日誌

わだっ子へ「努力は宝物!」-第1学期始業式の校長講話-

4月6日(水),第1学期始業式にて,校長講話として,まず子どもたちへ進級のお祝いを述べました。新しい先生方の着任式,そして学級担任等の発表,その後校長講話「できるようになりたい。そのための努力は宝物!」という題名でお話をしました。
<校長講話>

「できるようになりたい。」そのための努力は「宝物」!

皆さんは,今日から学年が一つ上がりました。(進級しました。)おめでとうございます。去年1年間,皆さんは「目標を持ち,最後まで努力し,目標へ近づきましたか?」(挙手)「いや!そんなにできなかったよ!」「少しは,目標までできました。」「頑張ったけれど,なかなかできるようになりませんでした。」「途中で,止めてしまいました。」など,最後までやり続けることは難しかったという声が多く聞かれます。3学期の修了式の時にも,次の5つについて,皆さんへ聞きました。ところが,「できなかった」という人が多く見られました。そこで,今日から学年が一つ上がり,進級した皆さんへ大切なお話を伝えますので,よく考えましょう。

一つ目は,「できないからと言って,諦めないこと」です。できるようになるには,簡単ではありません。漢字テストや算数計算,体育のなわとびやマラソン,読書,給食,授業中に手を挙げて発表することなど,どれも努力しなければできるようになりませんし,楽しくもなりません。「できないから,嫌だからと言って,諦めない強い心」を持つようにしましょう。

二つ目は,「いじわるや仲間外れをしないこと」です。人間は一人では生きていけないことを,皆さんに何度もお話しました。友だちや相手が困るようなことをして,「楽しい!」と思うことは,絶対にやってはいけません。「〇〇は好きでないから」とか,「〇〇はむかつくから」とか,「〇〇と遊びたくない」とか思う心やいじわるをすることはしないと約束しましょう。

三つめは,「思いやりの心を持ち,行動をすること」です。和田小学校では,「いじめゼロ」の人型言葉があります。覚えていますか?皆さんは,先生と一緒に話し合って「嫌なことば,いじわるな言葉」を使わないように決めた「人型」のいじめゼロを作りました。しかし,「乱暴な言葉」を言う人がいました。とても残念なことです。

去年は,「いいこと見つけキラリボックス」を設置し,キラリといいことをしたお友だちを紹介して頂きました。今年は,「思いやりの木」という木を設置するそうです。詳しいことは,道徳の先生から()明があります。※4月12日全校朝会「いじめ防止集会」にて

「できるようになりたい」という気持ちになるのは,誰にでもあると思います。そのために,諦めないで「努力」することは,素晴らしい「宝物」と言ってもいいでしょう。今年は,たくさんの「宝物」ができるよう頑張りましょう!