4月14日(木)に起きた「熊本地震」。新聞やテレビからは、余震が続き、家に戻れない。夜も眠れない。帰る家がない。大切な人を亡くした人など、涙がこぼれるニュースを目にします。でもその一方で、被災者のことを思って行動している心温まる活動や言葉を多く聞きます。
5年前、私たちの福島県は、東日本大震災による未曾有の被害に加え、東京電力福島原発の事故により、経験したことのない大きな喪失体験をしました。そんな時、全国各地からの支援を受け、復興へ歩み出すことができました。

一人ではできないことも、みんなが力を合わせればできることがあります。私たちの生活は、みんなが一緒に支え合って暮らしています。そこで、糠沢小学校児童会でも、みんなの気持ちを「義援金」として募金を集めることにしました。

南達陸上大会が来週に迫ってきました。本気になって練習に取り組む子どもたちの一生懸命な思いに応えるように、先生方も熱心に指導にかかわっています。大会当日は、自分自身のがんばりに1等賞をあげられる活躍ができるに違いありません。



そして今日は、全校集会で陸上大会へ向けた壮行会が行われました。4年生のみんなが中心となって応援団を結成し、準備や練習を進め、5・6年生の健闘を願って応援を行いました。
この壮行会へ向けて、各学年で応援の練習を事前に行うなど、1~4年生のみんなと先生方の思いが一つになった壮行会となりました。
がんばれ5・6年生! フレー・フレー・糠沢小!



毎朝登校してくると、すぐに着替え、朝のマラソン活動に取り組む子どもたち。何気ないこの姿勢が素晴らしいです。教室へ戻ると、学級朝の会が始まります。その中で、月の歌を歌うことになっています。5月は、「パワフルパワー」という曲です。各教室から元気な歌声が響いてきて、学校が活気をもったかのように感じます。
先日は、3年生のみなさんが1年生教室へ来てくれて、「パワフルパワー」の歌に合わせた振り付けを教えに来てくれました。


声に出して歌うことで、心が解放され、みんなの気持ちが一つとなり、朝から元気いっぱい、笑顔いっぱいで一日がスタートしています。
学校で一番大切なものは、それは、子どもたちの「命」です。
もし学校が緊急事態になった場合、我々教職員は、子どもたちの命を最優先に守ります。しかし、夢や希望にあふれる子どもたちには、「自分の命は自分で守る」ことを教えていかなければなりません。
全国的にも、子どもたちを狙った犯罪が増えていることから、危機回避能力を高めていく必要があると考え、毎年、防犯教室を行っています。
3~6年生は、西校舎内に不審者が侵入したとの想定で行いました。犯人役の先生の迫真の演技に、子どもたちもどうすればよいのか学ぶことが多かったことと思います。そして、郡山北警察署本宮分庁舎生活安全課の方や白沢駐在所の方の話を聞き、危機を察知して不審者から距離を保ち、すぐに逃げる、すぐに知らせるなどを実感できたことと思います。



1・2年生は、実際の場面を想定したロールプレーイング(劇)を通して、不審者への対応を学習しました。道路やお店で声をかけられた場合、家の人が留守中の訪問の場合、落し物を一緒に探してくれないと声をかけられた場合など、その場面を見て、みんなでどうしたらよかったのか考えました。子どもたちの演技も上手でしたが、周りで見ていた友達も、「逃げて!」と声をかけるなど、学びを共有し深めることができていたようでした。最後に、犯罪にあわないように、「いかのおすし」を約束事として再確認しました。



いざという時、明暗を分けるのは、教えていただいたように「変だなと気づくこと」「距離を保つこと」「声を出すこと」「逃げること」です。実際に怖い目にあってしまった時、子どもたちは足がすくんで逃げることもできず、声も震えて出せないということを聞きます。大事な子どもたちの安全を守るために、防犯ブザーの携帯をお願いしたいと思います。
そしてこれからも、学校・家庭・地域が一体となって、安心・安全な学校づくりを一緒に進めていきたいと考えます。
本校の子どもたちは、毎朝元気に登校してくると、すぐに身支度を整え、校庭に出てきて朝のマラソンを行います。自分の立てた目標に向かって、どの学年も一生懸命に走っています。これは、本校の自慢の一つでもあります。
また、2校時目の休み時間には、みんなが外に出て、固定遊具やミニハードル、ラダーなどを使い、サーキットトレーニングを行い、体力向上に努めています。






各担任の先生方は、一人一人に継続して活動する目標を立てさせ、頑張る姿を見守り、励まし、努力していく中で成果を実感させていけるよう働きかけをしてくれています。
年間を通して、本校の目標の柱の一つでもある「元気な子」を目指し、自ら健康な生活をつくる元気力の育成に取り組んでいる毎日です。