日誌

仲間・感動・本物体験の音楽祭

9月19日(木)に安達地区小中学校音楽祭(第2部合奏)が開催されました。本校は、5,6年生全員(28名)で、ヴァンゲリス作曲、佐藤丈治編曲による、映画「炎のランナー」のテーマ曲である「Chariots of Fire」の演奏に挑戦しました。
 指導は佐藤圭美先生を中心とし、教務主任・1年~6年までの全部の先生方が担当の楽器の分担し、練習は放課後の時間に行ってきました。また、夏休み期間も、猛暑の中、集中して練習に取り組んできました。
 本番の演奏では、これまでの練習の成果を十分に発揮し、28名の児童が心を一つに合わせて演奏することができました。発表を終えた児童の表情が満足感を漂わせるものでした。児童・保護者・教師共に充実感を味わうことができた音楽祭までの取り組みでした。
 審査員の先生方からは「とてもよくまとまった合奏でした。しっかりした打楽器のリズムにリコーダーや鍵盤楽器がのっていて安定した音楽になっています。」「やさしく柔らかな落ち着いたハーモニーを保ち、演奏してくださいました。流れる車窓からの風景を眺めているようなたくさんの情景が浮かんでくるような印象を受けました。」「少人数でもしっかりとまとめられた演奏がとても素晴らしかったです。今後も様々な曲にチャレンジし可能性を広げていってくださいね。」というすてきな、そして指導者にとって、やりがいのある講評をいただきました。
 本校は平成19年度以来途絶えていた合奏を昨年(平成24年)復活させることができました。今年は、2年目ということもあり6年生が頼もしいリーダーシップを発揮し、練習を行ってきました。5,6年生全員の参加でしたが、チャレンジ精神をもちコンクールの部門に参加しました。楽器の運搬にも多くの保護者の協力があり、会場にも家族ぐるみで鑑賞においでいただきました。ありがとうございました。
 「仲間・感動・本物体験に勝るものなし。仲間なしに感動はなく、本物なくして感動はない。」と言われますが、感動なくして人間の成長はあり得ないと考えています。その意味でも、貴重な経験のできたこれまでの取り組みでした。
※写真は、録画した映像から切り取ったものです。会場でカメラ撮影は行っておりません。