日誌

東日本大震災から学んだこと ~命・家族~

  3月11日(火)本宮市復興の集い2014が開催されました。
 本校からは5年生の児童が出席しました。児童は、震災当時小学2年生で修了式を1週間後に控えていた時期でした。その当時の気持ちを思い起こし、以下のような体験発表をしました。
【発表の要旨】
 2011年3月11日、この日はぼくの8才の誕生日でした。その日、ぼくが学校から帰るとすぐに、急にあたりがゆれ始めました。「グラグラグラ」と大きくゆれ、この地震が歴史に残る大地震となったのでした。

  その日、水も電気も止まりました。お父さんは仕事、お母さんはぼくのケーキを買いに行ったまま帰って来ません。夜になって、みんなが帰って来ました。もちろん、誕生日プレゼントはなし。しかし、「家族みんなが無事」という最高のプレゼントをいただけました。何よりも大切なプレゼントです。

  次の日、電気も水道も復旧しました。しかし、この地震で、約16,000人の死者が出たのが悲しいです。
 今も震災のつめあとは深く残っていますが、この経験を生かして、これからの未来につなげていきたいと思います。