日誌

140年のバトンを未来につなごう「記念パンフレット」が完成

 12月10日は和田小学校創立140周年目となる記念日です。この記念となる日に「創立140周年記念パンフレット」が印刷所より学校に届けられました。
 ※「創立140周年記念パンフレット」は、全部で6ページで構成されていますが、ポータルサイトでは、5ページまでを掲載しました。
 
 本校は、平成25年度に創立140周年を迎えることから、地域の方々への感謝の気持ちを込め、様々な教育活動に取り組んできました。和田小学校のこれまでの歴史を紹介したいと思います。【 【和田小学校の歴史(学習発表会における「呼びかけ」より抜粋)】
 明治の初め、日本の各地に初めて学校ができました。私たちの学校も、明治6年12月10日、白岩小学校第2支校という名前で 岩角寺に誕生し、明治7年6月 和田小学校と名前が変わりました。
 学校の沿革誌の記録によると、明治26年 学校20年目の児童数は179人、大正12年 学校50年目の児童数は なんと353人でした。
 学校の建物は、屋根は、瓦葺きとなり、窓は、障子紙の窓から、ガラス窓になったそうです。
 大正11年に、学校でオルガンを購入しましたが、とても値段が高くみんなの自慢でした。
 校旗の模様は、3つのお椀と桑の葉。お椀はこの和田の里に言い伝えられてきた「椀田の清水」、桑の葉は、この和田の里で盛んだった養蚕から考えられました。
 当時から、ふるさと、和田の里を愛し、みんな仲良く、健やかにという願いが込められていたのだと思います。
 そして、昭和30年、私たちの学校は、町村合併で白沢村立和田小学校となりました。
 その頃の校舎は、今の校庭の鉄棒のあたりにあり、幼稚園の所に講堂がありました。
講堂まで行くのには階段を下りていったということです。
 創立百周年を迎えた昭和48年の児童数は220人でした。学校の昇降口の前には記念碑が建立されました
 今の校舎ができたのは、昭和61年。27年前のことです。保護者の中にも、この校舎に通った方々もいます。


 丘の上に立つ私たちの学校からは、和田の里がぐるっと見渡せます。春はピンクや黄色の花の色。夏は真っ青な草の色、秋は黄色や赤の紅葉した葉っぱの色、とってもきれいです。そして、西には雄大な安達太良山が見えます。



 私たちの学校は、ふるさとを愛し、みんな仲良く、明るい学校であってほしいと願っています。その伝統をつないでいくのは、児童一人一人です。
 和田小学校で学んだみんなが、同じ思いをもって140年、バトンを受け継いできました。
 しっかり勉強し、体を鍛え、友達と仲良くし、下級生に優しくし、周りの人たちに感謝の気持ちを持って一日一日を過ごすことが大切です。
 創立140周年の記念に、「創立140周年記念パンフレット」と「クリアホルダー」を作成しました。準備が整い次第、和田地区内の全家庭にお届けする予定です。