援地域本部の協力により、 一つの机にお一人ずつボランティアの方に入っていただいて、丁寧に教えていただきました。2校時は1組、3校時は2組の子どもたちがお世話になりました。
普段なかなか使うことのないミシンですが、ボランティアの方々の分かりやすいご指導のおかげで、調子よく縫うことができました。
本当にありがとうございました。

今日10月6日(木)の午前中、今年度の鼓笛隊でトランペットなどの金管楽器を担当した子どもたちが、自分の使用した楽器の洗浄作業に取り組みました。
金管楽器は、手入れ次第で状態は大きく変化してしまう楽器です。
業者の方から、常に吹きやすく、綺麗な状態が保てる洗浄の仕方を教えていただきながら、作業にあたりました。
お世話になった楽器をきれいにして引き継ごうという気持ちを込めて洗浄します。日々の手入れ、そして定期的なメンテがよい音を生むのですね。
メジャーリーグで活躍していたイチロー選手は、 道具をとても大事にすることで知られています。「野球が上手くなるには道具を大事にすることです」と繰り返し語っているのを聞いたことがあります。
道具を大切にできる子の演奏は、間違いなく、素敵な音色です。

5年生の体育科では現在、走り幅跳びの学習を行っています。
今日10月5日(水)の2校時、校庭の砂場で記録を測定していました。
助走や踏み切るタイミング、着地の姿勢など、意識して練習に取組んでいます。
うまく跳べると嬉しいですね。
どんどん記録を伸ばせるよう、頑張っていきましょう。

4年生の算数科は現在、「倍の見方」の学習に入っています。
今日の問題は「包帯Aは、もとの長さ30cm→伸ばした長さ60cm。包帯Bは、もとの長さ15cm→伸ばした長さ45cm。包帯Aと包帯B、どちらがよくのびるかな?」というもの。
これまで、大きさを比べる場合には、「差」で比べる学習(生活)経験を多く積んできた子どもたち。
60-30=30、45-15=30と、伸ばす前後の「差」は、どちらも30cmと確認した後、担任の先生が、実際に、包帯Aと包帯Bを伸ばして見せます。

すると、伸び方にあきらかな違いが・・・
「あれ?」
「どちらも30cm伸びているから、伸び方は同じ?」と問う先生。
「いや、違う!」
見た感じは、あきらかに伸び方が違う。でも、「差」はどちらも30cm。 なんで?(モヤモヤ)
どうすれば、このモヤモヤを解消できるのか・・・? なんだか、むずむず・・・・
解決したい気持ちに火が付いた4年2組の子どもたち。
図を書いたり友だちと話し合ったりして、本気になって考えます。
そして、「元になる大きさが違うものを比べるには、何倍かを求めると比べることができる。」という結論を導き出しました。
これまでの学習した考え方の中から、使えるものはないかと粘り強く考えたり、先生や友だちとのやりとりをとおして、考えを洗練させたりすることができた子どもたちに、拍手を送りたいと思います。
子どもたちにとって、つまずきの多い単元のひとつである「割合」。この時間は、本校の算数科研究の提案授業として実施され、主に中学年を担当する職員が参観しました。
割合の学習は、とかく「く=比べられる量」「も=もとになる量」「わ=割合」を求める式に、機械的に数字を当てはめるような、効率重視の学習になりがちです。
事後の研究協議会では、子どもたちの「解決したい」「わかるようになりたい」という「モヤモヤ」とした思いを大事にしながら、下学年からの学習の積み上げをしっかりとおこなって、5年生での「割合」の学習に繋げていくことが大切であることを、参観した職員で共有することができました。

今日10月3日(月)の放課後、駅伝大会に出場する選手を決定するための、タイム測定が行われました。選考のためのタイム測定は、今日が最後です。
子どもたちは真剣な表情で、タイム測定に臨んでいました。選手として駅伝大会に出場するために、(または、自己新記録を更新するために)がんばって走る姿は、とてもたくましく見えました。
また、先にゴールした子どもたちが、まだがんばって走っている仲間のことを応援する姿にも、感動しました。
互いに切磋琢磨し、励まし合い、高めあう子どもたち・・・素晴らしいなぁ!
駅伝の練習をとおして、大事なことを学んでいるのがわかります。

3年生は「太陽とかげの動き」の学習をしています。
今日10月3日(月)は、秋晴れ! 太陽とかげの動きを調べるには、絶好の観察日和。
3年1組の子どもたちが、観察装置を作って、朝8時30分頃からおよそ1時間おきに、太陽がどのように動いていくのかをじっくり調べていました。
朝、記録したかげは、長く西の方向に伸びています。
昼が近づくにつれ、だんだんとかげは短くなり、北の方向へと動いていきます。
そして午後からは、また長くなり、東の方向へと伸びていきます。
と、いうことは・・・?
1日を通して天気に恵まれたおかげで、しっかり観測できましたね。

