日誌

わだっ子の「算数的思考力」を伸ばす!―5年算数科授業研究―

 11月15日(),校内において5年生算数科の授業研究を行いました。単位量当たりの大きさの学習で,算数的な思考力を伸ばすためには大切な学習です。今回は,「ならす」というキーワードを基に,身近な場面における問題から,「単位量当たりの大きさ」を考える学習でした。

 生活の中においては「ならす」という行動や作業は多く見られますが,算数的な考え方を基に,「ならす」ことの意味や「ならす」の学習内容を通して,単位量当たりの大きさを学びました。走り幅跳びの様子,砂場をならす様子,ジュースの入ったコップの様子から,問題をとらえ,本時のめあてを設定しました。個人的な思考力は,グループ活動や話し合いにより一層伸びると言われていますので,今回も学習活動の中に「グループ・発表・話し合い」を適宜取り入れて進めました。様々な考え方や表現の仕方を検討し,一般化を導くために,学級での算数に関する約束「星」の数との比較を進めるなど,工夫された授業でした。

 授業後は,事後研究会を行い,テーマに迫るための話し合いが行われました。

<授業の様子>


<事後研究会の様子>