日誌

大発見をしました

 11月21日(木)3校時、4年生の理科の学習において「もりの案内人」の渡辺幹夫さんにおいでいただき、学校敷地内の樹木の観察を行いました。
 体育館の脇にさしかかったとき、ある児童が「変なものが枝に刺さっている」と叫びました。みんなでおそるおそる近寄ってみると、1週間前にはなかった「トカゲ」が枝に刺
さっていました。

 みんなが不思議がっていると、「はやにえ」というんですよと答えた児童がいました。渡辺幹夫さんが、それは「もずのはやにえ」というんだよと詳しく教えてくださいました。みなさんは、ご存じでしたか?
 思い返してみると、昨年も今頃、同じ木にあったのを児童が発見し、何だろうと調べた記憶が蘇ってきました。「もずのはやにえ」は、百舌鳥の早贄と書きます。
 「百舌鳥の早贄」は、もず」という鳥の習性で、主に秋頃に行われ、捕らえた獲物を尖った木の枝に突き刺して飛び去ります。冬に食べ物を残すためと考えられていますが、専門家の中でもはっきりしていないそうです。不思議ですね!