日誌

今日の給食は (№284)

  紫黒ごはん、こづゆ、にしんとまんじゅうの天ぷら、大根炒り、牛乳 689キロカロリー
【一口メモ】 学校給食週間<会津地方の郷土料理>
 会津地方の郷土料理を取り入れました。◎紫黒ごはん・・・会津産の紫黒米を地元産の白米に混ぜて炊き上げました。紫黒米は白米に比べると、たんぱく質、ビタミンB群、ミネラル分が多く含まれています。◎こづゆ・・・帆立の貝柱を出し汁に戻し、ほぐした貝柱に豆麩、里芋、人参、しらたきなどを加え、酒、醤油で味を調えます。江戸時代後期から明治初期にかけて会津藩の武家料理や庶民のごちそうとして広まり、現在は正月や祝い時などに作られています。◎「にしんとまんじゅうの天ぷら」は、会津地方の家庭料理で、お彼岸やお盆に欠かせない料理です。仏壇に供えて固くなったまんじゅうを「もったいない」ので天ぷらにしておいしく食べる知恵から生まれたものです。また、江戸時代、会津は山に囲まれており、海のものが手に入りづらく、北海道で獲れたにしんを乾燥させて「みがきにしん」にしたものが流通していたそうです。 これが会津地方に運ばれるようになり、保存がきく、たんぱく源になるという理由から重宝されるようになったといわれています。調理員さんたちがひと手間かけて美味しく仕上げました、味わって食べましょう!

タグ 給食