日誌

わだっ子!の枕草子-和田バージョン5年生-

 和田小では,「和田のさと」に誇りがもてる子どもを育てるために,地域にある「ひと,もの,こと」を活用した教育活動「ふるさと教育」を行っています。
 今回の学習発表会では,「和田のさと」枕草子(清少納言)のように,5年生が和田バージョンとして作品を発表しました。その作品は,子どもたちが「和田」を純粋な目で感じた「素敵だな」「こんなにいいところがあるんだな」「やっぱり和田っていいところだ」と,表現しています。<「枕草子」和田バージョン>を紹介します。なお,5年生は,「和田のさと」を絵画でも表現しています。その絵画は,11月に開催されます白沢地区文化祭にて展示しますので,会場でご覧ください。

         「枕草子」 和田バージョンー5年生作―

【春】

 春は運動会。桜の花びらが散る校庭中に,花びらがいっぱいでピンク色のカーペットのようだ。風のかおりもよく,顔にここちよく当たって気持ちがいいな。草木や花たちも春風にゆられながら笑っていたよ。

【夏】

 夏はプール。あおむけになってぷかぷかと優雅に泳いでいる子どもたちの笑顔は,太陽の光よりまぶしいよ。虫たちも活発に遊んでいて,わたしもいっしょに遊んだよ。

【秋】

秋は夕日。真っ赤の空には,からすの鳴き声でにぎやかだ。あっ,からすの大群だ。からすたちの影があっという間に小さくなっていき,消えてしまった。からすのねどこはどこなのかな。

【冬】

冬は雪。朝からしんしんと降り,真っ白い綿のようだ。雪をふむとキュッキュッと軽快な音がする。雪の上のみんなの足あとが「はんこ」をおしたようだ。雪を手に取ってふぅ~と息をかけるときらきらととんでいったしまった。