日誌

わだっ子!「意志と行動」で命を守る!―第2回避難訓練―

 11月13日(金),第2回避難訓練を開催しました。今回は,休み時間に「火災が発生した。」という想定で訓練を行いました。授業中ではなく,子どもたちが遊んだり活動したりしている時間帯に,自らの「意志と行動」により,指定された避難場所へ安全に移動ができるための学習でした。

 教職員は,子どもたちの実態や安全を配慮して,分担箇所に配置しました。子どもだけで行動することを想定していますが,自らの「意志と行動」へ移れない場合(恐怖を感じる子どもへの配慮も)も想定し,随所に教職員が配置され,訓練を進めました。

 さらに,消火訓練も行いました。まず,教職員が消火器を使用して消火をしました。次に,5・6年生の代表児童が消火器にて消火しました。正しい手順にて手際よく操作ができました。最後に,児童代表の6年より御礼の言葉を述べました。南消防署員の方より,児童の自主的な避難行動,教職員の行動などを観察していただき,課題や改善点をご指導いただきました。感謝申し上げます。

 3.11東日本大震災時,大変な恐怖を感じた子どもたちですので,「命を守ること」を最優先し,安全に避難が自らの「意志と行動」によりできるよう願い,第2回避難訓練を行いました。今後も,「防災教育」の一つとして,教職員,子ども,保護者の皆様,住民の皆様,関係者の皆様と「命を守る」訓練を進めて参りたいと考えます。