今日の出来事
8月24日 4年生が音楽科の学習で、サミングにチャレンジしていました。

サミングとは、親指でリコーダーの裏穴に少し隙間をつくり、1オクターブ高い音を出す技巧です。ちなみに、サムとは親指のこと。

どれくらい隙間を空ければよいかは、実際に体験してみなければ分かりません。微妙なポイントを探ることも大切な学習です。
少しずつですが、ポイントをつかんできたようです。

何度も繰り返し取り組むことも大切な学習。確かなスキルを身に付けるためには、反復練習は欠かせません。

みんなで音を揃え、授業を終えました。リコーダーのきれいな高音が揃う日を楽しみにしています。がんばってね4年生。

今日の出来事
8月24日 この時期、ほとんどの学級で「自己目標」を設定します。自分ががんばることを自己決定し、取り組んでいくようになります。「自己目標」は、いわば自分との約束ですね。

この学習は学級活動(2)の学習になります。学級活動(2)は、自分の生活上の課題の改善を目指して取り組むものです。ですから、自分の意思決定が鍵を握ります。
どの子も、自分が何をがんばればよいか真剣に考えていました。この「自分、見つめ力」が5年生の強みの一つ。しっかりと自分を振り返り、未来の「なりたい自分」をイメージしていました。一人一人の目標がしっかりと達成されることを心から願っています。

ちなみに「自己目標」はより具体的な方が、定期的な振り返りが効果的に行えます。「国語をがんばる」よりも「漢字が苦手だから、自主学習で漢字練習を毎日1ページがんばる」といった感じです。
この2学期が、自分で自分を高める学期となることを願いました。
今日の出来事
8月24日 5年生の算数科。合同な三角形のかき方を学習していました。

教科書には3パターンのかき方が載っています。どの考え方にもそれぞれのよさがあって、その多様な考え方に目を向けていくことも算数科の大切な学びです。3つの方法は、どのような考えで行ったのかを説明する力を育てていくことも確かな学力の定着には不可欠です。「表出(アウトプット)」の力は、論理的に考える力にもつながります。

子どもたちは、まずは自分がかきやすい方法で作図を始めました。

作業がとても丁寧です。

コンパスを使っての長さの「測り取り」も正しく行っていました。
コンパスの脚の部分をもって作図をすると形が狂うときがあるのですが、コンパスの頭の部分をしっかりとねじって作図をしていました。



最後になりましたが、この学習は分度器やコンパスを使います。一人一人の作業時間を確保する上でも、確実にご準備いただきますようお願いいたします。
今日の出来事
8月24日 4年生が校長室に取材にやってきました。
「失礼します。お忙しいところすみません。国語の学習で、新聞を作っているのですが、にゃん四郎のことについて質問してもいいですか。」
なんと丁寧な言葉遣いでしょうか。また、その立ち居振る舞いも、たいへん礼儀正しいのです。人と関わる体験的な学びは、人への適切な関わり方も学んでいきます。これが、授業で育つということですね。
「にゃん四郎は、いつから岩根小にいるんですか?」
そうか、この子達は、にゃん四郎の記事を書きたいのね。子どもらしい、素直な着眼点です。

礼儀正しい子どもを見ると、こちらまでその思いに応えようと張り切ってしまいます。
「そうねぇ、どうやって調べようかねぇ。卒業アルバムでも見てみようか。」
そうすると、ある年度の卒業アルバムに、にゃん四郎が写っていました。
「あっ!いた!」

学びは、誰かに与えられるばかりではなく、自ら手に入れることも大切です。そして、発見は何よりの喜びでもあります。教師の一番の仕事は「学び心」に火をつけること。担任の先生の丁寧な指導が伝わってきました。
「このアルバムを貸すので、にゃん四郎のことくわしく調べてごらん。」
そう伝えると、
「ありがとうございます。」
と丁寧なお礼の言葉が返ってきました。言葉を大切にするその姿を見て、温かな気持ちになりました。

どんな新聞ができあがるか、今から楽しみです。
連絡事項
8月23日 2学期が始まって2日目。今日もたいへん暑い日でした。この天候は、長期休業明けの体にはだいぶきついと思われます。
学校では、熱中症アラートに基づき、外遊びの制限、水分補給の指示を行いながら、体調面に気を配っているところです。引き続き、体調管理には十分留意していきます。
本日、学校だより「春蘭」№9を発行しました。ご一読ください。
230823_学校通信09(地域版09) ←こちらからご覧いただけます。

