日誌

3年道徳「朝のできごと」偏見、差別を生まないために

 感染予防措置をがんばっていても、だれが新型コロナウィルスに感染するか分かりません。今日は、快復して登校する子どもの気持ちを題材にした授業を行いました。お話の中では、あいさつをしても、無視されたり、ひそひそ話をする子が出てきます。「なぜ無視したと思うか。」「どんなひそひそ話をしていると思うか。」もちろん3年生にも分かります。担任が「この学級でも、無視してしまう子がいるかもよ。」と言うと、「言いません。」と返事をします。「では、どんな言葉をかけてあげるか。」「私たちのクラスでは、どんなことを大切にしたいと考えるか。」を問うと、一生懸命考えて、「心配したよ。」「元気になって良かった。」「また、いっしょに遊ぼう。」「元気に登校してくれてうれしい。」「何があっても仲良くする。」「友達を大事にする。」「悪口や無視をしないで仲良くする。」と発言していました。悪いと分かっていても同調してしまったり、自己中心的で公正、公平に接することができなかったりすることは、誰しもがもっている人間の弱さです。道徳科の授業では、これらの、人間の弱さにも向き合い、不安や迷いを抱えながらもそれらを乗り越え、よりよく生きるための道徳性を養っていきます。家庭でも、差別や偏見をなくすためにどうしたらよいか、お子さんと一緒に考えてみてください。

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