10月29日(土)に実施予定の学習発表会にむけ、各学年では、すでにその準備が始まっています。校舎には毎日、歌声や劇のセリフを練習する大きな声が、響き渡っています。
9月29日(木)の昼の時間には、代表委員会が開催され、今年度の学習発表会スローガンが決定しました。
今年のスローガンは「心おどらせ みんなで はばたけ」です。
全校生にスローガンを募集し、応募作品の中から、児童代表委員会の選考により、1年生女子児童の考えたスローガンが選出されました。おめでとうございます。
「『心おどらせ』の部分からは、学習発表会を楽しみにしている気持ちが伝わってくる。『みんなで はばたけ』からは、みんなで協力して取り組んできたことを出し切って発表するという気持ちが伝わってくる。」
ということが選出の理由だそうです。う~ん、素晴らしいなぁ。
素敵なスローガンが決まりました。
代表委員の皆さん、休み時間を使っての選考、どうもありがとう。このスローガンのもと、全校生みんなが一丸となって、がんばっていきましょう! 発表会が楽しみだなぁ。

9月30日(金)午後6時30分から、サンライズ本宮で本宮市コミュニティ・スクール(以下CS)推進フォーラムが開催されました。
今回は、CS先進地区であるお隣の大玉村から、CS委員会の矢吹副会長をお招きしての講演と本市各CS委員会会長よるパネルディスカッションが行われました。
本校は、昨年度からCSになりました。
「CSの取組を子どもの学びにどう活かせばいい?」
「学校運営協議会、どうすれば活性化する?」
「地域や保護者の方々に、CSについて知ってもらうには?」等々
まだまだ発展途上でわからないことばかり。また、コロナの影響もあって思うような運営ができず、手探り状態が続いています。
本フォーラムでの学びを、本校の学校運営協議会の充実・発展と、子どもたちの健やかな成長に繋げてまいりたいと思いました。

本宮小では今年度、校内研修として算数科について研究や研修を進めています。
今日9月29日(木)の5校時、県北教育事務所の指導主事を指導助言者としてお迎えし、2年2組で算数科の研究授業を行いました。
三角形と四角形の特徴を考えながら、仲間分けをする授業です。
学習のめあては「三角形、四角形、どのようになかまわけすればいいかな」。
はじめに、示された8つの図形を前の時間に学習した「定義」や「性質(定理)」を思い出しながら、ワークシートに考えを記入しました。
「㋐は、三角形。」
「㋑は、四角形かな。三角形にも見えるよ。」
「㋒は、四角形っぽいけど……。」
「㋓は、三角形に似ているけど、ちょっと違うんじゃないかな。」 等々
8つの図形それぞれについて、自分の考えを発表し、友だちと比べながら、全員で仲間分けします。あわせて「なぜ、そのようにわけたのか?」仲間分けした理由(根拠)もみんなで考えます。
「㋕は、つぶれた形をしているけど、直線が3本だから三角形。」
「㋔は、ふにゃっとなってる。線がまっすぐじゃない。」
「㋗は、辺がぐにゃぐにゃになっている。」
「㋑は、線が短いところがあるけど、直線が4本あるから四角形」
「㋒は、線がつながっていない。」
仲間分けの理由を話し合うことで、見た目の様子ではなく、図形の構成要素を正しく理解できるようにしていきます。子どもたちからは、この時間の学習のポイントを、しっかりととらえられた発言がたくさん聞かれました。
友だちの発表をしっかり聞いて、まとめもみんなで考えます。
三角形、四角形かどうかを確かめるときは…「何本の直線で囲まれているかに注目すればいい。」
真剣に課題に取り組む2年2組の子ども達の姿が、たくさん見られた授業でした。
放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。

もうすぐ10月。朝夕は、ずいぶんと涼しくはなっていますが、昼間は、まだまだ日射しが強い日があります。
今日9月29日(木)3校時には1組、4校時には2組の子どもたちが、第2校庭で太陽の動きと影のでき方の観察・実験をしていました。
「かげって、どこにできるんだろう?」
遮光板を使って太陽の位置を確認したあと、ふりむいてかげが反対側にあるかを確かめます。
つぎは、友だちと影遊びをしながら、太陽の方向とかげの方向を確かめます。国語科で学んだ「ちいちゃんのかげおくり」を思い出して、実際に「かげおくり」もやってみました。
そして、「太陽の方向と反対の方向にかげがある」ことを確かめました。
自分でかげをつくってみて、太陽とかげに興味を持った子どもたち。
「かげって動くのかな?」
「かげの長さは変わるのかな?」
3年生はこれから、「かげ」の謎を解き明かします。
