日誌

わだっ子の算数「100より大きい数」でも!―2年授業研究―

 21日(火),校内における授業研究が行われました。2年生を対象とした算数科の授業でした。本校では,子どもたちの「考える力」や「学び合う力」,「言葉の力」を育成するために学校教育活動を進めています。特に,子ども自らの考えを「ことば」で表現し,考えを伝え合ったり話し合ったりしながら,よりよい思考力・表現力・活用力の向上を目指した学習を展開しています。

 今回は,「100より大きい数」で,3位数を表現する学習内容でした。導入では,何本あるかわからない「クリップ」をゲームにて掴み取り,その後勝敗を決めるために「どのように数えたら間違わないで数えられるのか?」という工夫した数え方を通して,3位数までの数を表現しました。既習事項を活用して「1から数える子」「10ずつ,100ずつまとまりをつくる子」「正確な数が出せないで,困っている子」など,色々な姿が見られました。その後,クリップの数を「早く・正しく数える工夫」という視点で話し合いが進みました。子どもたちは,色々な数え方を探し,楽しそうに学習に参加していました。

 授業終了後は,参観された先生方による「ワークショップ型研修会」を開催し,子どもたちの反応と教師の指導に関する振り返りなど,付箋紙の活用で話し合いました。

【授業の様子】

                           問題提示
 
       解決のために操作活動        工夫しながら操作活動 

            各班の説明を聞く 

  全体で確認

【事後研修会の様子】


    記録や話し合いより,授業に関する分析結果